今日（7月10日）は、「ウルトラマンの日」
1966(昭和41)年7月10日、TBSテレビで『ウルトラマン』の放映が開始された日に因む。
正確に言えば、『ウルトラマン』は7月17日に放送開始の予定だった。しかし、その前に放送されていた『ウルトラQ』の最終話（『あけてくれ！』）が、内容が難解であるという理由で放送されないことになった。そこでその穴埋めとして、前日に杉並公会堂で開かれたウルトラマンの宣伝イベントの模様を7月10日の今日「ウルトラマン前夜祭・ウルトラマン 誕生 」として放映した。
『ウルトラマン』は、円谷プロダクションが製作し、1966年（昭和41年）7月17日から1967年（昭和42年）4月9日の間に、TBS系で毎週日曜日19：00 - 19：30に全39話（第1作「ウルトラ作戦第一号」～39作「「さらばウルトラマン」 ）が放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名。また、『ウルトラマン』に続いて放送された一連の番組（ウルトラシリーズ、ウルトラマンシリーズ）、およびその劇中の巨大変身ヒーローもよく「ウルトラマン」と総称される。但し、ウルトラマンの前作『ウルトラQ』を除く）
この作品としての「ウルトラマン」は、前作『ウルトラQ』の世界観を引き継いだ「空想特撮シリーズ」第2作で、怪獣や宇宙人によって起こされる災害や超常現象の解明と解決を任務とする科学特捜隊と、それに協力する宇宙人ウルトラマン（巨大変心ヒーロー）の活躍を描くものである。
前作の『ウルトラQ』の放映が開始されたのは、1964（昭和39）年9月27日に最初の作品「マンモスフラワー」の撮影を開始してから、実に1年4ヶ月後の、昭和41年（1966年）1月2日であった。この作品は、撮影開始からこの間に何度か放映開始が噂されていたが、結局28本の作品がすべて完成してからのスタートとなった。『ウルトラQ』の世界観を継承する番組として製作・放映された、第2作目の『ウルトラマン』は、『ウルトラQ』で登場した怪獣が視聴者に好評であったので、当初は、怪獣同士の戦いを主体とする番組が企画されたようだが、企画段階で、巨大な正義の超人が怪獣と闘う形式に変更され『ウルトラマン』の企画となったという。そして、この作品は、前作と異なり、放送しながら作成することとなった。そして、1966年（昭和41年）7月17日に第1作「ウルトラ作戦第一号」が放送され、宇宙怪獣ベムラー登場 となる。
『ウルトラQ』の最終話『あけてくれ！』は、製作Ｎｏ．4という記録があり、かなり早い段階に製作されていたもののようだが、番組の意向として、『東宝の怪獣映画シリーズのようなものをＴＶで』という要望もあり、ＳＦ色の強いこの話は放送を先延ばしされていた。
この『ウルトラQ』は、もともと一部を除いて、完全な１話完結のパラレルワールド的なストーリーの為、時系列で物語を把握する必要が無く、放映順・視聴順も、それほど気にする必要が無い作品である。結局、、内容も難解であるというプロデューサーの意向で予定より1週早く終わった『ウルトラＱ』であったが、次回作『ウルトラマン』の第１話のフィルムが出来ておらず、急遽『ウルトラマン前夜祭』という公開番組を編成。「ウルトラマン前夜祭・ウルトラマン 誕生 」としたようだ。結局、最終話の『あけてくれ！』は本放送せずに終わり、この作品は、その１年後の再放送時に初出となる。
『あけてくれ！』のあらすじは、こちらで見れる→ http://homepage.mac.com/onishi2/story_28.html
『ウルトラマン』は、円谷プロダクション初のカラーテレビ番組にかける意気込みと妥協を許さぬ製作体制から、徐々にスケジュールを圧迫し、3班撮影でも間に合わなくなってきた。そのため、番組の更なる続行を望むTBS側とこれ以上の続行は不可能とする円谷プロとの間で度々協議が開かれた結果、1967（昭和42）年、39話「さらばウルトラマン」の放送で一旦終了した。そして、製作体制の見直しが行われ、次の『ウルトラセブン』以降のウルトラシリーズが始まるのである。
兎に角、子供達には大人気で、本放送当時、平均視聴率は30%を越えたといい、『ウルトラマン』の最終回で、ウルトラマンがゾフィーとともに地球を去る場面を見た当時の子供達は、各々の家の窓を開けて空を見上げ、ウルトラマンを見送ろうとしたという話が伝わっているという。
私の息子は、『ウルトラマン』はまだできていなかったが、その後のシリーズ物は見ていた。私も、子供と一緒になって、見ていたが、当時としては、とても斬新で面白かった。そして、家には、ウルトラマンの人形や文具、茶碗や箸箱など、色んなキャラクターものがあったが、今では全て処分し何もなくなってしまった。
あ、そういえば、息子に買ってやったものが・・・一つだけ・・・。処分もれの箸箱が、出てきたよ。＼(^０^)／ワーイ 。
（画像は、息子が子どもの頃使っていたウルトラマンの箸箱。）
参考：
ウルトラマン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3
ULTRAMAN STADIUM
http://www.ultraman-stadium.jp/flash.html
東京ＭＸテレビ ※ ウルトラマン(ここでは第1回～最終回39回の登場怪獣とあらすじもわかるよ)
http://www.mxtv.co.jp/ultraman/
ウルトラＱ全記録（ウルトラＱの全てがわかるよ）
http://homepage.mac.com/onishi2/contents.html
TBS
http://www.tbs.co.jp/
1966(昭和41)年7月10日、TBSテレビで『ウルトラマン』の放映が開始された日に因む。
正確に言えば、『ウルトラマン』は7月17日に放送開始の予定だった。しかし、その前に放送されていた『ウルトラQ』の最終話（『あけてくれ！』）が、内容が難解であるという理由で放送されないことになった。そこでその穴埋めとして、前日に杉並公会堂で開かれたウルトラマンの宣伝イベントの模様を7月10日の今日「ウルトラマン前夜祭・ウルトラマン 誕生 」として放映した。
『ウルトラマン』は、円谷プロダクションが製作し、1966年（昭和41年）7月17日から1967年（昭和42年）4月9日の間に、TBS系で毎週日曜日19：00 - 19：30に全39話（第1作「ウルトラ作戦第一号」～39作「「さらばウルトラマン」 ）が放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名。また、『ウルトラマン』に続いて放送された一連の番組（ウルトラシリーズ、ウルトラマンシリーズ）、およびその劇中の巨大変身ヒーローもよく「ウルトラマン」と総称される。但し、ウルトラマンの前作『ウルトラQ』を除く）
この作品としての「ウルトラマン」は、前作『ウルトラQ』の世界観を引き継いだ「空想特撮シリーズ」第2作で、怪獣や宇宙人によって起こされる災害や超常現象の解明と解決を任務とする科学特捜隊と、それに協力する宇宙人ウルトラマン（巨大変心ヒーロー）の活躍を描くものである。
前作の『ウルトラQ』の放映が開始されたのは、1964（昭和39）年9月27日に最初の作品「マンモスフラワー」の撮影を開始してから、実に1年4ヶ月後の、昭和41年（1966年）1月2日であった。この作品は、撮影開始からこの間に何度か放映開始が噂されていたが、結局28本の作品がすべて完成してからのスタートとなった。『ウルトラQ』の世界観を継承する番組として製作・放映された、第2作目の『ウルトラマン』は、『ウルトラQ』で登場した怪獣が視聴者に好評であったので、当初は、怪獣同士の戦いを主体とする番組が企画されたようだが、企画段階で、巨大な正義の超人が怪獣と闘う形式に変更され『ウルトラマン』の企画となったという。そして、この作品は、前作と異なり、放送しながら作成することとなった。そして、1966年（昭和41年）7月17日に第1作「ウルトラ作戦第一号」が放送され、宇宙怪獣ベムラー登場 となる。
『ウルトラQ』の最終話『あけてくれ！』は、製作Ｎｏ．4という記録があり、かなり早い段階に製作されていたもののようだが、番組の意向として、『東宝の怪獣映画シリーズのようなものをＴＶで』という要望もあり、ＳＦ色の強いこの話は放送を先延ばしされていた。
この『ウルトラQ』は、もともと一部を除いて、完全な１話完結のパラレルワールド的なストーリーの為、時系列で物語を把握する必要が無く、放映順・視聴順も、それほど気にする必要が無い作品である。結局、、内容も難解であるというプロデューサーの意向で予定より1週早く終わった『ウルトラＱ』であったが、次回作『ウルトラマン』の第１話のフィルムが出来ておらず、急遽『ウルトラマン前夜祭』という公開番組を編成。「ウルトラマン前夜祭・ウルトラマン 誕生 」としたようだ。結局、最終話の『あけてくれ！』は本放送せずに終わり、この作品は、その１年後の再放送時に初出となる。
『あけてくれ！』のあらすじは、こちらで見れる→ http://homepage.mac.com/onishi2/story_28.html
『ウルトラマン』は、円谷プロダクション初のカラーテレビ番組にかける意気込みと妥協を許さぬ製作体制から、徐々にスケジュールを圧迫し、3班撮影でも間に合わなくなってきた。そのため、番組の更なる続行を望むTBS側とこれ以上の続行は不可能とする円谷プロとの間で度々協議が開かれた結果、1967（昭和42）年、39話「さらばウルトラマン」の放送で一旦終了した。そして、製作体制の見直しが行われ、次の『ウルトラセブン』以降のウルトラシリーズが始まるのである。
兎に角、子供達には大人気で、本放送当時、平均視聴率は30%を越えたといい、『ウルトラマン』の最終回で、ウルトラマンがゾフィーとともに地球を去る場面を見た当時の子供達は、各々の家の窓を開けて空を見上げ、ウルトラマンを見送ろうとしたという話が伝わっているという。
私の息子は、『ウルトラマン』はまだできていなかったが、その後のシリーズ物は見ていた。私も、子供と一緒になって、見ていたが、当時としては、とても斬新で面白かった。そして、家には、ウルトラマンの人形や文具、茶碗や箸箱など、色んなキャラクターものがあったが、今では全て処分し何もなくなってしまった。
あ、そういえば、息子に買ってやったものが・・・一つだけ・・・。処分もれの箸箱が、出てきたよ。＼(^０^)／ワーイ 。
（画像は、息子が子どもの頃使っていたウルトラマンの箸箱。）
参考：
ウルトラマン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3
ULTRAMAN STADIUM
http://www.ultraman-stadium.jp/flash.html
東京ＭＸテレビ ※ ウルトラマン(ここでは第1回～最終回39回の登場怪獣とあらすじもわかるよ)
http://www.mxtv.co.jp/ultraman/
ウルトラＱ全記録（ウルトラＱの全てがわかるよ）
http://homepage.mac.com/onishi2/contents.html
TBS
http://www.tbs.co.jp/