大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

お借りした「カメラマンEX」は手作りの記事と特集が満載でした。

2015年08月04日 | BOOK

来週から夏休みだというのに、この所いろいろな仕事に追われています。特に9月発行予定のマミヤカメラクラブ会報誌・マミヤギャラリーの制作業務がタイトです。今日も写真家の吉村和敏さんが来社され約2時間の巻頭企画インタビューを行う事が決まっています。また先日インタビューしたラムダ社の佐久間社長のまとめも記憶の新しいうちにやらなければと思っています。さてこの佐久間社長のインタビュー時に参考資料として1999年2月に発行されたモーターマガジン社の「カメラマンEX Vol.5」と言うカメラ雑誌をお預かりしました。実はこの雑誌の中に「匠の技 山へのこだわりがザックに凝縮される」と題した佐久間社長の特集記事が4ページにわたって掲載されているからなのでした。この「カメラマンEX Vol.5」が発行された1999年と言えばワイズクリエイトを創業した年でもあり、懐かしさのあまり隅から隅まで見入ってしまいました。すると巻頭企画にワイズでもお馴染みの航空写真家・芥川善行さんの「鳥瞰風景」と題した5ページ、中村文夫さんの特集「アオリを理解する」が7ページ、更には「ピンホールカメラ特集」が2ページと銀塩フイルム、大判カメラ関係の記事が盛り沢山なのです。特に「アオリを理解する」は各アオリの使用前、使用後の比較写真を掲載し一目でその違いが理解出来るようになっていました。前述の佐久間社長の特集と言い、良い時代の良いカメラ雑誌だったのでしょうか?あれから約15年が経ちますがカメラ雑誌の内容も大きく変化しているようです。ただこの当時の手作り感溢れる記事や特集は今見ても『素晴らしい!』と感じるのは私だけでしょうか?当時の編集長だった旧知の三留秀次さんの顔が浮かんできます(私より数才上でしたが今は湘南で悠々自適な生活をされていて羨ましい)

大判カメラ体験記
清水 実
ワイズクリエイト
大判カメラマニュアル
木戸嘉一
ワイズクリエイト