はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

大腸ポリープ組織検査の結果⑤

2023年12月05日 | 大腸ポリープ
2023/12/05


ポリープ切除から2週間後
検査結果を聴きに病院に行きました。


結果は良性の腺腫でした。

今は良性だけれど5年、10年たつと
悪いものになるかもしれないので
取っておいてよかったと言われました。

そして次に検査を受けるのは
3年後でよいとのこと。


ほっとした気持ちで
先生にお礼を言って診察室を後にしました。


私の父は大腸がんで亡くなっていますし
父の弟(叔父)も同じ病で亡くなっています。

だから遺伝的になりやすい体質が
あるかもしれないので気がかりでしたが
取りあえずはほっとしました。



ポリープは腫瘍性と非腫瘍性があります。

非腫瘍性の中には、過誤腫性、炎症性、
過形成性ポリープがあります。
これらは取らなくてもよいポリープ。

腫瘍性は腺腫です。
腺腫のポリープは数年かけて進行し
その一部ががん化します。
だから、取ってしまうそうです。


今回、You Tubeで
大腸内視鏡を専門にしている 医師の方の
動画をいくつか見ました。

赤身の肉はよくないと言う人が多かったですね。

元気な高齢者は肉をよく食べているというし
筋肉を作るのにも肉は必要ですし…
これはどうしたものかと。

鶏肉は赤身肉ではないので
食べてもよいそうですよ。

お肉を食べるにしても
野菜などの抗酸作用のある食品を
一緒に摂るのがいいのです。



(ネットからお借りしました)

運動も大切です。
座りっぱなしはよくありません。
肥満になりやすいし便秘にもなりやすいのです。

専門医の方の話では
事前の問診票を見て、お酒をよく飲み
お腹まわりが太っている人は
内視鏡をやる前から
ポリープがあるとわかるそうです。

お酒と肥満はポリープと関係があるようです。

ポリープも生活習慣と関係していて
自分で気をつけることができる部分もあるようです。

今後も食事、生活習慣に
気をつけたいと思ったことでした。

これでポリープ切除の話は終わりにします。


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大腸ポリープ切除後の日々④

2023年12月04日 | 大腸ポリープ
2023/12/04


ポリープ切除のことを書いてから
少し日があいてしまいました。

その後のことを書いておきます。

ポリープを切除した翌日からは
体調のすぐれない日が続きました。

翌朝は胃の調子がよくなく
食欲は全くありませんでした。

下剤や鎮静剤で体に負担がかかったのか
精神的に緊張していたので疲れが出たのか
2日間あまり食事もとらずにいて栄養不足なのか。

組織検査の結果も心配でした。

翌日からは急にいろいろなことが
心配になりだしました。

昨日は気をつけることなく
普通に動いてしまったけれど
ほんとうは腸に傷があるのだから
もっと安静にするべきだったかなと
思い始めました。

おなかは切除部分のあたりが
微かに痛いような感じもします。

ポリープ切除をした部分はS状結腸で
体の重みがかかるから
左を下にして寝るのはやめようとか
いろいろ考え出しました。


腸に傷があるのになにか食べて
食物が通るのは大丈夫かしら?

私は野菜、果物が大好きですが
繊維質が多いのでやめておこうとなると
何を食べたらいいのか・・・。

あれこれ考えているうちに余計に
何も食べたくなくなりました。

外出予定もなかったので
家で安静にしていました。

3日くらい家で過ごした後に
ビタミン剤のゼリー飲料があったことを
思い出しました。

普段は飲まないのですが
景品でもらったものでした。

それを飲んだら
グレープフルーツ味のゼリー飲料が
とてもおいしく感じられたのです。

急に元気になった気がしました。

食欲がなくてもこういうビタミン剤のゼリーを
飲んでいればいいのだと思うと
パッと目の前が明るくなりました。

そろそろ外出してみるかと
ドラッグストアへゼリー飲料を買いに
出かけました。


そのゼリー飲料の効き目なのか
もともと気のせいが大部分で
たいしたことではなかったのかは
わかりませんが
身体も気分も回復してきました。


5日後の日曜日には息子の誕生会があり
その頃には、買い物に行ったり料理を作ったり
普通に動くことができました。


そういえば、ポリープのクリップは
いつ排出されたのかはわかりませんでした。

次は、組織検査の結果を聴きに行ったときの話を
書こうと思います。



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大腸ポリープ切除当日 ③

2023年11月28日 | 大腸ポリープ
2023/11/28


ポリープ切除の当日は朝から絶食です。
水は飲んでもよいのです。

でも9時から1800ccも
水分を飲まなくてはいけないので
朝のうちは水分を控えめに。


朝9時から下剤を飲み始めました。
10分ごとに200cc飲みます。

昨夜の胃の不調感はおさまっていましたが
この下剤を大量に飲むのが一番大変。

ひたすら義務的に飲む。
下剤はポカリスェットのような味がついています。

10時半にはすべて飲み終えました!

飲み終えた下剤の袋



トイレには頻繁に通いましたが
12時頃には便意はおさまりました。


予約の午後1時の15分ほど前に病院に着き
受付を済ませました。


下剤を飲んだ時刻と量、
すべて飲み終えたかどうか、
トイレに通った回数を書いた書類を
受付で渡しました。


午後1時からは胃カメラ検査の人が2人
大腸カメラは私の他にもう1人いました。

受付けは私が一番早かったらしいのですが
胃カメラから先にやるので
ご了承くださいとのこと。

こう言ってもらうと
ただ待つよりは様子がわかっていいですね。


検査着に着かえて
検査室の前の椅子に座って待つこと1時間ほど。

テレビがあってワイドショーが
放送されていたので
なんとなく見ていました。


しばらくしたら看護師さんが来て
左手に鎮静剤の点滴を入れ始めました。


胃カメラの2人が終わった後
名前を呼ばれて診察室に入りました。

3名の看護師の方がいて
後から先生が来ました。

診察台に横向きに寝て、膝を折り曲げます。

これからは俎板の鯉。

鎮静剤が効いていたせいなのか
ほとんど痛みはなく
ただ機械音は聞こえていましたが
誰もしゃべらず、話しかけられもせず
静かだったのを覚えています。

眠くはならず
自分では意識がはっきりしていると
思っていました。

なんだか、とても静かな気持ちだったのです。
(だから鎮静なのか…)

ちょっと苦痛を感じ始めたときに
終わりました。

多分あのときが切除していたのでは
ないでしょうか。

全体では15∼20分くらいに感じました。

以前、別の医院で大腸カメラをやったときに
痛くて長かったのに比べて
時間も短く
もう終わったのかというくらい。

それからベッド(ストレッチャー)に寝たまま
別室に運ばれました。

薄黄色の病院らしい カーテンに囲まれて
腕にはまだ点滴の針がついたままで
「この点滴が終わるまで休んでいてください」
と言われました。


どこも痛くなく、苦しくもなく
点滴のポタポタ落ちるのを見つめながら
ただ横たわっていました。

終わってよかったなあとほっとしていました。

そのうちに点滴が終わったので
看護師さんを呼んで、針を抜いてもらいました。

トイレに1度行くように言われて
トイレを済ませて
検査着から自分の服に着替えました。


先生から呼ばれて診察室で
ポリープを取り終えたという説明を受けました。
傷口はクリップで止めてあり
1週間くらいしたら自然に排出されるそうです。

組織検査の結果が2週間後に出るので
そのときに結果を聞きに来てください
とのことでした。

受付で2週間後の予約をしてから
会計を済ませました。
18,950円でした。


歩いてみても体も軽くて
ふらつきもせずに何ともない感じでした。

この日は夜までどこにも痛みがなく
ポリープ切除を無事終えたという安堵で
いっぱいでした。


切除後の注意を書いた紙をもらいました。

当日は激しい運動や長めの入浴は避け
シャワーにしてくださいとのこと。

私は用心して1週間シャワーにしました。
(まだその頃は暖かくてシャワーだけでも
大丈夫だったのです)

当日の食事は消化のよい軽めのものにするように。
脂っこいものや傷口をこすってしまう繊維質は
摂らないようにということでした。


この日最初の食事は
チーズトースト
ブルーベリージャムをかけたヨーグルト
リンゴ1/8こ。

この時は食欲がありました。
当日初めての食事ですし
前日も軽い食事しか摂っていませんでしたから。


しかし、後になって皮つきリンゴを1/8とはいえ
食べてしまったことは心配になりました。

私は野菜、果物が大好きなのです。
前日から果物は一切食べていなかったので
食べたかったのです。


それから数日
まったく食欲はなくなり
とても調子の悪い日々が続くことになりました。

それはまた次回に。



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検査前日 ②

2023年11月27日 | 大腸ポリープ
2023/11/27



大腸ポリープ切除を予約したときに
手術同意書や前日、当日の注意書きと
下剤を渡されました。


内視鏡の前日から
食事は白粥、卵粥、素うどんなどにすること。
繊維が残る野菜、果物、肉類は
避けるようにとありました。


3D-CT仮想内視鏡の時は
レトルトの粥やカレーをもらいましたが
今回は受付で買いますか?と聞かれて
買いませんでした。

わざわざ買わなくても
お粥やうどんなら自分で作れますもの。


前日に飲むようにと渡されたもの。
下剤のマグコロールとガストン錠


食後には渡されたガスコン錠を1錠飲みます。

これは胃腸管内の小さなガスを
体外へ排泄させやすくするということです。

朝は粥とバナナ


食事量をこんなに減らさなくてもよいのですが
残渣がないようにと考えてのこと。

昼は卵粥、夕食は素うどんの食事でした。


夕食は午後7時までに終えて
2時間後の午後9時に下剤のマグコロール50gを
400ccの水で溶いて飲みました。




前回の3D内視鏡の時はなかなか下剤を
飲めなくて難儀したので
今回はほぼ一気飲みしました😓 

そうしたら
胃が気持ち悪くなってしまいました😰 

400ccを一気飲みしたのがよくなかったかと
後悔して、心配にもなりましたが
その後胃の不快感は徐々におさまってきました

夜中に下剤の効果がきて
何回かトイレに通うことになりました。

検査当日のことは次回に書きます。


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3D-CT(大腸仮想内視鏡)検査 その後の話①

2023年11月26日 | 大腸ポリープ
2023/11/26


9月下旬に受けた
3D‐CT大腸仮想内視鏡の検査結果のことを
まだ書いていませんでしたね。

自分の記録として、あるいは
大腸内視鏡検査とはどういうものか
知りたいと思っている方のためにも
書いておこうと思います。


検査の結果は10月中旬に郵送で届きました。


     3D-CT検査の時のこと ↓

それによると
4㎜のポリープが1つあることが
わかりました。

1∼2年程度で内視鏡による精査を推奨する
と書いてありました。


私は今まで検査でポリープがあると
いわれたことはありませんでした。

切除を推奨するのは6㎜以上の大きさだそうです。

でも、私は4㎜でも切除して
もらいたいと思いました。


1∼2年待つ間も気になりますし
素人考えですが、小さいほうが傷口が
小さくて済むのではと思ったのです。


電話で診察を予約しました。

病院で先生から検査結果を聞きながら
ポリープ切除をお願いしました。


そして、10月31日に大腸内視鏡でポリープを
切除することになりました。


大腸のことは
書くのが恥ずかしいような気もしたのですが
2021年の統計では大腸がんによる死亡率は
がん全体の第2位。

女性は1位、男性は2位となっています。

だから検査を受けることはとても大切です。


こうして記録しておくと後から見返して
「あのときはこうだった」と思い出せますし
大腸ポリープ切除のことを
知りたいと思う方もいらっしゃると思うのです。

それでは詳しいことは次回に書きますね。



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