こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

覚 醒 済 民

2016-08-13 22:55:03 | Weblog
世界を構成する

ありとあらゆる国家の財政は

やがて必ず逼迫する

文明は再出発することを

余儀なくされることになる

その時を

やがて迎える


個人の貧困に過ぎなかったものが

国家全体の貧困へと

いつか

世界中で

おしなべて拡大し

増幅されてゆく

定め


国際経済を牽引してきた

エネルギー関連の資源コスト



強い下押し圧力を受け

二年に亘り

相変わらず

低迷し続けている


コストメカニズムは

上昇気流から既に外れており

地下資源の取引相場は

極めて軟弱な様相を

その間

一貫して呈しつづけている


地下資源の需要がある程度減ったにせよ

消費市場でコストが半減以下

にまで急落するという想定外の事態

への転落は

まさしく

想定外の

異常な事態


投機的な資本流入が

流出へと変化しない限り

このような相場の急落は

起きる筈のないできごと


不良債権を大量にかかえこんでいる組織ほど

経営資産を売り急ぐ必要に迫られ

投げ売りに転じるケースは

経験的に

よく知られているほど

一般的なありふれたこと


日本で生じたバブル崩壊のプロセスは

その典型的な事例

土地を買っておけば

黙って寝かせておくだけで

その価値はどんどん勝手に膨らみつづけ

売却益を

熟成している期間が

黙っていても

価値を勝手に太らせる

というメカニズムにうねりを与え

投資を投機へと変えさせる

バブルと呼ばれる現象が

こうして

成り立つようになったのである


エネルギー資源についても

資産バブルのそれとまったく同じこと

輸入した後

備蓄目的で寝かせておいた原油が

世界経済の急速な成長の昂進で

売却時点で膨張した利益を

市場参加者に大量に与えていた


アメリカがイラクで戦争していた間

決済通貨であるドルの需要を

ひたすら高めつづける経過が生じ

市場参加者が資源の争奪戦にからむようになり

アメリカの制御を逸脱した資源価格が

世界市場で横行し

原油の備蓄量は世界規模で

着実に増加した


イラク戦争が終結した後

シェールオイルの抽出に成功したアメリカは

資源大国の地位を再び手に入れ

コスト競争力を失った

旧来の産油国の総てが

収入の多くを一斉に失う結果を手に入れた

資産運用のための資本の確保

に事欠く事態が

このようにして

急速に

地球全域の投資家へと

例外なく訪れた


中でも資源依存率の高い国

例えばベネズエラやブラジルのように

主要な収入源をたった二年で失う

という状況に追い詰められてしまい

国民を貧困が追い詰める

という経験的によく知られた

変化に適応できない国が

複数

同時に現れた


貧困化した国家群を

地下資源のコストダウンが

強制する時代となった

という変化の到来が

世界規模の政情不安を

このところ急速に

高めさせている


上げ相場になっている時には

仕入れが仕入れを呼ぶ

プラス方向の展開を生じさせ

それがモノの価格を

大いに押し上げる動力源

となってさまざまに機能することで

経済成長に

強い推進力

を与えてきた


ところが

状況が反転して下げ相場へと転換すると

保有資産はもっているだけで

どんどん債務を膨らませる

というマイナスの資産効果を発揮する

不良資産を抱え込んでしまうと

価値が低下する一方

となる事態を

傍観することしかできなくなるのだ


価値の転換が発生すると

たちどころに市場へと伝播する

この状況が資産の投げ売りを呼び

バブル経済を破裂させ

資本喪失を急がせる

その原因となってゆく


中間在庫を多く持つ組織ほど

資産の売却を急がざるを得なくなり

損失を抑制することが

急務と化す

損失となることが分かっていても

処分して現金化しなければならなくなるのだ

このプロセスが

短期間に集中して起きた時

バブルが崩壊した

と見做される


資産効果がプラスからマイナスへと移る時

それに伴って

資本の喪失が

共通市場で一斉に発生する


これを避けようとして

世界中の金融資産の群れが

日本市場へと一斉に集中すると

理由のない

過度の継続的な円高が

日本経済の離陸を阻む

ダウンバーストとなって

繰り返し顕在化するようになり

景気の浮揚を推しとどめる


国際経済の成長を阻んでいる

もう一つの要因は

有効需要の創出に失敗し続けている

という政府が犯した

一連の過誤による損失と

連綿としてつづくその連鎖


学習能力のないことを露呈した内閣は

損失の規模を徒に膨らませるだけで

はかばかしい成果を

何時まで経っても

何一つ生み出せずにいる


国の債務合計を

五倍を超える1050兆円にまで

短期間で押し上げたほど

その認識能力は

余りにも拙い


有効需要へと

ついに結びつけることができなかった

経済政策の総ては

国の損失の原因となるしかなかった

中でも止まらない温暖化が

そのなによりの物的証拠

予てから有識者の間で

実効なき温暖化対策として

指摘されていた事実が

大気中の二酸化炭素濃度を

南極大陸に於いてさえ

400ppmを記録する

ほどの変化となって顕在化

する事態となった


あらゆる温暖化防止対策は

要するに

ことごとく無効であった

ということが有効需要を失って

経済の復興を

直接的に妨げていた

そのたった一つの理由であった


過去に取られてきた環境政策が

一つでも

二酸化炭素を実際に減らした

とする事実があるのなら

世界中からその分野へと

資本の集積が

たちどころに起きていた


それが経済効果となって

ヒトとモノとカネの移動を

より一層加速する

原動力となって

経済活性を引き揚げる主因

となる経過を顕在化させていた

筈なのだ


止まらない温暖化を止めることができない限り

気候の変動に基づく

自然災害は狂暴性を増すばかり

失われる生命と社会資産がそこに加わって

経済をより一層低迷させるための

追加要因を

ただ増やすのみ

という粗末な経過を

文明は甘受するよう

環境からいずれにせよ

迫られる


問題の本質を長期間見失っていた

ということが経済成長を抑制し

それによる貧困化を速め

国家財政を圧迫して

政情不安を徒に募らせた


負の連鎖を断ち切るためには

有害な二次生成物である

大量の二酸化炭素と

それを上回るもっと多くの水素酸化物

つまり



という二つの酸素化合物

を完全に排除する

新しいエネルギー大系への切り替え

が何にもまして必要なのだ


問題の所在を

指導階層が打ち揃って見失っていた

のだったからこそ

止まらない温暖化と

それによる有効需要の喪失を顕在化させることとなり

経済成長を抑制することにしかならない

無駄な投資を政府に連ねさせ

国家の財政を逼迫させる

意味のない無駄な政策を重ねて

徒に損失だけを積み上げ

国富を大量に失っただけでなく

環境の劣化を

自ら速めている


この愚かさにさえ

誰ひとり

まだ

一向に

気づかない


エネルギー資源の主成分は

炭化水素

その代表的存在が

メタン CH4

一つしかない炭素C

は大気中の酸素と結びついて

二酸化炭素となって地表を温める

温室効果をもつ化合物と化す

残された四つの水素は

同じく大気中の酸素と化合して

二つのH2O

つまり二倍相当量の水

をそこで生み出す


地下資源の燃焼で

二酸化炭素が一分子発生すると

その二倍の水が

同時生成するということなのだ

これが温暖化を一層加速して

有害な結果を地表へと齎す


気体の水にも温室効果があることは

気化熱が既に証明している古典的な事実

熱を持ち去って地表を冷やすのは

奪った熱を上空へと運び去り

大気をそこで温める

という意味をもつ変化


この熱が寒気に触れて凝固し

雨となり

最近顕著になった集中豪雨を

降らせる原因となって

気候の変動に作用する


地下資源の燃焼は

自然災害を生むだけでなく

海面水位の急速な上昇を

このようにして急がせる


水はきわめて安定な化合物

自然条件の下では

絶対に分解しない

このため水の惑星と呼ばれている今の地球は

最終的に水没した星

つまり

海洋生命しか

生き残れない環境

を現実のものとする


天然ガスを大量に燃やすようになった

3.11による大津波で

原発が担当していた30%の電力を

火力で補っていたその期間

降水量の増加とそれによる洪水が

日本のそこかしこで

集中的に起きていた


この事実こそ

炭化水素である天然ガスを

大量に燃やし続けていた期間に

恒常的に起きていた洪水と

それによる土砂災害

という不毛な変化を増大させた

主原因


原発もだめなら

火力もダメ


これ以外の有効な

未知のエネルギー創出法を

文明は大急ぎで

見つけださなければならない


ビッグバンのとき

それは既に

法則の一つとして

宇宙空間へと与えられていたのだが

誰もその存在に気づかなかった

発想を変えることができるなら

そこで生じる覚醒が

たぶん

簡単に

それを見つけだすことだろう
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