大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

新製法の立体写真。今後の展開は?

2011年12月13日 | 日記

先日、日本リンホフクラブ会員の一人が面白い写真額を持参された。キレイな箱に「Canonちゃん」と書かれたネコの写真と「開高悦子」と印刷されたカードが貼られている。箱を開ける金属製の金色特殊額に入ったネコの写真が入っている。箱の上に書かれていた「Canonちゃん」と思われる。ところがこの写真、普通の写真とちょっと違う。何と今流行の3Dと共通しる立体写真なのです。一番下層にネコのボディ部分、中層に胸毛部分、表層に顔部分が見事にアレンジされている。何処から見ても今にも飛び出しそうな元気の良いネコに見える。実はこの作品を創った開高悦子さんと言う方は3Dピクチャー・カリフォルニア会を主宰されている3Dピクチャーの第一人者で1984年にアメリカで3Dピクチャーに出会い、その後いろいろと研鑽され毎年全国の百貨店や銀座・伊東屋などで個展を開催されている程の凄い人なのです。何でも写真の「Canonちゃん」飼い主が前述の会員で写真も会員による撮影だと言う。これほど精密な立体写真は珍しいと思いますが、これが今後どの様な展開をして行くか最大の関心を持っています。子供、孫の写真を3Dピクチャーにして部屋に飾ったら?思い出の風景を3Dピクチャーにしたら?などアイデア次第ですよね。