一概に軍事予算
と呼ばれる項目の
総額
が多い国であればあるほど
経済成長を促す
可処分所得の割合は
相対的に
低下する
防衛費と呼び換えてみたところで
再生産に結びつかないあらゆる支出
は
有効需要の創出を妨げる
重い足枷
となって国家財政のみならず
経済全体を
大きく左右する
財政を劣化させた
債務負担の規模は
千兆円を優に突破し
国民に対する課税強化
となって
GDP比率を
政府与党の判断を
押し下げる結果となって
アホ一族が国家経済の失敗を
更に加速させる結果を生んだ
予算配分に於ける
新たに生じた
アンバランス
をきっかけとして
低い経済成長
を続ける時代の長期化
が目標とされたインフレ率を
国会の成員すべてが
自らの手で
遠ざけた
創造性を活性化することで
経済成長を通じた税収
の増加を目論んだ
政府与党と財務省による
行きがかり上の
野合
は低迷状態を却って長引かせ
有効需要の喪失を導いたまま
その現実に尚気付かない
エコノミストを中心とする
この国の知識階級を
一律に錯誤させ
財務官僚による
偏った
一方的壟断を許し
アホノミクスを決定的なものにする
その萌芽となった
生産を行うための資本が
破壊のために専ら使われていくのなら
再生産を成り立たせているように見えたとしても
失った健全な需要
を取り戻すことは
最早できない
破壊を目的とする
国家予算の偏頗な配分比率
への思慮に欠ける変更は
経済の質的劣化を加速させ
国民の暮らしを
最終的に
圧迫する
経済成長に寄与することのない
破壊を目的とする資本の増加は
有効需要の創出にとって
極めて有害
国家予算の健全性を計るには
生産を目的としない科目の
成分比率の割合
を比較することで容易に得られる
国家予算に占める防衛関連費の総額
が増えれば増えるほど
経済成長率の上昇には
抵抗となって
最終的に
強く作用する
市場経済のグローバル化で
コスト圧縮要因が
影響力を発揮するようになった
国際経済の反応場
へとシフトしたグローバル市場に於いて
非生産的な予算比率の割合が増えてゆけば
負担割合を相応に偏らせることとなり
その結果は
経済成長の度合いとなって
遅れて顕在化するだけのこと
国家が蒙るようになった財務体質の劣化
という共通の変化には
地球規模で統一された拡大市場と
安全保障政策費の支出割合の変化
との関連性の高度化
という状況が
抜きがたく
強く関わっている
防衛関連予算の負担割合が
低下してゆかない限り
経済成長は牽引力を殺がれて
破壊するためのシステム関連予算の増大効果で
財政収支の悪化を
より一層早める
裏を返せば
攻撃的に振る舞いたがる国家
が近隣に存在しなくならない限り
総ての国家予算を
破壊ではなく
創造するための資本として
活用することが
困難
であり続ける
核廃絶がまったく進捗しようとしないのは
すべての核保有国が
核を放棄する最初の国
になることを目指そうとしなかったから
問題の深刻さを承知していればこそ
核の保有に拘ることが
正義だと
身勝手にそう強く思い込む
軍事予算一般も
これと本質に於いて
かわりない
経済成長を急ぐ必要があったとしても
防衛関連費を削減する最初の国家
となることを目指そうとする国は
軍事大国が拡大
または存続する限りに於いて
経済を犠牲にすることと引き換えに
防衛費の拡張を
ヤミクモに目指すようになり
当然ながら
核を含むあらゆる軍事予算を抑制する
という健全な意思をもつことが
不可能となる
経済が不安定化した時ほど
テロをはびこらせる温床は広がっていき
国民を幸せにすることができずにいる
政府に対する
有形無形の圧力と
それを前提とするさまざまな意思表示が
折ある毎に頻発する事態を生み出す
イラク戦争が
テロの国際化を支援する結果となり
破壊活動を正当化する
自称イスラム国を増長させ
世界の富の一部を
反テロ活動を世界展開する目的で
個々の国家がそれぞれに
予算化しなければならなかった時代が
このほどISの撤退を経て
漸く終息する見通しが高まった
資本の力学は
市場規模の拡大を通じて
利益を追求するようになっていったのだったが
グローバル化で統一された市場は
コストダウン圧力を一律に受け
デフレ経済化へと向かう相を伴う
市場の収縮がトレンド
となる局面を閲したのち
資本市場は飽和する直前
のあやうい段階へと
差し掛かるその時
を
これから迎える
71年のドルショック以降発展を極めた
ドルを基軸とする信用経済は
08年のリーマンショックで
仮死状態となったものの
生死の境をさまよった末
かろうじて回復してことなきを得た
かのようにみえる
欲望に突き動かされる資本の力学と
恐怖に扇動された安全保障の力学とが
インフレ経済を形成していた
資本が循環するその土壌を
デフレ経済へと突き落とす
展開がこのようなプロセスを経て
一般化するだろう
そこに通奏低音として加味されてきた
思考力蔑視型の
つまり
学力重視の高等教育と呼ばれる方法が
戦後世代に長期間施され
差別化を安易に推し進めて
現状を理解することができない
粗野な認識を増長させた
現在の指導体制総てが
考えるための能力を錆びつかせ
正しい判断を下すことが
できずにいる
一連の経過に通有する相貌の変容には
一定の浮上しようとしない
隠れた理由が蠢いている
その証拠となったものの一つが
一向に減らない温室効果ガスと
これを生み出すために
国際的規模で
長年投じられてきた
環境対策費のすべて
実効性を欠いた環境投資の一切
は有効需要の創出に失敗し続けていながら
問題の所在に
誰一人気づかない
あって然るべき経済成長を
景気の長期的低迷へと
身勝手に結びつけ
分かった気分で漫然と過ごしている
問題認識能力の欠如という
世界規模の共通項の肥大化
という変化の流れが
止まらないデフレ経済と
止まらない温暖化を
現在に定着させた
教育の思慮に欠ける高度化
というものが
多くの不具合の生みの親
学力重視の選抜主義が
過当競争の時代を経て
現在の劣った指導体制を
同時多発的に世界規模で蔓延させ
思慮のなさを
ことある毎に露呈する経過を
次々に生み落す事態へと
繋がった
指導体制に問題認識能力があったなら
未解決の課題の多くは
問題であることを
夙に止めていた
教育の高度化が生み出したその弊害は
現状の拙さに見る如く
余りも既に大きい
※日本が体験してきた戦後の、いくつかある高度経済成長期のすべては、こうしてみると平和憲法の賜物だった、ということができるだろう。
と呼ばれる項目の
総額
が多い国であればあるほど
経済成長を促す
可処分所得の割合は
相対的に
低下する
防衛費と呼び換えてみたところで
再生産に結びつかないあらゆる支出
は
有効需要の創出を妨げる
重い足枷
となって国家財政のみならず
経済全体を
大きく左右する
財政を劣化させた
債務負担の規模は
千兆円を優に突破し
国民に対する課税強化
となって
GDP比率を
政府与党の判断を
押し下げる結果となって
アホ一族が国家経済の失敗を
更に加速させる結果を生んだ
予算配分に於ける
新たに生じた
アンバランス
をきっかけとして
低い経済成長
を続ける時代の長期化
が目標とされたインフレ率を
国会の成員すべてが
自らの手で
遠ざけた
創造性を活性化することで
経済成長を通じた税収
の増加を目論んだ
政府与党と財務省による
行きがかり上の
野合
は低迷状態を却って長引かせ
有効需要の喪失を導いたまま
その現実に尚気付かない
エコノミストを中心とする
この国の知識階級を
一律に錯誤させ
財務官僚による
偏った
一方的壟断を許し
アホノミクスを決定的なものにする
その萌芽となった
生産を行うための資本が
破壊のために専ら使われていくのなら
再生産を成り立たせているように見えたとしても
失った健全な需要
を取り戻すことは
最早できない
破壊を目的とする
国家予算の偏頗な配分比率
への思慮に欠ける変更は
経済の質的劣化を加速させ
国民の暮らしを
最終的に
圧迫する
経済成長に寄与することのない
破壊を目的とする資本の増加は
有効需要の創出にとって
極めて有害
国家予算の健全性を計るには
生産を目的としない科目の
成分比率の割合
を比較することで容易に得られる
国家予算に占める防衛関連費の総額
が増えれば増えるほど
経済成長率の上昇には
抵抗となって
最終的に
強く作用する
市場経済のグローバル化で
コスト圧縮要因が
影響力を発揮するようになった
国際経済の反応場
へとシフトしたグローバル市場に於いて
非生産的な予算比率の割合が増えてゆけば
負担割合を相応に偏らせることとなり
その結果は
経済成長の度合いとなって
遅れて顕在化するだけのこと
国家が蒙るようになった財務体質の劣化
という共通の変化には
地球規模で統一された拡大市場と
安全保障政策費の支出割合の変化
との関連性の高度化
という状況が
抜きがたく
強く関わっている
防衛関連予算の負担割合が
低下してゆかない限り
経済成長は牽引力を殺がれて
破壊するためのシステム関連予算の増大効果で
財政収支の悪化を
より一層早める
裏を返せば
攻撃的に振る舞いたがる国家
が近隣に存在しなくならない限り
総ての国家予算を
破壊ではなく
創造するための資本として
活用することが
困難
であり続ける
核廃絶がまったく進捗しようとしないのは
すべての核保有国が
核を放棄する最初の国
になることを目指そうとしなかったから
問題の深刻さを承知していればこそ
核の保有に拘ることが
正義だと
身勝手にそう強く思い込む
軍事予算一般も
これと本質に於いて
かわりない
経済成長を急ぐ必要があったとしても
防衛関連費を削減する最初の国家
となることを目指そうとする国は
軍事大国が拡大
または存続する限りに於いて
経済を犠牲にすることと引き換えに
防衛費の拡張を
ヤミクモに目指すようになり
当然ながら
核を含むあらゆる軍事予算を抑制する
という健全な意思をもつことが
不可能となる
経済が不安定化した時ほど
テロをはびこらせる温床は広がっていき
国民を幸せにすることができずにいる
政府に対する
有形無形の圧力と
それを前提とするさまざまな意思表示が
折ある毎に頻発する事態を生み出す
イラク戦争が
テロの国際化を支援する結果となり
破壊活動を正当化する
自称イスラム国を増長させ
世界の富の一部を
反テロ活動を世界展開する目的で
個々の国家がそれぞれに
予算化しなければならなかった時代が
このほどISの撤退を経て
漸く終息する見通しが高まった
資本の力学は
市場規模の拡大を通じて
利益を追求するようになっていったのだったが
グローバル化で統一された市場は
コストダウン圧力を一律に受け
デフレ経済化へと向かう相を伴う
市場の収縮がトレンド
となる局面を閲したのち
資本市場は飽和する直前
のあやうい段階へと
差し掛かるその時
を
これから迎える
71年のドルショック以降発展を極めた
ドルを基軸とする信用経済は
08年のリーマンショックで
仮死状態となったものの
生死の境をさまよった末
かろうじて回復してことなきを得た
かのようにみえる
欲望に突き動かされる資本の力学と
恐怖に扇動された安全保障の力学とが
インフレ経済を形成していた
資本が循環するその土壌を
デフレ経済へと突き落とす
展開がこのようなプロセスを経て
一般化するだろう
そこに通奏低音として加味されてきた
思考力蔑視型の
つまり
学力重視の高等教育と呼ばれる方法が
戦後世代に長期間施され
差別化を安易に推し進めて
現状を理解することができない
粗野な認識を増長させた
現在の指導体制総てが
考えるための能力を錆びつかせ
正しい判断を下すことが
できずにいる
一連の経過に通有する相貌の変容には
一定の浮上しようとしない
隠れた理由が蠢いている
その証拠となったものの一つが
一向に減らない温室効果ガスと
これを生み出すために
国際的規模で
長年投じられてきた
環境対策費のすべて
実効性を欠いた環境投資の一切
は有効需要の創出に失敗し続けていながら
問題の所在に
誰一人気づかない
あって然るべき経済成長を
景気の長期的低迷へと
身勝手に結びつけ
分かった気分で漫然と過ごしている
問題認識能力の欠如という
世界規模の共通項の肥大化
という変化の流れが
止まらないデフレ経済と
止まらない温暖化を
現在に定着させた
教育の思慮に欠ける高度化
というものが
多くの不具合の生みの親
学力重視の選抜主義が
過当競争の時代を経て
現在の劣った指導体制を
同時多発的に世界規模で蔓延させ
思慮のなさを
ことある毎に露呈する経過を
次々に生み落す事態へと
繋がった
指導体制に問題認識能力があったなら
未解決の課題の多くは
問題であることを
夙に止めていた
教育の高度化が生み出したその弊害は
現状の拙さに見る如く
余りも既に大きい
※日本が体験してきた戦後の、いくつかある高度経済成長期のすべては、こうしてみると平和憲法の賜物だった、ということができるだろう。