はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

紫陽花の小径

2024年05月31日 | 花・植物
2024/05/31


北区王子駅の近くの線路沿いに
「紫陽花の小径」があります。

そろそろ紫陽花が咲く時期ではと
行ってきました。





満開には少し早かったのですが
咲いていました。

いつもなら6月初旬が見頃です。

これから色が濃くなっていくでしょう。



土壌が酸性なら青い花


アルカリ土壌では赤い花


同じ区画に
青や赤が混じって咲いているのは
さまざまな色を出すために
土を改良しているんでしょうか。



ガクアジサイ



これは整った形の花












こんもり咲いてます。




飛鳥山モノレール・アスカルゴで
飛鳥山公園の山頂まで上がりました。



高低差18mですが
上ってくると見晴らしがよい。




ほんの1∼2分乗るだけですが
なかなか楽しい。

今年も紫陽花の季節がやってきました。

毎年出かける楽しみな場所です。








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アンデシュ・ハンセン著『運動脳』

2024年05月30日 | 
2024/05/30


この本を読むと
ああ、運動って大事だなあ~と
つくづく思うのです。


本書の結論という所から
引用するのがわかりやすいでしょう。

・・・〈科学が示す「現時点での最新の結論」〉・・・

脳は身体を活発に動かすとドーパミンを
放出して気分が爽快になるように
プログラムされている。

それは「狩り」が生存の可能性を増やすからだ。

脳は一万年前からほとんど
進化していないため現代の私たちにも
このメカニズムが残っている。

私たちがランニングやウォーキング
をして家に戻ると
脳は食べ物や新しい住み処を
探してきたのだと解釈し
報酬として多幸感を与えてくれる。

幸せな気分になれるのは
生存の可能性を増やす行為をした時だけだ。

座りがちでいると調子が悪くなる
『お仕置き』をされることも
それで納得がいく。

1日中座ってばかりいれば
獲物は捕まえられず
新しい住み処も見つからない。
座ってばかりいると生き残れない。

多くの現代人が
心や身体を病んでしまう理由は
『脳』と『私たちの環境』の矛盾、そこにある。
(p.348∼349)

・・・・・・・・・・・・・

 


私は以前にも運動と脳の関係について
ブログに書いています。


これも改めて読みかえしてみたら
とても興味深いのです。

この2冊の本は
著者も別ですし、国も違っていますが
運動こそが脳によいという点で同じです。

脳を鍛えようとクロスワードパズルや
記憶力のトレーニングをするより
ランニングやウォーキングのほうが
脳の働きがよくなるのです。


〈身体を動かすと、
気分が晴れやかになるだけでなく、
あらゆる認知機能が向上する。
記憶力が改善し、注意力が研ぎ澄まされ、
創造性が高まる。
それどころか知力にまで影響が及ぶ。〉(p.2)

〈脳の老化を予防するなら、週5日、20~30分歩こう〉

長時間歩かなくても
1回20∼30分でいいそうですよ。

〈この本を閉じて、今すぐ外に出て走ろう〉
という言葉には
それもそうだ、と思ってしまいました。

 

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野菜の一生はどうなっている?

2024年05月28日 | 
2024/05/28


近所に畑がなく
家庭菜園も作ったことがないので
野菜の最後はどうなるのか
考えたことはありませんでした。


前にも書いたことがありましたが
いつも行く図書館前に
植物を育てているプランターがあって
立派なブロッコリーがなっていました。



プランターでもよく育つものだなあと
感心しましたが
花が咲いてもずっとそのまま。


花が咲いちゃって、もう食べられない。

植えたのはいいけれど
世話をする人がいないのかと
思っていたのです。






先日、NHKワイルドライフの
「足元の小宇宙 純さんの身近な植物かんさつ帳」
を見て、なるほどこういうことだったと
思い当たりました。


下の花も図書館にあったのですが
何の花かわかりますか?




ニンジンです。
名前の札がついていたので
わかったのですけどね😊



ワイルドライフに出ていた
鈴木純さんの本を図書館で借りました。

 
テレビで見たキャベツの一生などが
この本にも書いてありました。


私たちが収穫して食べる野菜は
野菜の若いとき。

やわらかくて食べやすく
まだ花も咲かず、タネもできていません。

そういえば
ナスやキュウリを切ってみると
うすいタネが見えますね。

あのタネが実る前に収穫して
私たちの口に入ってしまうんですね。


そんな野菜を収穫しないで
最後まで育てるとどうなるか。

日頃食べている野菜の一生が
写真とともに載っていました。


図書館にあったプランターは
野菜の一生を見せてくれていたのですね。


そういえば、葉物野菜から咲く花は
黄色が多いことに気づきました。

ひとくくりにして菜の花といえそうです。
葉物野菜の多くはアブラナ科なのですね。


本来だったら、花を咲かせて
実を結んで枯れて一生を終えるはずが
若いときに命をいただいちゃって
いたんですね。


人の食料になる動物(家畜)や魚だけでなく
本来なら植物も子孫を残して
命を次世代につなげてから
一生を終えるはずです。

野菜の命も途中でいただいて
いるんだなあと思うと
申し訳ないような、ありがたいような。


本を読んで植物も興味深いなあと
思ったことでした。



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野菜苗の植えつけ

2024年05月27日 | 花・植物
2024/05/27


ミニトマトは野菜だとしても
バジル、シソは野菜というよりハーブかな
と思いながら、買っておいた苗を
ベランダのプランターに植えました。


初めて植えるミニトマト


トマト類は初めてなんです。

この暑すぎるベランダで無事育つかどうか
とにかく育ててみましょう。


ゴーヤは今年は1苗だけ。
多い年は8苗も植えて
グリーンカーテンにしていましたけど。



本葉が5枚以上になっていたので
親芯を摘みました。
暑さに強いので、今年も大丈夫でしょう。


バジル

もうサラダに摘み取って使いました。
ちょっとあると便利ですね。

青じそ

これもあると便利。
前にも植えたことがありますが
使いきれないくらい増えましたね。


今は季節がいいので
すくすく育ちそうですが
猛暑でエアコンを使うようになったら
野菜たちをどこに避難させるか
心配ではあります。

それまでは順調に育ってほしいものです。



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東京国立近代美術館「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション」

2024年05月26日 | 美術館・博物館
2024/05/26


千代田区北の丸公園にある
東京国立近代美術館で開催中の
「TRIO   パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション」
を見てきました。




この展覧会は大都市にある3つの美術館
パリ市立近代美術館
東京国立近代美術館
大阪中之島美術館から
共通点のある作品でトリオを組み
構成するという展示です。

時代や流派、主題やモチーフ
色や形、素材や作品が生まれた背景など
共通点はさまざま。

集められたのは20世紀初頭から現代までの
モダンアートです。

私のように美術の専門知識は乏しいけれど
見るのは好きという者にとっては
「あ、この絵知ってる」とか
「美術の教科書で見たことある」
という作品に出会うのはうれしいのです。


鑑賞途中でスマホで撮る人々に気づいて
そこからは心に残った作品を
撮影するようにしました。

以前なら美術館はほぼ撮影禁止でしたが
最近はOKのところが増えましたね。

うれしいことです。


地域や時代が違っていても
人が興味を持つものや見ているものは
似通っていて、そこに
その時代なりの感じ方、表現を見て
おもしろいなと思うのです。


藤田嗣治〈5人の裸婦〉
私はフジタの絵が好きなんです。
特徴的な陶器のように白い肌。



マリー・ローランサン〈プリンセスたち〉
は肌の描写が似ています。

萬鉄五郎〈裸体美人〉はパンフレットにも
出ている作品ですが
ゴッホやマチスの影響があるということです。


「人間の新しい形」

ジェルメーヌ・リシェ〈ランド地方の羊飼い〉



これを遠目からパッと見たときは
ジャコメッティかと思いました。

こういう細い人物の彫刻は
ジャコメッティ独自のもの
と思っていたのです。

ジャコメッティとリシェは
同時代にフランスに生きた彫刻家なので
影響を受けあったのか
この時代の一種の流れなのかと
思ったりしました。


「現実と非現実のあわい」

ブローネル〈ペレル通り2番地〉
美術の教科書で見た記憶が‥。
 昔からこの黒い人影が不気味だなと
思っていた作品。

右の白い人物のほうが形としては
もっと不気味なはずですが
あまり気にならなかった…。


このチケットで常設展も見られます。
常設展も見ごたえありました。



会期は8月25日まで。


4階の展望コーナー

 
皇居が正面に見えました。
休むのにちょうどいい場所です。




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