昨日のブログの続きで、今日も伊豆多賀の長浜公園でのお話です。防波堤のテトラポットで名人クラスの釣り人のことを書きましたが、この名人より数十メートル離れた場所でちょっと変わった釣り人を発見です。何が変わっているかと言うと、釣りの対象魚が「ウツボ」なんです。普通ウツボと言えば凶暴なこともあり、釣り人の嫌われモノなのですが、この方は「ウツボは唐揚げにして食べると最高ですよ!」と笑顔で話してくれました。先ずは小さな魚を釣って、その魚の頭をエサにしてウツボを釣ると言うのです。「釣り上げると暴れて周りの方に迷惑を掛けてしまうのですが・・・」と話しながら釣り上げたばかりのウツボを塩揉みしています。鱗が無い分ヌメリが強く、塩揉みをしないと料理できないとも言います。それにしても防波堤の一角でウツボを塩揉みしている姿はちょっとばかり異様な光景でした。う〜む、正直言ってウツボは積極的には食べたくないなと思いながら、更に歩を進めると防波堤先端辺りでは先月の台風20号の影響で倒された金属フェンスや飛ばされた敷きタイルを発見です。この長浜公園の防波堤は何年も前から散歩で訪れていますが、この様な被害状況を見るのは初めてでした。台風20号は従来のコースと相違して東から西に強風・高波が押し寄せ、普通では考えられない被害を熱海や湯河原の各所にもたらしました。世界的にも従来に無い自然災害が相次ぎ、今までの備えでは防ぎきれない事象が出ていますが・・・これからも続きそうでちょっと心配になりますよね。