はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ガスコンロ交換

2020年10月31日 | 我が家

2020/10/31

 

台所のガスコンロを交換しました。

最近、マンション管理会社からガスコンロ交換のキャンペーンというパンフが入っていました。

今使っているコンロは入居時からですが、特に困ることはありません。でも五徳の掃除のしにくさ、魚焼きグリルが片面というところは不便を感じていたので、もう15年使ったのだから、この際、交換してもいいかなと思いました。

 

うちは東京ガスの修理保証サービス(TESメンテナンスサービス)に加入していて、メンテナンス・修理代は無料になるのです。

そこでマンション管理会社のキャンペーンのほうではなく、TESメンテナンスサービスのほうに訊いてみたら、修理・交換ということにすれば器具代だけで取り付け費等は保険から出るということでした。

そこでガスメンテナンスサービスに依頼しました。管理会社キャンペーンのものより上位機種が15,000円ほど安くなりました。

今朝9時頃、作業の方が来てくれて1時間足らずで終わりました。

新品のコンロです。 Paloma ブリリオという製品です。

天板がガラストップで掃除がしやすい。そして魚焼きグリルも両面になりました。

オートメニューを選んで1度押すだけで、土鍋でご飯が炊けたりするのも便利そうです。

 

ガスコンロは毎日ほぼ3度は使っていますから、便利になるのがうれしい。

 

 

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三島由紀夫というヴァーチャル・キャラクター

2020年10月30日 | 三島由紀夫

2020/10/30

 

東京バレエ団の「M 三島由紀夫」の公式パンフを会場で買ったのですが、なかに内田樹氏の寄稿がありました。

「三島由紀夫という〈起源〉」。

これが興味深くて、またひとつ三島理解が開けたような気がしたのです。

(一部を引用)

【三島由紀夫はその作品が書かれる前には存在しなかった。平岡公威は三島由紀夫に命を吹き込み、三島由紀夫という作家に「作品の起源」の座を譲るという仕方で姿を消した。後に残されたのは三島由紀夫という「あたかも全作品の創造主であるかのように仮構された被造物」である。】

つまり、三島由紀夫というのは平岡公威が創造した人物=虚像だということ。

マリオネットのように、あるいは人形浄瑠璃の人形のように、背後で平岡公威に操られていたということかな。内田氏は、今ふうに「ヴァーチャル・キャラクター」と表現しています。

これを読んだときに、なるほどなあ~と思ったのです。

平岡公威は小説を書くときは三島由紀夫という小説家になって小説や戯曲を書く、三島由紀夫で映画に出る、ボディビルをする、筋肉写真を撮らせる、剣道をする・・・etc.

平岡公威本人ではできないことでも、三島由紀夫にさせればできるというものだったのでしょうか。

それが「仮面」と言うものだったのかもしれない。

『仮面の告白』を書き上げた直後、三島は『近代文学』に載せる予告広告の文面に、「この告白を書くことによって私の死が完成する・その瞬間に生が恢復しだした」と述べている箇所があります。「私の死が完成する」とは、どういうことでしょう?私は、平岡公威は抹消して、三島由紀夫として生きていこう、ということかと解釈したのですが。

しかし、どうしてたって三島と平岡は不可分な存在なので、あまりにも平岡公威とは乖離していくことによって、三島として動くことが苦しくなってしまったのかもしれない。

あの不可解な自決事件も、平岡公威として死んだのではなく、虚像・三島由紀夫として死んだとなれば、わかる気がするのです。最後まで演技をしていたのでしょう。

それにしても、なぜそんなふうな虚像を作り上げて生きてきたのでしょうか。それもまた探ってみたいところです。

 

 

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モーリス・ベジャール振付 東京バレエ団「M」の動画

2020年10月29日 | バレエ

2020/10/29

 

24日の東京バレエ団公演「M」が印象深くて、いろいろ思い出しているのですが、調べると1993年初演時の動画がありました。

NHKテレビの「芸術劇場」で放送されたようです。

画質はあまりよくありませんが、衣装、振付、舞台装置などほぼ今回と同じで、記憶を思い起こせます。バレエはなかなか放送されませんから記録としても貴重です。劇場で見るものは一期一会のことが多いのです。

稽古風景、ベジャールのインタビュー、黛敏郎のインタビューの後、18分58秒頃から公演が始まります。1時間以上と長いので、興味のある方はどうぞ。

世界初演 モーリス・ベジャールの「M」 PartⅠ

 

冒頭の黛敏郎の日本的な音楽が将来の悲劇を予感させるようです。女性たちは波、潮騒です。

実際の舞台でも、祖母に手をひかれた学習院の制服を着た少年が出てきたときから、何か胸に迫るような痛々しい感じを受けました。子どもの無邪気な素直さが、かえって涙を誘うのです。

 

ベジャールのインタビューでは「M」というのは多くの意味があると語っていますね。三島のMでもあると思うし、神秘(mystere)の「M」、死(Mort)の「M」、音楽(Musique)の「M」と。

「三島を人間として作家として心から感嘆している。三島は多くの様相を持っていて、実に多様な小説を書いたといっています。非常にモダンでありながら、日本の伝統文化を守った人でもあった」

言われてみると、本当にそのとおりだ、そういう人だったなあと思われるのです。

黛敏郎は、ベジャールが自由に作曲させてくれたと言っています。能楽のリズムがもとになっているので、西洋音楽と違って難しい。不規則なリズムで拍子がないので、いつ出るか、いつヤアというのか、踊るほうは大変だったと思うと言っています。

 

後半部分はpartⅡ動画になります。

切腹場面は大人の三島ではなく、学習院の制服を着た子どもの三島なのです。この少年は初めから終わりまで、重要なところで出てきます。

私が切腹と思われる場面で不意に泣けたのは、ただただ子ども姿の三島がかわいそうと思ったからなのでした。三方の前に正座する、それだけで、これから行われることがわかるのです。ぱっと広げた扇で顔を隠す、上から花弁が落ちてくる。それだけですべてが伝わりました。

ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の「愛と死」がピアノの生演奏で流れます。

世界初演 モーリス・ベジャールの「M」 PartⅡ

 

こうして動画で見返してみると、音楽がいかに物語の感情を伝えるのか、改めて感じます。

このときはカーテンコールにベジャールも黛敏郎も出てきています。

 

 

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今年のGPSフィギュアの点数は非公認

2020年10月28日 | フィギュアスケート

2020/10/28

 

去年の今ごろはスケートカナダが開催されていて、羽生選手が優勝したんですよね。

gooブログでは1年前のその日の記事をメールで送ってくれるので、思い出します。

その記事 https://blog.goo.ne.jp/yoshieri/e/1bc7a4c3625f6c37e30328449cfed260

今年は物足りないシーズンではあります。

コロナで中止の大会が多いなか、24日開幕したスケートアメリカでは、ネイサン・チェンが自己ベストを上回る111.17点を出しました。

国際スケート連盟(ISU)は、今年の得点は非公認にするとの発表がありました。

〈ジュネーブ=共同】国際スケート連盟(ISU)の広報担当者は26日、新型コロナウイルスの影響で変則開催となった今季のフィギュアのグランプリ(GP)シリーズについて、得点は世界歴代最高や自己ベストなどISUの公認記録に反映しないと明らかにした。各大会の出場者を地元選手や開催国に拠点を置く選手らに制限しており、公平性を保つため。

世界ランキングのポイントを付与しないことや、記録した得点が世界選手権などの出場に必要な最低技術点に適用されないことは開催概要で公表していたが、自己ベストなど記録の扱いは明記していなかった。

24日に閉幕したGP第1戦、スケートアメリカの男子ショートプログラムでネーサン・チェン(米国)が出した、自己ベストを上回る111.17点も非公認となる。〉(日本経済新聞)

ネイサンは確かによい演技ではありましたが、目の肥えたファンによれば盛った点数だったそうで、アメリカらしい自国びいきでしょうか。他国選手に対してのアピールでしょうか。

 

最近、バレエのほうを見ている私ですが、バレエを見慣れた目から見るとフィギュアスケートはやっぱりスポーツだなあと感じます。一つ一つのエレメンツに点数がつく競技、試合ですからね。

ロステレコム杯は11月19日、NHK杯は11月26日、12月24日からは長野のビックハットで全日本も行われます。

ロシアは若い女子たちが伸びているようで、見るのが楽しみです。

 

 

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花苗と球根植えつけ

2020年10月27日 | 花・植物

2020/10/27

 

今日は青空が気持ちのよい日。風もなく穏やか。

花の苗を見に、ちょっと離れた花屋へ自転車を走らせました。ここは花苗の種類も数も多いのです。

パンジーの苗がたくさんあって128円は安い。

パンジー、ガーデンシクラメン、イタリアンパセリを買ってきました。取りあえず自転車のかごに乗る数だけ。

 

土に改良剤を混ぜて1ヶ月ほどおいたプランターに植えました。

9月に買っておいたチューリップ、アネモネ、フリージアの球根も植えてしまいました。

終わった頃には、日も暮れて暗くなったので写真も撮れなくなってしまった。

最近は暮れるのが早いですね。

久しぶりにしゃがみこんで作業をしていたら、太ももは張ってくるし、腰は痛くなるしで、体にもガタが来ている感じ。よっこらしょで、よろよろと立ち上がりました。やっぱりコロナで運動不足なのかしら。

夕食を終えたら、ソファでうたた寝をしてしまいました。

うたた寝をしたら回復したのですが、冬に向かう頃は、毎年疲れやすくなる気がします。気をつけなくては。

 

 

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