認識能力のない
それ故に
ばか者
と一般に呼ばれる
人の数
がどんなに増えても
そこに
問題解決能力は
1ミリグラムたりとも
備わらない
要するに
バカ者は
ばかもの
以上の存在
にはなれないのだ
民主主義とは多数派が意思決定を行う
とする制度
多数派という存在は
それ自体が
薄められた認識能力の集合
という意味をもつ
判断能力に重大な欠陥を有する
まことに特異な
集団
を形成している一軍のことを
マジョリティと呼ぶようになったのは
歴史の皮肉
民主政治を行っている国のすべてが
緩慢な
自滅への道
を
いま
ひとしく
歩み続けている
その理由を知れば
問題の解決に寄与する機会
と出遭う
たとえば
国内で起きている
財政赤字の累増
と
貧困の蔓延
という事態
は
共に
国会の不明をそのまま表す結果
であり
国民の困窮は
経済政策の不備を
繰り返し
立証するための
根拠
となっている
国際紛争はこのところ
頓に頻発するようになったのだが
中でも
ウクライナとロシアの間でおきている戦闘
は
統治能力の不備が禍と化した
その実例としての意味が濃い
一方の正当性は
他方の不当性
を意味しない
問題は双方に
ひとしく
ある
共通するのは
相互間の
利害得失の
量的な差
EUにとってウクライナは
市場を拡大するための
引っ越してきた新しい隣人
なのだが
ロシアにとっては
ルーブル経済圏から転出した
古くからの住民
という意味になる
EUへの参加を巡る
意思決定の場で
対立を強めていったことから
分離独立を目指す
親ロシア派が
クリミア半島の帰属変更
の機に乗じて
並行して独断専行に奔った
ということが
後の国際的な紛争
の種
となった事例
正当性を担保する根拠を
双方が主張し
意見の対立が
武力の抗争へと発展した
己の行為を正当化しようとしているうちは
問題の解決は遠い
日中間に於ける領土問題でも
同様の展開がみられる
日韓間では
竹島の帰属を巡る抗争から
慰安婦問題が
日本を攻撃するための手段
とされてきた
実態の不在をセンセーショナルな誘導へと摩り替え
日本に対する優越性を把持した積りになっていた
30年が史実として残された
竹島問題を慰安婦問題
へと摩り替えようとした後で
虚偽報道の事実を
当事者である新聞社自らが認める
という状況が唐突に訪れた
一連の経過にみられる共通の要素は
己の行為に対する
一方的な正当化プロセス
の増長である
理のない行為に奔った側が
正当性の根拠を
自らの手で
証す義務を負う
そういう展開へと
時の壁を経て
次第に追い詰められていく
という定め
声高に自己主張すればするほど
正当性の根拠が失われていく
この仕組みは
昔から
テンモウカイカイ
などと称されてきた
当のそのもの
挑発にまんまと乗せられてしまうと
相手の土俵で
勝負する破目になる
真実の価値は失せ
声の大きさだけが
雌雄を決する手段となる
認識能力に欠けた対立は
最終的に物理戦へと発展する
日本国民が保っているその姿勢は
きわめて健全なものであったということが
慰安婦問題を紛糾させずに
その反証となる訂正記事を
大新聞に自発的に書かせた
といえる
健全な国民が
不健全な国会を生みだしているにせよ
統治能力は既に国会になく
国民が有する
共通の認識にある
ということが
この経緯からよく窺える
国民が思考力を取り戻したとき
先進国で初めて
直接民主制
という形
が誕生するだろう
知識の量的拡大に特化している
いまの教育制度が
国民から思考力を奪い
批判精神を殺ぎとってきた
健全な統治とは
批判をよく消化することができて
はじめて
成り立つものなのだ
批判を恐れるようになった
権威主義に基づく
学生運動への反省から生まれたカイカク
を前提とする教育制度は
従順で無批判な頭脳に優越性を与え
優秀だが思考力と覇気のない
新卒の学生を大量生産し
企業による青田刈りを急がせ
権威に対して無批判
であることがステータス
となる困った文化を生みだした
それら一連の行為が
思考力の不在に気付かぬ指導者を
戦後体制の枠組みの中で育み
海外からの意図的な威圧に怯えて
勝手に身構えるという臆病な内閣を
国民に支持させる
バイアスのかかった報道を
平然として
一斉に行う習慣を統一化させている
集団的自衛権の行使容認
という閣議で決まった国の方針は
現内閣がもつその弱点を
相手に教えることにしか
なっていない
ことに気付きもしない当事者の
産物
軍事力で
平和の実現を導くことは
できない
一国の安全保障は
自主自立
することにある
自給自足型経済こそが
国の安全の
要であり礎なのだ
そこで真っ先に必要となるのが
エネルギー
地下資源なしで電気エネルギーを
存分に取り出す技術は
唯一の被曝体験国
である日本だけがもつことを
許される
再生不要エネルギーの登場で
世界中の地下資源は
高価で
かつ
有害なもの
という新たな価値を身につける
地下資源を巡る領有権など
何の価値もない
真を知る時代の到来が
まさしく近付いている
日本の安全は
核廃絶を手始めとする
環境負荷のない
それでいて
経済合理性の高い
未来のエネルギー
の供給権
をもつことによってのみ
なる
それ故に
ばか者
と一般に呼ばれる
人の数
がどんなに増えても
そこに
問題解決能力は
1ミリグラムたりとも
備わらない
要するに
バカ者は
ばかもの
以上の存在
にはなれないのだ
民主主義とは多数派が意思決定を行う
とする制度
多数派という存在は
それ自体が
薄められた認識能力の集合
という意味をもつ
判断能力に重大な欠陥を有する
まことに特異な
集団
を形成している一軍のことを
マジョリティと呼ぶようになったのは
歴史の皮肉
民主政治を行っている国のすべてが
緩慢な
自滅への道
を
いま
ひとしく
歩み続けている
その理由を知れば
問題の解決に寄与する機会
と出遭う
たとえば
国内で起きている
財政赤字の累増
と
貧困の蔓延
という事態
は
共に
国会の不明をそのまま表す結果
であり
国民の困窮は
経済政策の不備を
繰り返し
立証するための
根拠
となっている
国際紛争はこのところ
頓に頻発するようになったのだが
中でも
ウクライナとロシアの間でおきている戦闘
は
統治能力の不備が禍と化した
その実例としての意味が濃い
一方の正当性は
他方の不当性
を意味しない
問題は双方に
ひとしく
ある
共通するのは
相互間の
利害得失の
量的な差
EUにとってウクライナは
市場を拡大するための
引っ越してきた新しい隣人
なのだが
ロシアにとっては
ルーブル経済圏から転出した
古くからの住民
という意味になる
EUへの参加を巡る
意思決定の場で
対立を強めていったことから
分離独立を目指す
親ロシア派が
クリミア半島の帰属変更
の機に乗じて
並行して独断専行に奔った
ということが
後の国際的な紛争
の種
となった事例
正当性を担保する根拠を
双方が主張し
意見の対立が
武力の抗争へと発展した
己の行為を正当化しようとしているうちは
問題の解決は遠い
日中間に於ける領土問題でも
同様の展開がみられる
日韓間では
竹島の帰属を巡る抗争から
慰安婦問題が
日本を攻撃するための手段
とされてきた
実態の不在をセンセーショナルな誘導へと摩り替え
日本に対する優越性を把持した積りになっていた
30年が史実として残された
竹島問題を慰安婦問題
へと摩り替えようとした後で
虚偽報道の事実を
当事者である新聞社自らが認める
という状況が唐突に訪れた
一連の経過にみられる共通の要素は
己の行為に対する
一方的な正当化プロセス
の増長である
理のない行為に奔った側が
正当性の根拠を
自らの手で
証す義務を負う
そういう展開へと
時の壁を経て
次第に追い詰められていく
という定め
声高に自己主張すればするほど
正当性の根拠が失われていく
この仕組みは
昔から
テンモウカイカイ
などと称されてきた
当のそのもの
挑発にまんまと乗せられてしまうと
相手の土俵で
勝負する破目になる
真実の価値は失せ
声の大きさだけが
雌雄を決する手段となる
認識能力に欠けた対立は
最終的に物理戦へと発展する
日本国民が保っているその姿勢は
きわめて健全なものであったということが
慰安婦問題を紛糾させずに
その反証となる訂正記事を
大新聞に自発的に書かせた
といえる
健全な国民が
不健全な国会を生みだしているにせよ
統治能力は既に国会になく
国民が有する
共通の認識にある
ということが
この経緯からよく窺える
国民が思考力を取り戻したとき
先進国で初めて
直接民主制
という形
が誕生するだろう
知識の量的拡大に特化している
いまの教育制度が
国民から思考力を奪い
批判精神を殺ぎとってきた
健全な統治とは
批判をよく消化することができて
はじめて
成り立つものなのだ
批判を恐れるようになった
権威主義に基づく
学生運動への反省から生まれたカイカク
を前提とする教育制度は
従順で無批判な頭脳に優越性を与え
優秀だが思考力と覇気のない
新卒の学生を大量生産し
企業による青田刈りを急がせ
権威に対して無批判
であることがステータス
となる困った文化を生みだした
それら一連の行為が
思考力の不在に気付かぬ指導者を
戦後体制の枠組みの中で育み
海外からの意図的な威圧に怯えて
勝手に身構えるという臆病な内閣を
国民に支持させる
バイアスのかかった報道を
平然として
一斉に行う習慣を統一化させている
集団的自衛権の行使容認
という閣議で決まった国の方針は
現内閣がもつその弱点を
相手に教えることにしか
なっていない
ことに気付きもしない当事者の
産物
軍事力で
平和の実現を導くことは
できない
一国の安全保障は
自主自立
することにある
自給自足型経済こそが
国の安全の
要であり礎なのだ
そこで真っ先に必要となるのが
エネルギー
地下資源なしで電気エネルギーを
存分に取り出す技術は
唯一の被曝体験国
である日本だけがもつことを
許される
再生不要エネルギーの登場で
世界中の地下資源は
高価で
かつ
有害なもの
という新たな価値を身につける
地下資源を巡る領有権など
何の価値もない
真を知る時代の到来が
まさしく近付いている
日本の安全は
核廃絶を手始めとする
環境負荷のない
それでいて
経済合理性の高い
未来のエネルギー
の供給権
をもつことによってのみ
なる