皆さんが写真(カメラ)をやり始めた切っ掛けは何ですか?良い写真を見て!カメラが好きで!素晴らしいい風景に出会って!などいろいろあると思います。今日のブログは私が写真(カメラ)に興味を持った切っ掛けの本を紹介したいと思います。それは大学の時に手に入れた山渓カラーガイド「日本の野生動物」でした。写真と文を日本初の動物写真家と言われる田中光常さんが1968年に出版された198ページにも及ぶ写真文集でした。ページを捲ると日本全国の地図の各所から線が引かれ、その先には撮影された動物名が記されていました。最初のページはニホンジカの写真でしたが、撮影した場所とカメラ・ゼンザブロニカのデータ、フィルム名が記され、その後に撮影秘話が2ページにわたり書かれています。そして次がムササビ、モモンガと続きます。そんな写真を見て、文章を読んでいると「こんな写真を撮影してみたい」との気持ちが強くなったのを覚えています。それからキャノン一眼レフと望遠レンズを入手して、田中光常さんの様な写真を撮ろうとスタートを切りましたが・・・・やっぱりそんなに甘いものではありませんでした・・・・・と、こんな感じが私が写真(カメラ)に興味を持ったはじめでした。それから数十年が経ち、今は亡き田中光常さんとパーティで2回ほどお会いしましたが(お目に掛かりましたかな)恐れ多くてご挨拶も出来ずに近くから勇姿を眺めていました・・・・残念。
※田中光常(たなかこうじょう)1924年5月11日〜2016年5月6日、日本の動物写真家。静岡市生まれ。北海道大学水産学部に進学。岡田弥一郎氏に師事する。戦後から北極、南極などで動物写真を撮り続けた日本の同ぶる写真家の先駆け。撮影地は荒らすか、シベリア、カナダ、中南米、アフリカ。ガラパゴスなど全世界に渡り、著書は100冊を超える。星野道夫氏は3番目の弟子。
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