はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

落語で楽しく学ぶ「出前寄席」

2023年07月20日 | 落語
2023/07/20


今日は近くの施設で行われた
「出前寄席」に行って来ました。

区の消費生活センターが主催した
悪徳商法被害をなくすための啓発運動の寄席。

楽しみながら学んでもらおうということですね。

お誘いをいただいたので伺いました。
(動員です)

私はもともと落語は好きですから
喜んで伺いました。


お話は柳家花いちさん。

柳家花緑さんのお弟子さんで
真打のお師匠さんです。


小さな施設なので舞台というものもなく
落語家さんと距離も近いですね。


悪徳商法に会わないための話に笑って
最後に、落語「てんしき」。

漢字では「転失気」と書くのでしょうか。

私はこの話はだいぶ前に円生師匠のテープで
聴いたことがありました。

転失気とは何であるかを
和尚さんが知ったかぶりをする話。

私も転失気が何であったかは
もう忘れてしまっていたので
おもしろく聴けました。


この花いち師匠は
どこの出身の方かと調べたら
なんと浜松市だったんですよ。

浜松と知って親近感がわきましたね。


悪徳商法の覚え書きを少し記録。

消費者ホットラインの電話番号は
188(いやや)だそうです。

自分から店に出向いて買ったものや
テレビショッピングで見て買ったものは
クーリング・オフはできないのだそうです。

(店やメーカーによっては受け付ける
ところもあります)

自分の意志で動いて契約したものは
できないようですね。

いっぽう、突然訪問してきたり
電話がかかってきて契約した場合には
クーリング・オフができます。

「自分から求めて、行動したわけではない」
ということだそうです。

このあたりは知らなかったので
タメになりましたね。




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春風亭昇吉さん独演会

2023年03月22日 | 落語
2023/03/22


20日に中野ZEROホールで行われた
春風亭昇吉さんの独演会に行ってきました。

この落語会のチケットは
仕事先の所長さんからいただきました。
所長さんは昇吉さんを応援しているのです。

この日の独演会は
TBSの「プレバト」の俳句で志らく師匠が
昇吉さんに負けたら前座で出るという
お約束があったようです。



(画像お借りします)


立川志らく師匠が前座で出てきました。
出てきただけで会場は大受け😄 


志らく師匠はぼやきながら
語り始めましたが
語りはおもしろかったですよ。

演目は『洒落小町』。
シャレがたくさん出てきます。


次は昇吉さんの『筍』、『片棒』。
2つとも滑稽話で笑わせてくれました。

よどみない語り口で
人物の声の使いわけも巧みです。
昇吉さんは発声がはっきりしているので
聴きやすいですね。


日本舞踊を習っているので
しぐさも決まってます。
『片棒』の身ぶり手ぶりには大笑い。


中入り以後は「おせつ徳三郎」を
2人が上下に分けて語りました。

前半の『花見小僧』は志らく師匠。
後半の『刀屋』を昇吉さん。

心中話でしたが
サゲを少し変えたそうです。

小僧さんの滑稽さと徳三郎の恨みの心情。
それを諭す刀屋。
情景がありありと目に浮かぶようです。
語りに引き込まれてしまいました。

行くたびに昇吉さんが
うまくなっているのを感じます。
しみじみと聴かせる話でしたね。


会場にTBSのカメラと
昇吉さんのYou Tubeのカメラがありました。

いつかプレバトでも放送があると思います。
昇吉さんのYou Tubeでも
そのうちに話を見られることでしょう。



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春風亭昇吉さんの落語会

2022年04月22日 | 落語
2022/04/22

昨夜はお江戸日本橋亭で行われた
落語会を聴いてきました。

お江戸日本橋亭はビル街の一角にある
80席くらいの小さな会場で
こういうところに寄席があったんですね。


(画像お借りしています)


トリは春風亭昇吉さん。



出し物は
三遊亭圓朝作 怪談牡丹灯篭
『お露新三郎』×音曲との共演。
音曲は桂小すみさん。


仕事先の所長さんが昇吉さんと
親しくなさっているので
チケットを手配していただいてご一緒しました。

昇吉さんは東大卒の落語家として
2007年の卒業時には東京大学総長賞を
受賞していらっしゃる方です。

昨年真打に昇進しましたが、なんと
安田講堂で「 真打昇進披露落語会」を
なさっていたのですね。

私はコロナ禍で当時落語に行くことも
頭に浮かばなかったのですが
知っていたら行きたかったですね。
安田講堂に一度は入ってみたかった(笑)


さて、出し物の『お露新三郎』ですが
音曲も含めて1時間を超える大作。

怪談とあって初めからどことなく不穏な
悲劇の感じを漂わせつつ、人物を演じ分けて
観客を最後まで惹きつけて、真打らしい実力を
見せてくれたなあと思います。

音曲の桂小すみさんもよく通るいい声で
三味線の音も情緒がありますね。

昇吉さんは日本舞踊を習っているので
しぐさ、形もよく決まってました。

1時間の話を頭に入れて
人物を演じ分けるという作業は
たくさんの練習が必要だったでしょうね。

怪談で陰鬱な話ですが
昇吉さんの根の明るさが
どこかに感じられました。



終演後に扉からちょっと顔をのぞかせた
昇吉さんと少しお話しできました。

開口一番
「この近くで羽生結弦展やってますよ。」
だったので、笑ってしまいました。

覚えていてくれたんですね。

しかも日本橋高島屋でやっていることまで
知っているなんて。
笑わせてくれるところは落語家さんらしい。

久しぶりの落語会でしたが大満足でした。



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春風亭昇吉落語会

2020年09月10日 | 落語

2020/09/10

 

昨夜は国立演芸場で行われた春風亭昇吉さんの落語会に行ってきました。

仕事先の所長さんが昇吉さんを応援していて、誘っていただいたものです。昨年も行きましたが、昨年は6月だったのが、今年はコロナの影響で9月になりました。

 

演芸場は、座席は1人おきで、検温、アルコール消毒できちんとされていましたね。空気入れ替えで休憩も2回ありました。

最初の出し物は踊り『河太郎』。河童に扮した緑色の全身タイツ(?)。「多くのお客様からご意見をいただいて舞踊は開演前にすることにしました」とプログラムに書いてありました。

所長さんからもこのあたりのことは聞いていましたが、ご本人はチャレンジしたかったようです。滑稽で軽い踊りではあるのですが、普通の衣装のほうがよかったかもなあ・・・。鍛え抜かれたダンサー的体型や、あるいはかわいい子どもならいいと思いますが・・・。

2つめからの出し物「明烏」、「曲馬団の女」はおもしろくて、聴きごたえありました。前半は、『河太郎』で白塗りにしたお化粧がなかなか落ちなかったと枕で言っていましたが、それで焦ってしまったのかな。調子が出なかったように感じました。

最後の出し物は落ち着いたしみじみした語りで、いいなと思いました。

来年5月には真打に昇進するそうで、おめでとうございます。

昇吉さんHP↓

https://shumputeishokichi.jimdofree.com/

久しぶりに地下鉄に乗って半蔵門まで行きましたが、行くときは夕方のラッシュ時間帯。これまでのようなギュウづめの混み方ではなかったですが、コロナのことがあるので、乗客は自分の殻にこもっている感じで、近寄らず、触れず、しゃべらず。

国立劇場の横を通ったけれど、誰も歩いていなくて遠回りをしたかも。

帰りは、みんなについて行ったら永田町駅で!「路線が違うわ」。(あとから調べたら永田町でもよかった)

方向転換して半蔵門駅を探しましたが、午後9時半頃は人もほとんど通らず、暗くて寂しいんですよ。永田町や半蔵門のあたりって夜はこんな?って思いました。昼夜の人口差が激しいのか、それともコロナ自粛かな。余分に10分暗い街をさまよいました。

コロナ前は、私もよく夜にコンサートやバレエに行っていたけれど、今回は久しぶりに遠出をした感じで、出かけるってけっこう疲れるものだなあ、昔は気軽によく行っていたなあ~と思ったのでした。

 

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瀧川鯉昇・柳家喬太郎二人会

2019年06月22日 | 落語
2019/06/22


昨夜は東京芸術劇場で行われた「瀧川鯉昇・柳家喬太郎二人会」に行ってきました。
ホント、最近は落語づいています。
Original_1471403608


瀧川鯉昇さんは浜松出身で同郷ですし、喬太郎さんの面白さに一度は聞いておきたいと思っていたところ、この二人の落語会があるのを知り行ってきました。この二人会は今回で14回目だそうで、ずっと芸術劇場でやっていたのですね。

私はフィギュアスケートやコンサート、バレエなどさまざまなものに行くので、客層の違いを見るのも楽しみなんです。この落語会は老若男女さまざま。若い男性も多い感じがしました。

前座の柳亭市若さんの「牛ほめ」後に喬太郎さんの「親子酒」、「縁切り榎」。鯉昇さん「茶の湯」、「うなぎ屋」と2席づつ。

2人とも慣れた語りで顔の芸もさすがにうまい。

鯉昇さんはCDで落語を聞いて、落ち着くようないい語りだなあと思っていました。浜名湖、お茶農家の話題が出て、わかる~。

実際の喬太郎さんは初めて見たのですが、どことなくかわいくて自然に笑えてくる。親子酒は、父親と息子の酔い方の違いがおもしろい。「縁切り榎」の女性の演じ方も色気があってうまかったですね。


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