はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

大規模修繕もそろそろ終わり頃

2017年11月30日 | 我が家
2017/11/30


7月に始まったマンションの大規模修繕も5ヶ月が経過して、
家のベランダはきれいに塗り替えられ、排水溝もまた防水処理されました。

でも、南面のベランダのシートはまだかかっていて薄暗いです。
北面はシートが取れてますが、取れた日には「あれ、空ってこんなに白かったっけ」
と思うくらいの明るさでした。

いつも黒い網戸から景色を見ているような状態だったので、
取れたときには世界が白く見えた(笑)。

今は共有部分のペンキ塗り。

ゴミ置き場に行く狭い通路を開けたら、ペンキ塗りたての貼り紙。
両手に持ったゴミ袋が触れてしまいそうで、気をつけて歩きます。

玄関のドア付近の壁や集合ポストの壁も、今日は塗る作業中で同様に注意。
明日には乾いて大丈夫だそうですが、ちょっと気を使いますね。
きっと、これが最後の作業でしょうね。

年末までには終わるかな。
予定では来年1月となっていますが。
家の中に取り込んだベランダの荷物も、お正月までには外に出したいな。



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近所の紅葉

2017年11月29日 | 写真
2017/11/29


今年は紅葉の名所に行かないうちに終わってしまいそう。

せめて都会の紅葉写真を撮って、載せておきましょう。

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2足目の靴

2017年11月28日 | 雑感
2017/11/27


昨年11月、ちょうど1年前になります。
「岩本町・東神田ファミリーバザール」公式サイト で、いい感じの靴を見つけて買いました。

浅草の靴屋さんが自分のところで作っています。
本革でやわらかくて靴底も適度に曲がり、とても歩きやすいのです.
紐もゴム製なので、履くときもすっと履けます。


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気に入って、ほんとうによくはいていました。

そうしたら、半年後この靴で歩いていたら、ガサガサと音がするではありませんか。
見ると、かかとがすり減ってヒール部分の革が地面をこすっていたのです。
そのくらいよく歩いていたということですが、他の部分の傷みはないので、
駅前の靴修理チェーン店で靴裏全体を取り替えてもらいました。

この靴底がちょっと固くて重くて、前と同じではありませんが、
それでも毎日愛用しています。

この靴と同じものをもうひとつ欲しくて、今年6月にファミリーバザールに行ってみたのですが
見つけられませんでした。
バザールでは街頭に靴を並べて売っているので、お店の名前もわからないのです。

ところが一昨日に秋葉原に行った時、またファミリーバザールが開催されていることを知り、
近いので行ってみました。

そうしたら、この靴をやっと見つけたのです!
もう会場のはずれのほうでした。

色は前のより少し明るめですが、また買いました。
この1年間デパートの靴売り場をみても、こんな靴をこの値段で売っているところはなかったのです。

柔らかい革で、やはり履きごごちがいいです。
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靴屋さんの女性店主らしい方に靴修理したことを話すと、
「うちに持って来てくれたら500円で直すのに~」と言われました。
その10倍の値段で修理したのですけどね。

今度は靴屋さんの名前も伺ったのですが、ネットにも出ていないお店のようです。
ブランド名もわからないです。
浅草あたりには、皮革製品の製作所がたくさんありますね。
日本の職人さんの腕は確かだと思います。

とにかく替えの靴を買うことができてよかった。



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東京多文化フェス

2017年11月26日 | 日々の出来事
2017/11/26


今日はベルナール秋葉原で開催された「東京多文化フェス」に義姉と行ってきました。

私は昨年、東京都主催の「外国人おもてなし語学ボランティア」の講座を受けて、
一応、語学ボランティアの登録証をいただいたのです。
(語学ボランティアというのが申し訳ないほどのレベルです)

そのフォローアップセミナーがあるというので、受講を申し込んだのですが、
応募多数ということではずれてしまいました。
しかし、当日会場外でモニターを設置し中継するということ、
同時に東京多文化フェスを開催しているというので、出かけたのです。

会場では各国の舞踊もやっており、見て楽しみましたが
なんといってもおもしろかったのは民族衣装を着る体験。

中国雲南省の民族衣装。
色鮮やかで刺繍も手が込んでいて、とてもきれいなんですよ。


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お昼はキッチンカーが来ており、タイのガパオライス(鶏そぼろご飯)をいただきました。
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パクチー大盛り 温泉卵が見えません
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鶏そぼろがスパイシーで、おいしい。

肝心のセミナーの中継は見ないで会場をあとにしてしまいましたが、
(何のために行ったのか → もちろん仮装のため)
異文化に少し触れて、とても楽しかったです(´∀`*)


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上間陽子著 『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

2017年11月25日 | 
2017/11/25
 
この本を読んだのは少し前のことになるが、どのように紹介したらいいのか迷っていた。
 
読後感の重い本だが多くの人に読んでもらいたい。
これが現実だということを知ってもらいたい。
 
中学生以上の男女には読む必要があるのではないか。
なぜなら、ここに登場する少女たちは中学・高校生の年齢なのだから。
 
(本書より引用)

 

「暴力や貧困の中で子どもを育てることは、とかく対岸にいるひとびとからは批判されるものです。でも、調査をきっかけにして、当初予定していたよりもずっと多くの時間を彼女たちと過ごすなかで、私もまた、彼女たちと同じような立場に立たされれば、同じように振る舞うのではないかと思っていました。」

 
上間さんの文章が鮮やかで、まるで映画を見ているように場面が眼前に浮かぶ。
あたかも小説のように会話が綴られている。
 
上間さんのよりそい方の巧みさ。
話を引き出し、立ち入りすぎずに気づかい、助けが必要となるポイントでは声をかける、そのさりげない距離感。
 
実は、この本を読むきっかけとなったのは、ラジオで上間さんの話を聴いたからだった。
そのときは、大学教授という肩書と静かな話しぶりにめがねの女性研究者を想像した。
でも、写真で見た上間さんは、かわいらしい、親しみやすい雰囲気の人だった。
この人なら何でも話してしまうかもしれないと思った。

読み始めて、「まえがき」でもう胸を打たれてしまった。
 
(引用)「私たちは生まれたときから、身体を清潔にされ、なでられ、いたわられることで成長する。だから身体は、そのひとの存在が祝福された記憶をとどめている。」

だから身体は、そのひとの存在が祝福された記憶をとどめている。」という言葉。


「その身体が、おさえつけられ、なぐられ、懇願しても泣き叫んでもそれがやまぬ状況、それが暴力が行使されるときだ。そのために暴力を受けるということは、そのひとが自分を大切に思う気持ちを徹底的に破壊してしまう。」

 

だからこそ、私たちは、暴力を受けた人のそばに立たなくてはならない」という。

登場する少女たちは驚くほど若い。


ある少女は妊娠中に恋人からDVを受け、早産で生まれた子は脳性マヒの障害があった。
シングルマザーとして働かなくては母子で生活していけない。
生活保護は実家の籍にいるので、受けられなかった。
彼女はキャバクラに勤めようとするが雇ってもらうことができなかった。
なぜならまだ17歳だったからである。年齢制限があった。


17歳で、女の子で、一人でこの重さを背負っているとは。

その重さに言葉もなかった。


これは沖縄だけの問題ではない。

日本中にこんな少女はいるはずだ。

こういう子たちを放っておいていいはずがない。

結末は悲しいだけではない。
独り立ちして、たくましく生きていける子もいる。

そこに希望の光が見える。





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