共産主義と宗教とは
相互に
とてもよく似た
特徴的な成分
をその内部に
秘めて
成り立っている
共産主義の一元化
が現実に不可能だった
のと同じ理由で
宗教の統合
も
また根源的に
不可能もの
であり続けている
そこに共通しているのは
ヒトの持つ意識
とそれによる
自我を源泉とする
さまざまに変容した
強い欲望
共産主義はかつて
アメリカを恐怖させるほど
ユーラシア大陸に於いて
隆盛を極め
ソ連
中国
へと飛び火し
更に
朝鮮半島を二分しただけでなく
仏領インドシナに於いても
南北間の分断を推し進め
その姿が
まるでドミノ倒し
のようであったことから
周辺諸国を次々と赤化していく
一方的な傾斜のことを
ドミノ理論と呼んで説明づけた
共産主義体制の蔓延を防遏する
という目的で
ベトナム戦争が開始され
アメリカの敗北
という結果を生んだ
そのキッカケとなったのが
トンキン湾事件
後にこの時の破壊行動が
アメリカによる「やらせ」
であったことが判明し
米国民を大義なき戦争
へと引き込んだ
米国民の間には
長引く戦争で
厭戦気分が高まるようになっていき
ヒッピーと飛ばれた
反戦を訴える文化
の推進者たちが一斉に現れた
ベトナム戦争は
アメリカが敗北を受け入れた
ことにより
終焉を迎えたのだったが
それと入れ替わるようにして
カンボジアでは
クメール・ルージュと称する
狂信的共産主義者集団が猖獗を極め
知識階級を殲滅する運動
が共産主義の名の下で推し進められ
偏った教育を国民すべてに
ひとしく施すための
著しい刷り込みによる洗脳
が行われた時代へと繋がっていく
その後市場経済システムの進化
に伴って高くなり過ぎたドルの価値を
G5が協調して介入する
プラザ合意が85年秋に実施され
ドル売り圧力を受けた日本の円が
それ以降集中的に買われるようになり
土地神話を前提とする
バブル経済を日本へと導いた
アメリカ全土を買い占めることが可能なほどの
資本力を当時の日本は生み出したが
それによって相対化された計画経済は
ソ連型の共産主義体制を
内部崩壊させるプロセスを
共産党指導部に押し付けた
その結果
日本経済が世界中に見せつけた繁栄ぶりが
計画経済を一層劣悪なものへと位置づけた
丸五年を経過した91年の
最後の月に
強大な勢力を誇っていたソ連が
一方的に消滅してしまうこととなり
それが対立していた当面の敵
であるソ連をロシアへと戻させた
対立軸を俄かに失った
米政権を構成する残された勢力は
人心を収攬しておくための手段として
新たなる敵を作り出す必要性に遭遇し
防衛力を強化するための理由づけを
急ぐよう迫られた
ソ連に代わる新たなる敵
の創出を謀ることによって
米国民の支持を得ることが
容易になる
日本の真珠湾攻撃から
その事実を経験的に学んでいた
共和党政権は
国際政治の場に於ける
アメリカによる平和状態の維持
がこの先も必要だ
と世界に思い込ませる目的で
当時の大統領であったパパブッシュは
中東で独裁的な権勢をふるっていた
当時のイラクを支配していた
大統領フセインに
隣国クェートに侵攻するよう唆し
湾岸戦争を誘発させ
有事を想定した準備を整えていた米軍と
NATO軍との連合軍を直ちに組織し
短期間で勝利した
これにより国際社会の大部分は
アメリカの軍事力による
安寧
の保持がまだまだ必要だ
という認識を強く持っただけでなく
それまで反米国家の雄
であることを自認していた
リビアのカダフィをして
アメリカへとたちまち帰順させてしまった
湾岸戦争を開始して
国家財政を悪化させたということが
共和党政権を増税へと走らせた
そのことが
米国民の支持を失わせ
一期四年で
民主党のクリントンへと
政権を引き継いだ
当時双子の赤字で苦しんでいたアメリカは
ソ連崩壊に伴って生じた
ロシアの誕生によって
ドル経済圏の急拡大
を受けて黒字化していた
クリントンから政権を奪取した
ブッシュジュニアの時代に
最初の同時多発テロ
がアメリカで引き起こされ
米国民を
報復するための闘い
へと導くことに難なく成功した共和党政権は
テロの首謀者たちを
アフガニスタン禿山に追い詰めて措きながら
何故か呆気なく取り逃がし
ベトナムに続く二度目の大義なき戦争を
イラクで仕掛ける道を選び取った
黒字化していた国家財政を
イラクへの転戦を敢行したアメリカは
やっと健全化した財政を
一年足らずでたちまち赤字化させてしまい
その後長期化を迫られたイラク戦争で
必要とされた戦費の調達を
原油相場を長期間(五年の間づっと)
高騰させておくことで可能ならしめ
戦争の長期化で
イスラム教徒同士を
相互に自爆攻撃しあうよう仕向け
求心力を発揮していたフセイン亡き後のイラクで
軍閥勢力となっていた地方部族の台頭を許し
宗派間の対立を一層先鋭化させながら
ついにイスラム国を自称する勢力
をさえ生み落とす事態を招いたのだった
これら一連の変化は
アメリカの軍産複合体制と
米国民が供にもつ
ヒト一倍臆病な
強迫的神経症という宿痾が
歴史の必然
として連れてくるようになったもの
原因のすべては
アメリカの軍産複合体制と
米国民に通有する
過剰防衛反応
がその起源
宗教色を強めた戦闘が
反米勢力をそこに収斂させていき
行動力はあっても
思考力の無い
世界中にいる単純な若者たちを
テロによる破壊を手段とする
宗教戦争へと駆り立てた
宗教を否定する共産主義が
ひとびとから信仰を奪い
自己崩壊していったのと同様に
共産主義を否定する宗教が
理念に反する破戒活動を正当化し
特定の傾斜を統一化して
それによる暴力的な世界支配
が可能であると錯誤させた
そこに共通するのは
認識の自発的な誤り
であり
偏頗であればあるほど
真実を却って遠ざける
という結果を招くものとなる
宗教と共産主義とは
相似した関係である
という点で共通し
排他的な姿勢を
とならざるを得なくなるものなのだ
解釈を多様化させてきたことで
さまざまな混乱を生み落とし
差別化を一方的に図って
正当化した積もりとなり
反動勢力を生みながら
原理運動へと回帰するサイクルを
果てしなく繰り返す
宗教が原理運動へと回帰していくのは
勝手な解釈が横行する時代の特徴なのだ
共産体制が修正主義者を生みだす
そのプロセスとの間には
どのような異動もない
信仰は人を謙虚にするが
宗教は権威主義へと流れていき
集金システムと化し
そこで停滞する定め
共産主義も権威主義を伴って
一心同体の存在となることを目指し
排他性を強めながら
対立の胤を産み落としつづける
宗教は特定の教義と戒律とを
不可欠な成分として抱え込み
共産主義体制は原典に備わる
その思想と
執行機関である
権威による集団的指導体制の継続とを
存立基盤とする点で
互いに共通する
前提を基本的条件としてもっている
信仰を力に変換してきた
ということが
混乱のそもそも生みの親
教えや学び
そして
イデオロギーの違い
を超越したところに
恒久平和
へと至る道の手がかり
が隠れている
中国型の共産主義体制というものが
人心収攬術の一つして
反日教育を先鋭化させ
日ノ本の民に
平和憲法の理念と
それがもつ機能
の意味を疑わせるよう仕向け
憲法を新解釈で
適用する道を選ばせた
宗教に固有の教義を
恣意的に解釈することに等しい
憲法解釈の柔軟化
という変化は
対立軸となった中国共産党政府の
高圧的な姿勢が齎したもの
一方の威圧的となった姿勢の変化が
他方の防衛意識をより一層高めさせ
憲法解釈の変更を促して
その理念に反する行動を
意図的にとらせている
こうして対立を募らせていく二国間関係は
時の経過と共に先鋭化するようになっていき
ある時
暴発へと至る
というのが歴史のパターン
対立のメカニズムは
認識の劣化
によって引き起こされる
森羅万象を含む万物にこそ
神の賜物としての価値がある
というのが日本古来の伝統である
神道の姿
宗教が神を擬人化したときから
この世の混乱が
始まった
神道はその埒外にあり続けてきた
という点で宗教とは異なる
ビッグバンを許可した何か
のことをサムシンググレート
と呼ぶ
宇宙に九つの空間次元を与え
法則をそこに包摂させ
生命を生む有機的変化
の条件付けが
そこで行われた
信仰はどのような教えも
まったく必要としていない
内在する謙虚さ
に気づくための行為こそ
信仰者の証
宗教のすべては
ビジネスへと変化したことによって
新たなる混乱を生み出した
根拠不明の一方的な教義の解釈
によるのではなく
敬虔な姿勢になる
という実に単純なことが
平和による繁栄への
たった一つの
みちしるべ
曼荼羅にみる九つの相は
それぞれが異なった空間次元を表し
その大枠が時間軸を表す
信仰を宗教として扱っては
ならない
生命を統べる法則が
宇宙には容易されている
相互に
とてもよく似た
特徴的な成分
をその内部に
秘めて
成り立っている
共産主義の一元化
が現実に不可能だった
のと同じ理由で
宗教の統合
も
また根源的に
不可能もの
であり続けている
そこに共通しているのは
ヒトの持つ意識
とそれによる
自我を源泉とする
さまざまに変容した
強い欲望
共産主義はかつて
アメリカを恐怖させるほど
ユーラシア大陸に於いて
隆盛を極め
ソ連
中国
へと飛び火し
更に
朝鮮半島を二分しただけでなく
仏領インドシナに於いても
南北間の分断を推し進め
その姿が
まるでドミノ倒し
のようであったことから
周辺諸国を次々と赤化していく
一方的な傾斜のことを
ドミノ理論と呼んで説明づけた
共産主義体制の蔓延を防遏する
という目的で
ベトナム戦争が開始され
アメリカの敗北
という結果を生んだ
そのキッカケとなったのが
トンキン湾事件
後にこの時の破壊行動が
アメリカによる「やらせ」
であったことが判明し
米国民を大義なき戦争
へと引き込んだ
米国民の間には
長引く戦争で
厭戦気分が高まるようになっていき
ヒッピーと飛ばれた
反戦を訴える文化
の推進者たちが一斉に現れた
ベトナム戦争は
アメリカが敗北を受け入れた
ことにより
終焉を迎えたのだったが
それと入れ替わるようにして
カンボジアでは
クメール・ルージュと称する
狂信的共産主義者集団が猖獗を極め
知識階級を殲滅する運動
が共産主義の名の下で推し進められ
偏った教育を国民すべてに
ひとしく施すための
著しい刷り込みによる洗脳
が行われた時代へと繋がっていく
その後市場経済システムの進化
に伴って高くなり過ぎたドルの価値を
G5が協調して介入する
プラザ合意が85年秋に実施され
ドル売り圧力を受けた日本の円が
それ以降集中的に買われるようになり
土地神話を前提とする
バブル経済を日本へと導いた
アメリカ全土を買い占めることが可能なほどの
資本力を当時の日本は生み出したが
それによって相対化された計画経済は
ソ連型の共産主義体制を
内部崩壊させるプロセスを
共産党指導部に押し付けた
その結果
日本経済が世界中に見せつけた繁栄ぶりが
計画経済を一層劣悪なものへと位置づけた
丸五年を経過した91年の
最後の月に
強大な勢力を誇っていたソ連が
一方的に消滅してしまうこととなり
それが対立していた当面の敵
であるソ連をロシアへと戻させた
対立軸を俄かに失った
米政権を構成する残された勢力は
人心を収攬しておくための手段として
新たなる敵を作り出す必要性に遭遇し
防衛力を強化するための理由づけを
急ぐよう迫られた
ソ連に代わる新たなる敵
の創出を謀ることによって
米国民の支持を得ることが
容易になる
日本の真珠湾攻撃から
その事実を経験的に学んでいた
共和党政権は
国際政治の場に於ける
アメリカによる平和状態の維持
がこの先も必要だ
と世界に思い込ませる目的で
当時の大統領であったパパブッシュは
中東で独裁的な権勢をふるっていた
当時のイラクを支配していた
大統領フセインに
隣国クェートに侵攻するよう唆し
湾岸戦争を誘発させ
有事を想定した準備を整えていた米軍と
NATO軍との連合軍を直ちに組織し
短期間で勝利した
これにより国際社会の大部分は
アメリカの軍事力による
安寧
の保持がまだまだ必要だ
という認識を強く持っただけでなく
それまで反米国家の雄
であることを自認していた
リビアのカダフィをして
アメリカへとたちまち帰順させてしまった
湾岸戦争を開始して
国家財政を悪化させたということが
共和党政権を増税へと走らせた
そのことが
米国民の支持を失わせ
一期四年で
民主党のクリントンへと
政権を引き継いだ
当時双子の赤字で苦しんでいたアメリカは
ソ連崩壊に伴って生じた
ロシアの誕生によって
ドル経済圏の急拡大
を受けて黒字化していた
クリントンから政権を奪取した
ブッシュジュニアの時代に
最初の同時多発テロ
がアメリカで引き起こされ
米国民を
報復するための闘い
へと導くことに難なく成功した共和党政権は
テロの首謀者たちを
アフガニスタン禿山に追い詰めて措きながら
何故か呆気なく取り逃がし
ベトナムに続く二度目の大義なき戦争を
イラクで仕掛ける道を選び取った
黒字化していた国家財政を
イラクへの転戦を敢行したアメリカは
やっと健全化した財政を
一年足らずでたちまち赤字化させてしまい
その後長期化を迫られたイラク戦争で
必要とされた戦費の調達を
原油相場を長期間(五年の間づっと)
高騰させておくことで可能ならしめ
戦争の長期化で
イスラム教徒同士を
相互に自爆攻撃しあうよう仕向け
求心力を発揮していたフセイン亡き後のイラクで
軍閥勢力となっていた地方部族の台頭を許し
宗派間の対立を一層先鋭化させながら
ついにイスラム国を自称する勢力
をさえ生み落とす事態を招いたのだった
これら一連の変化は
アメリカの軍産複合体制と
米国民が供にもつ
ヒト一倍臆病な
強迫的神経症という宿痾が
歴史の必然
として連れてくるようになったもの
原因のすべては
アメリカの軍産複合体制と
米国民に通有する
過剰防衛反応
がその起源
宗教色を強めた戦闘が
反米勢力をそこに収斂させていき
行動力はあっても
思考力の無い
世界中にいる単純な若者たちを
テロによる破壊を手段とする
宗教戦争へと駆り立てた
宗教を否定する共産主義が
ひとびとから信仰を奪い
自己崩壊していったのと同様に
共産主義を否定する宗教が
理念に反する破戒活動を正当化し
特定の傾斜を統一化して
それによる暴力的な世界支配
が可能であると錯誤させた
そこに共通するのは
認識の自発的な誤り
であり
偏頗であればあるほど
真実を却って遠ざける
という結果を招くものとなる
宗教と共産主義とは
相似した関係である
という点で共通し
排他的な姿勢を
とならざるを得なくなるものなのだ
解釈を多様化させてきたことで
さまざまな混乱を生み落とし
差別化を一方的に図って
正当化した積もりとなり
反動勢力を生みながら
原理運動へと回帰するサイクルを
果てしなく繰り返す
宗教が原理運動へと回帰していくのは
勝手な解釈が横行する時代の特徴なのだ
共産体制が修正主義者を生みだす
そのプロセスとの間には
どのような異動もない
信仰は人を謙虚にするが
宗教は権威主義へと流れていき
集金システムと化し
そこで停滞する定め
共産主義も権威主義を伴って
一心同体の存在となることを目指し
排他性を強めながら
対立の胤を産み落としつづける
宗教は特定の教義と戒律とを
不可欠な成分として抱え込み
共産主義体制は原典に備わる
その思想と
執行機関である
権威による集団的指導体制の継続とを
存立基盤とする点で
互いに共通する
前提を基本的条件としてもっている
信仰を力に変換してきた
ということが
混乱のそもそも生みの親
教えや学び
そして
イデオロギーの違い
を超越したところに
恒久平和
へと至る道の手がかり
が隠れている
中国型の共産主義体制というものが
人心収攬術の一つして
反日教育を先鋭化させ
日ノ本の民に
平和憲法の理念と
それがもつ機能
の意味を疑わせるよう仕向け
憲法を新解釈で
適用する道を選ばせた
宗教に固有の教義を
恣意的に解釈することに等しい
憲法解釈の柔軟化
という変化は
対立軸となった中国共産党政府の
高圧的な姿勢が齎したもの
一方の威圧的となった姿勢の変化が
他方の防衛意識をより一層高めさせ
憲法解釈の変更を促して
その理念に反する行動を
意図的にとらせている
こうして対立を募らせていく二国間関係は
時の経過と共に先鋭化するようになっていき
ある時
暴発へと至る
というのが歴史のパターン
対立のメカニズムは
認識の劣化
によって引き起こされる
森羅万象を含む万物にこそ
神の賜物としての価値がある
というのが日本古来の伝統である
神道の姿
宗教が神を擬人化したときから
この世の混乱が
始まった
神道はその埒外にあり続けてきた
という点で宗教とは異なる
ビッグバンを許可した何か
のことをサムシンググレート
と呼ぶ
宇宙に九つの空間次元を与え
法則をそこに包摂させ
生命を生む有機的変化
の条件付けが
そこで行われた
信仰はどのような教えも
まったく必要としていない
内在する謙虚さ
に気づくための行為こそ
信仰者の証
宗教のすべては
ビジネスへと変化したことによって
新たなる混乱を生み出した
根拠不明の一方的な教義の解釈
によるのではなく
敬虔な姿勢になる
という実に単純なことが
平和による繁栄への
たった一つの
みちしるべ
曼荼羅にみる九つの相は
それぞれが異なった空間次元を表し
その大枠が時間軸を表す
信仰を宗教として扱っては
ならない
生命を統べる法則が
宇宙には容易されている