今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

ただいま帰還いたしました&村岡ダブルフル参戦記

2011年09月28日 | レース模様
大きなリュックと、バックをもって本日松山に帰ってまいりました。
リュックの中が・・重い

理由その1・・
参加賞のお味噌村岡ばーちゃん印の味噌であります。
軽いのですが、「完走しいたけ」(乾燥とひっかけておりますんやね

理由その2・・
とまった民宿で何があったかしりまへんのですが、朝食時に民宿のご主人が
宿泊者全員に、ビニール袋を渡してます。昨日のお風呂でご迷惑をかけたのでと。
おじさんは、4時くらいに一番風呂に入ったからまったく関係なしですが
ま~いただくものは断りませんですが・・重い
中には、缶ビール500CCと、デカビタドリンク500CCと缶コーヒ。

デカビタと缶コーヒは全部お腹に処分して、あとは奥様にお土産ですわ。

本題本題
25日朝3時に朝食。4時に民宿スタートで、会場に30分くらいで到着です。
気温は、10度。さすがに、ひんやりですが、昨年の雨の中に比べたら
問題なしです。
世話役してるおじさんに記念写真を一枚お願いしました。

荷物預けてでにぎわっております。


今年も仮装のみなさんおいでです。
昨年の八代亜紀さんは、今年はひげおじさんのスーツ姿。誰も真似なんですかね。
河童の着ぐるみ。目玉おやじ。
鬼太郎、ちゃんちゃんこきて、背中に一反木綿のビニールおもちゃを背負って
走ってます。ほかにも、いろいろ。
よくまー100とか88をこの姿で走れるもんですわ。

5時スタートで、スタート位置は昨年の反省で、前のほうに位置とりました。
昨年、後方からゆっくりいくと、人が密集しすぎて足もとがあまりみえなくなり
危なかったのす。
トップ集団はめちゃ早いです。キロ4分くらいで駆け抜けていきますから
前がすきすきになり、5分半ちょっと飛ばしすぎですが
涼しいうちに貯金しようとの作戦でいきました。


   
40キロの折り返し地点くらいは、キロ6分より早い分が貯金として20分ありました。
有名な100キロランナーだけの特権流しソーメンをここで一杯いただき
標高1040Mの蘇武岳めざしてののぼり急勾配。
ここで試練の坂・・女性ランナーと壮絶なバトルを展開しておりました。
抜いたり、抜かれたり。
50キロのタイムが、おじさんは5:15:40でおます。
様は、5:20:20
抜いてエイドでトイレに立ち寄っていると、エイドも飛ばして前にでていかはります。
この50キロ付近は、急激にエネルギーがなくなってしまい、お腹がぺこぺこ。
14エイドあたりに到着したとたん、片っ端から甘いものを物色。
プリン、大福、チョコレートケーキ。コーヒ牛乳などなど。
チョコレートケーキは、手作りでおちびさんがどうぞどうぞと薦めるので
小さいので、6個ほど食べてなくなりました。
後ろからきた、河童の着ぐるみのお姉さんに、大きなこえで
●●さんが、全部食べた!!と言いふらされて
(ゼッケンにひらがなとかニックネームを書いてるんです。応援してくれやすいように)

なんとかここで体力アップして、頂上までかけあがって、あとは一気に下り。
くだりで、さきほどの様を引き離して行ったのですが
66キロあたりの距離は短いですが、急勾配のぼりが再び。
ここで、がまったく歩かずに駆け上がっていくのです。
周りは、ほとんどの人が歩き。
たったたったとまるで、早朝練習友のぴっち走法ぴろ子さんとおなじ走り。
おじさんは下りのひざの負担がかかりここは歩くことしかできず
くそ!!坂道で下りでみてろ!!と思うばかりで、どんどん先に消えていきます。
73キロ射添会館が、着替え等ができるエイドであります。
普通は50~60くらいの中間設定が、村岡はここ。
ここで着替えていると、にますます離されるのですが
気持ちの切り替えで衣装替え。
靴は失敗でした。ウルトラ用とはいえ、ソール薄めのシューズで下りをがんがん
飛ばしたから、余計にひざにきてます。
ここで、ソールの厚いNBシューズに履き替え、ひざもけりだしやすいように
ロングタイツから、短パンに履き替えてスタート。

そこから少し先が、おはぎいただける長楽寺。
その前にある茶店が、甘酒無料で飲ましてくれるのです。
冷たいのと熱いのお好みでおばーちゃんがお接待。
今年もこれが楽しみできました~と言っていただきました。
実はここが無料接待とは、ほとんどのランナーさんは知らないのです
なんにも書いてないのですよ
おはぎは今年は1個だけにして、即スタート。
この長楽寺に入るときにはすれ違いました。
その差でいくと5分か

しかし75キロ~80キロもそこそこの上り。
走っては歩き、走っては歩きしかもうできる力がありません。
くそ!!と。
心が弱っていくのがわかるんです。
走ろうとする気力が、前半ほどになく、もう11時間切れないと割り切ってしまって
坂道を走れない自分の言い訳ばかり考えている。

周りは、誰も100キロランナーはいません。
88キロランナーもほとんどいない。
44ランナーが、ゾンビのごとく坂道を歩いて上っていく。
ついつい、ま、歩くしかないかと思ってしまうんです。

は、この坂ぜったい走ってあがったやろうな・・でも、ひざがあがらず!!

80キロ~90キロは一気に下り。
ここは、とにかく飛ばして飛ばして。
あと、10キロ。
その前半5キロが地獄のようなのぼり!!! 後半5キロ、下りで転がってもいけるといわれてます。

ところが、ここからがきつい。10キロ下りを全開で飛ばしてきての
急激な上りに、誰ひとり走ってない、ゾンビ行進。
だめ・・・・歩きはじめました。

でも、歩いているときはランナー同士のコミュニケーションで
いろんなお話できてウルトラの醍醐味はここにあるんです。
お話しながらも、足が回復してきたのでお別れいって、少しでも
早く、上に上に。でもまた歩きはじめると、さきほど話していた人がすぐ
後ろにいる歩く方に抜かれてしまいました
歩くスピードがおじさんは遅い。これもまた課題なんです。
いったいここまで走った時間はなんじゃい、情けないと思ったり。

そんなこんなで、最後の頂上「一二峠」到着。ここから下り5キロ。
最後の力を振り絞って、駆け下りました。
さすがにキロ5分は無理。膝ががくがくになってます。

この5キロ間で、100キロランナーの姿は1名だけ。
ゴール2キロ手前で、道路で寝てはりました。
きっと、どこか壊したか熱中症になったかみたいです。
あとは、誰もいません。
さすがですわ。ここまで走ってきて、最後歩くようなやわな体してまへんわな。
100キロ男子324名エントリーで、時間内完走者216人。完走率67%


分析
11時間34分37秒でゴール。
50キロ 5:15:40 後半50キロ 6:19:00

ちなみに、様 11:14:57
50キロ 5:20:20 後半50キロ 5:54:05

おじさんより前の男子もだいたい前半後半の差が30分以内でおます。
この様も同様。
後半がぐたぐたの走りが原因みたいです。


村岡でがんばりたいなら、坂道の上り下りの走法をもっとしっかり練習するしかない。

レース終了後、無料で温泉入れるのですが入浴中の男性とお話。
坂道上りは体を前に倒して走るときつい坂でもいけますよ~なんて
アドバイスくれました。そうしてるつもりなんだけど、まだまだ
余地あるんでしょうな。

以上、タイムはまずよしと満足したいのですが・・・
おじさんより年上の様のあまりに巧みなレース展開に感服いたしました。


10月2日(日)いよいよ、今治ハーフ。
足の言い訳はさておいて、ランナーズに書いてあった走り方を実践してみようかと
思っております。
みなさん、がんばりましょうね。



コメント (6)
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