はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

肩関節周囲炎(五十肩)の原因④

2020年07月11日 | 五十肩の記録

2020/07/11

 

五十肩はいろいろ原因がいわれてますが、私の場合、原因と思われるのはスマホとウクレレかなあ。

五十肩になる少し前にスマホが突然壊れて、新しいスマホにしたのですが、そのときに早く慣れようと頑張ってスマホに向き合っていたこと。

このスマホ関係で契約やデータの取り出しなどでいろいろあって、ストレスも感じていたし、背中を丸めて、じっと小さな画面を見つめる時間が長かったかもしれません。

そしてウクレレ練習。その頃、ウクレレサークルに入っていて毎週1~2時間の稽古がありました。家での練習もしました。

自分からやりたいというよりは、誘われて入ったサークルで、物覚えも悪くなった年頃の初心者です。このときにも頑張って、ウクレレを抱いて弦を抑えていた腕や肩に負担が来てしまったらしいのです(自分の推測ですが)。

私の場合、重いものを持ったとか、肩を打ったということは何もないのです。

いつもネットで調べたり、本を借りたり、予防体操などの動画を見ていました。そんななか、糖尿病の人に五十肩が多いということを知りました。

こちらに詳しく書いてあります。↓

https://dm-net.co.jp/calendar/2017/027262.php

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_210.html

糖尿病がある人は、そうでない人と比べて五十肩になりやすく、治りにくいことがわかっています。糖尿病により血糖が高い状態が続くと、関節包などを構成しているコラーゲンが硬くなりやすいためと考えられています。

私は甘いものが好きですから、関係があるのかな、とㇵッとしました。検査はしていませんが、まだ糖尿病ではないと思いますが、糖の取りすぎには注意しなければと思いました。

 

普通は半年ほどで痛みは治まるそうですが、私の場合はもう少し長かったのです。

長引く原因として、こんなことが書いてありました。(NHK健康チャンネルより)

「五十肩が長引く原因はいくつかありますが、最近、注目されている原因の一つとして、肩に「新生血管(正常な血管から枝分かれして出来る新しい血管)」ができることが挙げられます。新生血管が作られてしまうと、症状が変化せず、肩の痛みが延々と続くことがあります。新生血管が五十肩を長引かせる原因については、まだ完全には解明されていませんが、主に2つの原因が可能性として考えられています。

1つは、「新生血管が炎症物質の供給路になる」ということです。新生血管は、正常な血管と比べてもろいため、血液がもれやすいのが特徴です。血液中には、「白血球」が浮遊していますが、実は、その白血球は、炎症を引き起こす細胞なのです。新生血管から白血球がもれ出すと、その箇所に炎症が起こり、痛みを引き起こします。

2つ目は、「神経が増える」ということです。新生血管ができると、血管に沿って神経も伸びてきます。その神経が脳に痛み信号を送ります。」

私の場合はこれかなと思ったものです。

今は痛みはすっかりおさまっていますが、そのときは一生分の痛みを経験したと思ったものです。

ずっと腕伸ばしや肩回しの体操は続けています。2度なったということは、なりやすい生活習慣があるということですから注意しています。

なおストレッチをする場合、ひとつの動作は少なくとも40秒は続けると効果があります。

私はネコのポーズでも後ろ手まわしでも、1回に2分間は続けました。

なかなか腕は伸びていかなくて、薄皮をはぐようにして、何か月もかかってやっと以前のように戻りました。

今もウクレレの音や曲は大好きで、いつかまた弾けたらいいなと思っています。

 

 

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肩関節周囲炎(五十肩)の記録③

2020年07月09日 | 五十肩の記録

2020/07/09

 

肩関節周囲炎(五十肩)の記録②からの続きです。

2018年11月からの肩の記録。

11月14日 一番遠い所でのリトミックの日。昨日、肩の痛みがだいぶ減ってよかったと思ったのだが、仕事を終えて家に戻ると、また肩の痛みがぶり返した。重い荷物を持つこと、長い時間自転車に乗って腕を使うことが関係していると思う。

(自転車に乗ってハンドルを左右に操作するとき、ピシッと腕に痛みが走ることがあった)

パワーテープ(丸いシール)はかぶれてかゆくなり、跡が赤く残るので、貼らないようにした。夜中はとてもかゆかった。夜中は3時頃に目を覚まして、1~2時間眠れない。どうやったら気持ちよく眠れるのか試行錯誤が続いている。

まわりの人たちは、いい病院やマッサージを紹介してくれるのだが、どこにも行かなかった。うちの近くには整形外科も整体院も数えきれないほどあって、かえってどこに行ったらいいのか決めかねていた。このあたりの逡巡は、自分でも驚くほどだった。

ネットで五十肩を検索すると、痛みがある時は決して無理に運動をしたり、リハビリをしてはいけないと書いてあった。体育館のストレッチクラスでは、いつも無理をしてやっていたが、これは健康な人用のストレッチなので、私のような肩の痛い者が無理してやるものではないと思い始めていた。

しかし、痛み始めて半年たつので、もう急性期は過ぎているはず。お医者さんも、動かさないでいると固まってしまうと言っていたし、どうしたらいいのか迷っていた。

 

11月25~26日  一泊で夫と山梨県の下部温泉に旅行にいった。ずっと肩は痛かった。寝るときにロキソニン湿布を肩や腕に貼る。

(この旅行は、私が肩が痛いというので、昔、夫が仕事で山梨に通っていた身延線の下部温泉を思い出し、行ったものだ。下部温泉は武田信玄が刀傷を治したという温泉で、効能は神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり。当時の私には効きそうなもの)

温泉は気持ちよかったが、夜中に痛くて目を覚まし、夫も気がついて目を覚ましたので、背中、肩をもんでもらう。左肩の筋肉が落ちてふにゃふにゃになっていたそうだ。(私はカチカチの肩だと思っていたけれど、筋肉が落ちていたらしい。そういえば、痛いので左手は使わないようになっていた。これでは筋肉も落ちるはず)

寝ながら腕を頭の上に上げると、痛みが軽減することに気づき、夜中に布団なのかで一生懸命に腕伸ばしをした。

(温泉に一泊しただけでは肩は治らなかったが、リハビリやストレッチしか治す手立てはないと、そのときにはっきり悟った。その意味では旅行の効用はあったと思えた)

11月27日  旅の疲れか1日中、力が入らず集中もできない。ぼんやりと過ごし、肩もかなり痛む。風呂場の物干棒に手をかけて伸ばすことをやる。すると夜中の痛みが軽減するようになった。

11月28日  夜に歌の講座 昼間は力が入らずぼんやりと過ごす。2時間座って、楽譜を見ていると肩が痛んだ。

腕の付け根の前側、鎖骨付近が痛むのは、猫背で丸まった骨が神経に当たるのではないかと思い、腕を外に開くこと、後ろに引っ張ることを意識してやると、だいぶ痛みは軽減した。今後は上だけでなく、腕を後ろや、前の右に動かすことを意識しよう。

11月30日 ストレッチ、バレエの日だが休む。まだ行けない感じがする。朝起きると肩がかなり痛く、すぐに蒸しタオルを当ててみた。夜中によく眠れず、朝はぼんやりしている。

意味あることをしなければと頑張る。午後、とても眠いが公園に散歩に行く。しかし、疲れっぽくて、帰ったらバタンと寝てしまった。肩がかなり痛む。日に4回ほど、風呂の物干で腕伸ばしをする。

12月4日  日比谷へ映画を見に行ってきた。座席に座って最初のうちは肩や腕に痛みを感じていたが、途中から映画に没入して気分が高揚したせいなのか、終わった時には痛みを感じなくなっていた。これは不思議だ。脳内の何かが関係しているのだろうか。それとも、興奮と同時に血流もよくなっているのだろうか。

夜の風呂では、また物干棒で腕伸ばし。前と横向き上げと、反対肩さわりと後ろに引っ張るのと・・・一度伸びると、それほど戻らないようだ。しかし、上に掴むものがないときは、それほど腕は上がらない。

夜寝ているときは痛いのは変わらず。夜は11時頃寝たが、4時まで目が覚めずじっくり寝た。

12月5日 朝起きたときは痛くて、すぐに蒸しタオルを当てた。リトミックをしているときは痛みも忘れる。腕を使うので、帰ってからは蒸しタオルをする。

 

2019年1月

13~16日まで、インフルエンザか風邪を発症。(病院には行っていない)12日の歌の発表会で感染したらしい。喉の痛みなし、熱は37.5度程度。寒気、だるさで気づく。

13日午後より寝て、風呂は休んでずっと眠った。胸のあたりに炎症感、もやもやがあり、咳が出る。食欲はまったくなかった。匂いも分からず、鼻水が出る。

この風邪が治ったと感じたのは17日。

1月18日 朝まで目が覚めずに眠れたのは、何か月ぶりだろう。食欲は少し回復。肩も痛みがほぼなく、完全ではないが前のように動かせている(後ろは無理)。

そこで思い切って体育館のストレッチに行く。思っていたより館内が寒く体が冷えた。はじめは痛みなく腕を動かせたが、終わりごろは痛くなってきた。

午後は肩の付け根、首が少し痛い。やはりストレッチは自分のペースでないから無理があるようだ。息を止めないように、力を入れないように気を使ったつもりだったが。

9、10月とひどくなったのは、やはりこの無理なストレッチのせいだったのだろうか。せっかく痛みが取れてきていたのに残念だ。

 

この日からしばらく、肩の記録を書いていませんでした。でも、それはよくなってきたからなのです。

3月10日  症状が出てからほぼ1年たつ。1月18日以後、夜眠れないことはなくなった。日中の痛みはほぼない。毎晩風呂でストレッチは欠かさない。

腕を上に上げるのはだいぶ改善したと思うが、まだ戻り切ってはいない。右肩、右わきを触ることもやや困難。一番できないのは後ろ手。後ろに手は回らず、数日前から、手を回すように気をつけている。後ろで両手をつなげるようになった。

ここまでで肩の記録は終わっています。

次回は、原因とその他の感想などを書きます。

 

 

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肩関節周囲炎(五十肩)の記録②

2020年07月07日 | 五十肩の記録

2020/07/07

 

肩の痛みが真っ最中の頃、記録しておいたものです。(2018年)

・3月下旬 腕を伸ばすと肩が痛いのに気づく。腕は水平よりやや上までしか上がらなくなった。

・4月下旬 体育館でストレッチクラスに入り、ストレッチを始める。それからほぼ毎週欠かさず参加。

・6月20日頃、ファイテンショップで、パワーテープやメタックスローションを買う。これは家に試供品があり、それを使ってみたところ軽減したような気がしたからだ。

(パワーテープはしばらく使って、貼ったところがかぶれるようになったので、使わなくなった)

・8月中旬 プールで平泳ぎをしようとして、顔を水につけて腕を伸ばしたら激痛が走った。クロールも平泳ぎも腕を頭の横まで持ってくるので、全くその動作ができないことに気づいた。

・8月21日 A整形外科受診 レントゲンでは骨はきれい。異常は外からではわからないと言われた。 
リハビリをするように言われるが、その日は指示がないので、しなかった。ヒアルロン注射を肩にするが、効果があったかはわからなかった。
・8月28日 受診しようと行ったが、待ち人数が多かったので、受診しないで帰って来た。

(この整形外科では初診で3時間待ちました。終わるまでは4時間。クーラーが寒くてつらかった。待ち時間が長くて懲りてしまいました。2度目に行った時も同じくらいの人が待っていたので、のぞいただけで帰ってきました。いい病院だと思ったけれど、こんなに混んでいたのでは通えないと感じた)

・9月13日 別のM整形外科受診 肩のレントゲン撮影 私の話を聞いて「典型的な五十肩」との診断。
その場でリハビリをする。肩に磁気治療、温め治療、ゴムの器具で手の引き上げ10秒間を5分間続ける。左手を右から左へ動かす動作10回を3セット。左手を前に伸ばす動作10回3セット。
痛み止め飲み薬エトドラクSW錠剤・胃腸薬ファモチジンD錠(胃を保護)、湿布薬ロキソプロフェンもらう。
・9月21日 M整形外科をリハビリで受診。前回と同じものをする。

(M整形外科は、その後行かなくなった。というのは、リハビリはうちでも同じことができると感じたので。オムロンの低周波治療器を買って、家で使うようになった)

(医院でもらった薬は、痛み止めも湿布薬もどれも全く効かなかった。不思議なほど。だからこれは本当に痛いのではなく、脳が覚えてしまった痛み・・・幻覚のようなものではないかとさえ思った。例えば腕のなくなった人が、ない腕の痛みを感じるようなものかと・・・このころはさまざまな疑問や戸惑いが多かった)

・9月22日 体育館ストレッチ参加。バレエは休む。1日中肩の痛みを感じている。

・10月6日 体育館ストレッチ。バレエがとてもきつく感じる。バレエのときは腕をあげていることが多いが、それがだるくてたまらない。翌日の筋肉痛がひどい。 

・10月9日  昨夜、痛みをこらえて、床に手をついて上に伸ばす動作をする。今朝、腕回しを寝たまま100回、指圧器具で指圧、起きてやっているとだんだん肩のボキボキ音がなくなる。
やり始めはとても痛いが、それをこらえて20~30回、あるいは20~30秒やっていると痛みがなくなってくることに気づく。

・10月12日 ストレッチに行くと、体がきつかった。やっていて気持ちが悪くなる時があった。左手の平の向きが違うと、先生から注意を受けたが「痛すぎて動きません」と答えてしまった。終わってから、他の人に大丈夫?と聞かれた。バレエは休んだ。帰ってから体調はそれほど悪くなく、浅草橋へアクセサリー材料を買いに行った。電車で左手で吊り皮をつかもうとしたら痛かったのでやめた。帰りの電車のホームで肩の痛みを感じた。

・10月13日 午後、文京シビックで鼓童公演を見る。後半は座っている間、肩が痛かった。

・10月14日 午前4時頃、肩が痛くて目が覚めたが、また眠って7時半まで眠れた。起き抜けはかなり痛んだ。
夜、マッサージチェアーに座る。風呂後、後ろに少し腕がまわった。両手を組んで上にあげるのがかなりできた。

・・・・・・・

低周波治療器や家にあるマッサージ椅子を試したが、その場限りの軽減で、もとから治るものではありませんでした。

8~9月ころから、痛みのため必ず夜中に目を覚まし、痛くて眠れなくなり、起きて本を読んだりパソコンを見るようになりました。2時間ほどそうしていると眠くなり、横になって朝まで眠ることが続きました。前回も書いたけれど、翌年の1月18日、久しぶりに朝まで眠れて、それがとてもうれしかった。

腕を伸ばすストレッチはいいとは思ったけれど、伸ばした瞬間に「うっ」と息も止まるほどの痛みがあって、こんなに痛いのに無理をしてやってもいいのだろうかと不安になり、なかなかできなかった。

様々な疑問があって、リハビリをやったほうがいいのか、痛みがあるなら無理をしないほうがいいのかがわからなかった。

風呂場には洗濯物干しの棒が渡してあるが、秋ごろから風呂で体を温めた後、その棒につかまって腕を伸ばすことをするようになった。温まると痛みが軽減するし、棒が手を伸ばした高さにあって、ちょうどよかったのだ。

電車のつり革は掴める高さにあったが、電車が揺れた時に急に引っ張られると痛みが走るので、怖くてつかめなくなった。

 

続きは次回に。

 

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肩関節周囲炎(五十肩)の記録①

2020年07月06日 | 五十肩の記録

2020/07/06

 

2018年4月のこと、2年前ですが、左肩が痛くなって腕が上がらなくなりました。今は回復していますが、この肩の記録を記しておこうと思います。

肩に痛みのある人は多いでしょうし、少しでも参考になればと思っています。

ある日突然というわけではなく、徐々に肩が痛くなっていった感じです。予兆は今考えれば2018年3月ころからありました。猫が伸びをするヨガのポーズを毎晩寝る前にやっていたのですが、数日やらない日があり、ある日やろうとしたら痛くなっていました。

それ以後、痛いのでやらなくなりましたが、今思えば、このポーズをずっと続けていたら、こんなになる前におさまっていたかもと思います。

私は10年前にも五十肩になっていて、その時は病院にもいかずに半年で治ったので、今度もいつか治るだろうと思っていたのです。しかし、前とは比べものにならないくらい頑固でした。

運動不足でこうなったのだろうからと、4月末から体育館のストレッチクラスとバレエのクラスに週1回参加して体を動かすようにしました。

しかし、痛みはだんだんひどくなり、8月頃から痛みで夜も眠れなくなりました。お盆過ぎにやっと整形外科を受診しました。

朝まで眠れるようになったのは、その5ヶ月後の2019年の1月18日です。日付まで覚えているのは、眠れたことがうれしくて(この日のことは覚えておこう)と心に刻んだのです。

それからはだんだん回復して、3月には痛みはなくなりました。痛みが取れるのに、まる1年かかりました。でも、まだ腕は上がらず、後ろにも回りませんでした。

左腕のまわらなさは、びっくりするほどで、髪を乾かすドライヤーが頭の上に上げられない、左手で右肩を触れない、右のわきの下に左手が届かない、右のお尻に届かないのです。もちろん背中のファスナーは上げられません。

それでも仕事のときの動作は、なんとかできていました。

 

結論を先に申しますと、直すにはとにかく肩を回す、腕を上にあげる、伸ばすことです。

予防のため、痛くなくてもこの動作は今も毎日します。

肩のことは発症当時から記録していました。次はもう少し詳しく書きます。

 

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五十肩の経過

2018年10月09日 | 五十肩の記録

2018/10/09


先日書いた久石譲さんの『音楽する日乗』(久石譲 音楽する日乗 [単行本])を読んでいたら、こんなことが書いてあった。


このところ忙しい日々が続いている。・・・・M病院のF先生に動かなくなった左手と肩の診察を受ける。診断の結果、肩は肩関節周囲炎、早い話が五十肩とF先生は断定した。問題の手は使いすぎでしょ。注射を4本打った。左手でアルペイジオを弾くと、真ん中のドより右に手がいかない。痛くても練習して大丈夫。(p69)


わあ、私と同じ!
私のは使いすぎかどうかはわからない。じっと座っていたり、パソコンを見ていたり、腕を動かさない動作が長時間続くと痛くなってくるので、使わないのがよくないと思っていたけれど。

左手が真ん中のドより右に行かないって、久石さんは大曲をコンサートで演奏なさったりするので大変だと思う。私は、この点はかなり大丈夫だ。左手は右にも行く。
この本は2016年当時だから、もうさすがによくなっていらっしゃると思う。

痛くても練習して大丈夫だそうで、私は弾くときには痛みがないので、せいぜい練習しなくては。

最初に痛みを感じたのが3月だから、もう7か月も続いている。
初めて病院に行ったのが8月、なぜ長い間行かなかったかといえば、10年前にもなったことがあり、その時は1度だけお医者さんに行って診断をつけてもらい、そのあと自分でリハビリをしたら半年後には、ほぼ元通りに治ったので、今回も治るだろうと思ったのである。

でも、今回のほうがずっとしぶとい。
未だに軽減しているとは言えない、それどころか進行しているように思うときもある。
単なる五十肩ではないんじゃないか、頚椎か、他の病気ではないかしらと思ったこともある。

病院を変えて、またレントゲンを取ったら、典型的な五十肩だそうだ。
病院を変えたのは診断を疑ったからではない。混みすぎて、待ち時間が長すぎるのだ。

そして自己流でいろいろ試した。

肩をホットタオルで温めるのは気持ちがいい、お風呂であったまるのも気持ちがいい。しかし、そのときだけで、腕が伸びたり治ったりすることはない。お風呂の中で、後ろに手を回すリハビリをしたら、息が止まるほど痛かった。温めた分だけ、よけいに痛いようにさえ感じた。

マッサージチェアに座って揉んでもらうと気持ちがいいが、それで治ることはない。
磁気治療器を買って、肩に貼って使ってみると気持ちがいいが、治ることはない。

もらった痛み止めを服用しても、ほとんど効いているようには思えない。
貼り薬も皮膚の表面はスーと気持ちがいいけれど、内部の関節には効いているようには思えない。

確実に軽減すると感じたのは動作をすることのみ。
痛みをこらえながら腕を上げたり、伸ばしたり、後ろに回したりすること。

しかし、これが痛いのだ。う~と声が出て、息が止まり、うずくまってしまうほど。
長い間、軽減しなかったのは、この痛みに耐えられず、すぐにやめてしまっていたからだ。

しかし、この痛みをこらえつつ20~30秒我慢してやっていると、だんだん痛みが軽減し、腕の可動域が大きくなってくることがわかってきた。これを繰り返せばだんだん良くなってくるに違いない。
1度よくなったからといって、また数時間たつと、痛みを感じ、動かなくなっている。
その繰り返しなのだけれど、繰り返しやるしかない。



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