山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ナンテン(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2024年01月25日 | 山野歩
2023年12月27日(水)
『ナンテン』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ナンテン]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「福をなす、よき家庭」でありました。また、次のような解説もありました。
「難を転じるという語呂合わせがありますが、その言葉からも福をなすというのもピッタリです」
「このナンテンは昔から日本に自生していて、日本だけでなく中国とかアジアでも自生している植物で、
ヨーロッパにこちらからケンテルという人が紹介して、向うにも広まった」
「春に小さい花が咲いて、赤い実が今頃生っていることで、12月27日の誕生日の花となった」
「花のように美しい実が生るナンテン、それが今日の誕生日の花で、葉っぱも大変可愛らしい形をしている」
「ただ姿が美しいだけではなくて、ナンテンには様々な薬用植物としての効果がある」
「ナンテンで、のど飴を想像する方も多いと思いますが、咳を鎮めたり、喉の痛みを鎮めたり、殺菌薬としての薬効があるということです」
「葉っぱは、胃や解熱にも使うことがあるそうで、よくお赤飯の上に、ナンテンの葉っぱを飾ったりしていますが、飾りではなかったようです」
「腐るのを予防したりして、殺菌を目的として、お赤飯やお魚料理、煮物などの上に載せて、腐らないように添えたのがスタート」
「綺麗だし効果もあるので、食べてしまえという人があるかも知れませんが、それは危ないんだそう」
「薬学大学のサイトによると、薬効はあるけれど弱毒性で、そのまま実を食べたりすると身体に影響があるので、
絶対に食べてはいけないということでした」
「見て可愛らしくて、そして難を転じるということで、福をなすがピッタリで、縁起物として玄関に植えられている」
「赤い実だけでなく白い実もあり、江戸時代から明治にかけて、たくさんの園芸種が作られたと言われているが、
今でもその内の何種類かは、栽培されている」
「白い実のナンテンだけでなく、葉っぱが糸のように細い錦糸ナンテンというのも、園芸品種で出来ている」
「私がよく見掛ける、背の低い葉っぱが丸みのあるお多福ナンテンというのが、冬の花壇を彩っているが、
ナンテンよりも紅葉が真っ赤で、とても綺麗で、よくガーデニングに使われている」
「ナンテンも紅葉すると赤みが指すが、お多福ナンテンほど真っ赤にならないので、赤い色が欲しければ、お多福ナンテンを植えるといいかなと思う」
「庭木としても、ガーデニングとしても、お多福ナンテンはよく活用されている」
「難を転じて福となすということで、火災除けとか、災い除けとか、様々な意味でお庭に植えられてきた」
「ほんとうに繫殖力の強い丈夫な木で、実が落ちると、そこからナンテンが生えたりして、こんなところからナンテンがとびっくりすることがある」
「可愛いうえに、丈夫な灌木が今日の誕生日の花でした」などと。
この見出し画像の[シロミナンテン]は、2023年11月12日に妙見山に行った折、日蓮宗霊場の裏口から入った処で撮影したものです。
また、今日の誕生日の花の解説にあった“オタフクナンテン”は、2021年2月22日の朝歩きのときに訪れた、
打上川治水緑地で6時22分にカメラに収めたものです。

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奈良県(大和三山)

2024年01月24日 | 山野歩
2023年12月23日(土) 
『山の会』
<奈良県>
<大和三山>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、東さん、きょうこさん、ひろこさん、ゆうさん
[コースタイム]
◆[近鉄・大和八木] 9:08 → 9:46 [耳成山(139.7㍍)] → 10:39 [藤原宮跡] → 11:15[奈良文化財研究所] 11:33 → 11:54 [香久山(152.4㍍)(お昼)]12:40 → 13:38 [神武天皇陵] → 13:50 [橿原神宮]→ 14:43 [安寧天皇陵] → 14:44 [懿徳天皇陵・道標] → 15:00 [畝火山口神社]→ 15:26 [畝傍山(199.2㍍)] 15:45 → (飲食店で夕飯)→ 17:53 [近鉄・畝傍御陵前駅]
<心通う仲間たちと歩みを刻む>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ユズ]が今日の誕生日の花として紹介され、花言葉は“健康美”で、次のような解説もあった。
「柚子は古来、ゆ と呼ばれていたそうで、ゆ の す で、ユズとなったのかも知れない」
「柑橘類のなかでもっとも寒さに強く、東北地方でも栽培が可能」
「ミカンの仲間の中でも、葉っぱの根元に羽根のような突起物があるのが特徴」
「花言葉は健康美で、香り高く、夏の青いうちから初春まで、長い間収穫が出来る柚子は、
ビタミンが豊富で、昔から人々の健康に役立って来たから」などと。
奈良の山村を歩く今日は、NHKラジオ深夜便の今日の誕生日の花である“ユズ”が、眼に留まるかも知れないと期待していたところ、
それに即して黄色い果実が現れたのだ。その場所は、香久山への登り口で、
その並びには“カラスウリ”の実が幾つも生っていたのだが、
そのとき僕はその果実が、“カラスウリ”だとは分からなかった。
僕にとって初めて見るその果実が“カラスウリ”であることを教えてくれたのは、
奈良在住で、田圃や畑をやっているという竹村さんか、山本さんのどちらかのようであったのだが、
僕よりも前方を歩いていたので、その果実が“カラスウリ”であることを、
安部ちゃんから聞いたのは暫くしてからであった。
しかしだ、帰宅して図鑑を紐解くが、僕が所有する図鑑には、“カラスウリ”という植物の姿も記述もなかった。
前回の例会時に、リーダである梅安さんから貰った“大和三山を多方面から眺め、いにしえ人に思いをはせてみましょう”という書面に、
全行程 約18㎞(所要時間約4時間)との記載があったのだが、
如何見ても僕は、最終地点の近鉄橿原神宮前駅到着が、17時頃になるのではないかと思っていた。
そして、ちょっとしたコース変更もあったりしたが、畝傍御陵前駅到着は予想通りの時刻となった。
また、三山とも200㍍にも満たない山で、大和三山の一つである香久山山頂でお昼にする計画であったのだが、
ちょっと寒いのではないかと思っていたところ、案の定、僕にとっては寒気を感じるお昼タイムとなった。
しかしだ、梅安さんが水を、安部ちゃんがコンロとガスボンベを持って来てくれて、
我々各々が持ってきたコーヒー粉末等で、温かいコーヒー等を頂戴するという、嬉しいお昼タイムになった。
安部ちゃん達の学生時代のワンダーフォーゲル部の女性2二人が参加して、
僕を含めて7人の賑やか大和三山行きとなり、終始各々が発する言葉が途切れることがなく続いた。
また、その女性二人の中に奈良在住の方があり、その方がスマホを使って道案内をしてくれるので、道迷いに陥ることはなかった。
僕にとっては、前回に続いて、今年2回目の山の会例会の出席で、花等の植物や昆虫を愛でながら、我がペースで歩く独り歩きも楽しいのだが、
今日のように、心通う仲間たちと歩みを刻む山野歩きも殊の外楽しい。


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我が街中歩(花壇にコキアの姿)

2024年01月17日 | 山野歩
2023年12月08日(金)
『我が街中歩』
<花壇にコキアの姿>
4年間あまり続けてきた朝歩きを、この9月末頃より行わなくなり、歩かなくなって2ヶ月が過ぎようとしていた11月下旬に、
ちょっと思うことがあって3日間歩いた。
そして12月になって2日歩いたのだが、朝歩きの習慣がなくなった所為だろうか、
朝4時半に携帯のアラームが鳴るように今も設定しているのだが、
そのアラームが我が耳に届かない日が増えているように思う。
今朝もまったく届かなかったのだが、5時15分に自然と目を覚ましたので、
少しでも歩かねばと思い、我が家を出たのが5時41分。
スマホの寝屋川市の気温は「3度」、湿度は「83%」と表示。
いつものように、“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、
“成田山不動尊”の“奥の院(開)”にお参りし、続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、
そして“本堂”にもお参りして、“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
40分ほど遅いスタートの所為だろうか、友呂岐神社では境内の掃除をしておられる女性がおられたし、お参りに訪れる方が2名おられた。
成田山不動尊本堂でも、数人の方が手を合わせておられた。
本堂より南方へと歩き始めると、行く手頭上に、隈無き三日月が、透明な夜空中に輝きその左下に金星の姿もあった。
今朝はスタートが遅かったので、三井小学校前で折り返し、中央道を通り帰路に就くと、
途中にある花壇にコキアの姿があった。
こんなところでコキアに出合えるなんてと思い、その姿をカメラに収めたのだが、
さて、この花壇の世話は何方がやっておられるのだろうか。
行政なのだろうか。
ところで、我が家着6時45分と早目だったのだが、終始大股で速歩で歩き続け、歩数は6,727歩だった。
もしかすれば、今の僕にはこのくらいの歩数が丁度良いのかも知れない。

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我が街中歩(今朝のお月様はビーバームーン)

2024年01月11日 | 山野歩
2023年11月27日(月)
『我が街中歩』
<今朝のお月様はビーバームーン>
5時07分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「3度」、湿度は「89%」と表示。
“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、
“成田山不動尊”の“奥の院(閉)”にお参りし、続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、そして“本堂”にもお参りして、
“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。
今朝は外周のみを一周歩いて、東方より治水緑地を離れる。
緑橋を渡り、寝屋川右岸の道より、三井が丘の中道を上り帰路に就く。我が家着6時47分。
今朝の街中歩の歩数は、10,711歩であったのだが、その歩数は、僕には丁度よいのだろうか。
以前、誰かに8,000歩と聞いた記憶があるのだが。
打上治水緑地にやって来て、北側のソメイヨシノ並木の直線路を歩き終えようとしたとき、北西の透徹した気の空に、真ん丸い妙麗な月が浮かんでいた。
カメラに収め、外周路を歩き東方にやって来たときには、月の姿は消え失せていた。
打上治水緑地を離れ、三井が丘の中道にやって来たときに、我が眼を捉えたのは、サクラの落ち葉と紅葉で、カメラに収める。
帰宅して、仕事場に入り、パソコンの電源を入れ、暫くすると現れたのは、「今晩から明日朝までのお月様は満月で、別名でビーバームーンという」との文字であった。
“ビーバームーン”という言葉を聞くのは初めてのこと。次のページを開くと、その解説が記されていた。
そこで、今朝、僕が拝んだ真ん丸いお月様は、ほぼ満月だったんだと納得することとなった。

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カエデ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2024年01月08日 | 山野歩
2023年11月25日(土)
『カエデ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[カエデ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「遠慮」でありました。また、次のような解説もありました。
「カエデは多くの種類や品種がありますが、一般的にはイロハカエデを指している」「花も実は、ほんのり赤みがかかっている」
「花言葉の由来は、はっきりとしたことは分からないということだが、注目される赤い葉に比べて、
地味な花は、遠慮がちに咲いているからかも知れない」などと。
そこで、植物図鑑を紐解くと、イロハカエデの11月16日撮影の紅葉した写真と、4月28日に撮影した花の写真、
そして、5月13日の若い実の写真が載っていて、
「4~5月、本年枝の先の複散房花序に直径4~6㍉の暗赤色の花が垂れ下がってつく」と書かれていました。
僕は、実をカメラに収めたことはありますが、花を観たことはありません。いつの日にか花に気付いたときには、撮影したいと思いました。
今朝の今日の誕生日の花の放送を聴いていて、我が脳裏に蘇ったのは、
先日、山の会の皆と歩いた六甲山でした。市ヶ原を通り過ぎやって来た、布引貯水池辺りに拡がっていたカエデの景観でした。

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ネリネ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2024年01月04日 | 山野歩
2023年11月24日(金)
『ネリネ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ネリネ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「幸せな思い出」でありました。また、次のような解説もありました。
「姿形がヒガンバナに似ている」「花の大きさは5~6㌢」
「花弁が宝石のようにキラキラと輝くことから、ダイヤモンドリリーの名前でも親しまれている」
「近年は日本でも切花や鉢ものとして注目されるようになった」「花の色は紅色、桃色、白などがある」
「開花期間が長く、1ヶ月間くらい花を楽しむことができる」
「切花やアレンジメントとしても、花持ちがよくて長く楽しめる」などと。
続いて、服部克久オーケストラで、“ハートウォーミング”という曲が流れた。今朝までの深夜便担当は、村上里和アナ。

この見出し画像の[ネリネ]をカメラに収めたのは、昨年の12月20日の朝に、我が街中歩を楽しむときで、
その日の日記に次のように記してありました。
「その次は、それより直ぐの処の民家の玄関横、鉢植えの紅色のケイトウだ。このケイトウは、もしかしたら前にも撮影したことがあるかも知れない。
8番目の植物は、僕にとって初めて花で、民家の垣根越しにカメラに収める。
淡紅色の繊細な6弁花が数多咲いていて、見出し画像にこの花を選択したのだが、我が所有の植物図鑑には記載がなかった」と。
スマホのアプリでの検索結果、“ネリネ・ダイヤモンドグリーン”と表示された。

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ムラサキシキブ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月30日 | 山野歩
2023年11月19日(日)
『ムラサキシキブ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ムラサキシキブ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「聡明」でありました。また、次のような解説もありました。
「美しく気品に溢れる紫色の実から、紫式部を連想して名付けられた落葉低木」
「花よりも実を付けている姿を観賞する植物」「花期は6月~7月だが、誕生花としては、結実する11月の花として選ばれている」
「花言葉の由来は、花の名の通り源氏物語の作者紫式部の知的な部分が込められている」
「花言葉と言っても、紫式部の場合は実に対して花言葉」などと。今朝までの深夜便担当は、後藤繁榮アナ。
この見出し画像の[ムラサキシキブ]は、2018年11月18日に、生駒山縦走路を歩いたときに撮影したものです。
撮影場所は“かわぞいの路”です。京阪・私市駅を7時51分にスタートして、“ほしだ園地”へ向かうとき、
天野川沿いの道で8時25分にカメラに収めていました。
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六甲山(ほぼ1年振りの山の会例会参加)

2023年12月27日 | 山野歩
2023年11月19日(日) 
『山の会』
<六甲山>
<ほぼ1年振りの山の会例会参加>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、ゆうさん
[コースタイム]
[JR三ノ宮駅] 9:00 → 9:25 [新神戸駅] → 9:50 [雷声寺] → (旧摩耶道) → 10:36 [学校林道分岐] →[行者堂跡地] → 11:22 [大日大聖不動明王] → (戻る) → 11:36 [ピンクのテープ] → (天狗道&全山縦走路) → 12:55 (お昼にする)13:15  → 13:39 [道標・地蔵谷&アドベンチャールート&黒岩尾根]&[道標・市ヶ原&掬星台] → 13:45 [道標・地蔵谷&天狗道&黒岩尾根] → 13:58 [道標・地蔵谷・市ヶ原&摩耶山] → (地蔵谷) → 14:45 [地蔵滝] → (地蔵谷) → 15:37 [市ケ原] → 16:09 [布引貯水池] → 16:37 [布引雄滝] → 16:44 [布引雌滝] → [新神戸駅] → [JR三ノ宮駅]
◆所要時間:8時間30分くらい
<リーダー梅安さんの思考する六甲山の道を完歩出来なかった>
リーダーである梅安さんの計画では、「登山者が少ないルートをチョイスしました」とのこと。
そのコンセプトで、「三ノ宮9時集合、雷声寺、行者尾根、縦走路、地蔵谷、アドベンチャールート、黒岩尾根。三ノ宮、7時間」
「ポールが必要」「行者尾根は岩場あり」「アドベンチャールートは鎖場あり」「黒岩は長いです」と、LINEに記してあった。
「行者尾根は岩場あり」「アドベンチャールートは鎖場あり」「黒岩は長いです」を読み、
さて、僕でも歩けるだろうかと、LINEに記してあった地名等を見て、創文社の地図を広げ、歩くであろうルートを辿ってみた。
“雷声寺”、“縦走路”“地蔵谷”“黒岩尾根”は分かったのだが、“行者尾根”と“アドベンチャールート”が昭文社の地図には無い。
行者尾根の岩場と、アドベンチャールートの鎖場とはどんな処だろうか。また、長い黒岩尾根を歩けるのだろうかと不安感を懐くが、
昨年の12月11日に、阪急・嵐山駅スタートで、保津川沿いより明智越経由で、亀岡駅まで歩いて以来ほぼ一年間、
山の会の例会には参加していなかったので、皆に会いたい、皆と山歩きを楽しみたいと思いやって来た。
梅安さんは、歩く予定を記した簡便な地図の紙切れを持っていた。安部ちゃんが言うには、それはネットで検索し印刷したものらしく、
一般的には知られていない道を、どのようにして見付けるのだろうかと安部ちゃんに訊ねると、
安部ちゃんにも解らないらしく、それが梅安さんの得意技だと答えた。
雷声寺より40分余りのところに“旧摩耶道を経て摩耶山上”という道標があったのだが、この旧摩耶道が、梅安さんがいう行者尾根に当たるのだろう。
懸命に歩いていると“大日大聖不動明王”という看板が現れた。
そこで、梅安さんが手持ちの地図を確認した結果、曲がるべき処を通り過ぎてしまったらしくUターンすると直ぐに、樹木に巻かれたピンクのテープが現れた。
ここを入って上って行くと、六甲全山縦走路に出たのだ。それまでと違って、縦走路はハイカーの往来が多かった。
そして暫く進んだところに、狭いが休憩に適した陽射しが届く処があったのでお昼にする。
安部ちゃんがコンロを、梅安さんが水を持って来てくれていて、温かい珈琲を頂戴することとなった。
縦走路を進むと、消えかかっていたが、アドベンチャールートという文字が入った道標が眼に留まる。
そして次の道標に誘われ地蔵谷に入ったようだ。いつものように、僕の見守り役の安部ちゃんが、
僕の後ろを歩いてくれるので、独り置いていかれることはなく、終始安部ちゃんと言葉を交わしながらの楽しい山行となったが、
僕の歩みが遅いので、時間切れで、鎖場があるというアドベンチャールートと、長い黒岩尾根は歩かないこととなり、地蔵谷を市ヶ原へと向かうこととなった。
計画を思考した梅安さんに申し訳なかったが、そのことについては、梅安さんは何にも語らなかった。
地蔵谷を歩くときに、こむら返りが生じる。いつものように、芍薬甘草湯を服用して立ち尽くしていると、ホンの少しの時間で治まってくれて、その後生じることはなかった。
途中、地蔵滝が現れたのだが、その景色に見覚えがあったゆえ、地蔵谷をいつの日にか、歩いたことがあるようだと思いつつ後にする。
こむら返りが生じたこともあり、市ヶ原到着に安堵する。それは、神戸の街まで上り勾配の無い道が続くからであった。
布引貯水池を背景にして、その岸辺を彩るカエデの紅葉を楽しみながら、神戸の街の展望地を通り、布引雄滝、布引雌滝に立ち寄り下山する。
今日の六甲山は、晩秋を迎えているからだろうか、出合った花は少なくて、街中より雷声寺への道を上るときに咲いていた“ヨメナ”と、
大日大聖不動明王にやって来たときにカメラに収めた、“ツワブキ”と“ヤツデ”のみであった。

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ウメバチソウ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月25日 | 山野歩
2023年11月18日(土)
『ウメバチソウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ウメバチソウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「いじらしい」でありました。また、次のような解説もありました。
「梅とはまったく別の仲間だが、花の形が梅鉢の家紋に似ていることから、ウメバチソウ」
「細い茎のわりに大きな白い花をいじらしく咲かせ、陽当たりの良い秋の山で存在感を示す」
「健気でいじらしい姿に、花言葉いじらしいが由来」などと。
この見出し画像の[ウメバチソウ]は、2005年8月14日に、中房温泉より燕岳へ向かうときにカメラに収めたものです。
当時の山日記に僕は次のように書いています。
「淡青紫色の小紫陽花、黄花の秋の麒麟草、カンチコウゾリナ、高嶺苦菜、深山蒲公英、信濃弟切、
兎菊、白花の深山穂躑躅、紅葉唐松、梅鉢草と時折僕の眼前に突如出現する可憐な花々は僕を疲労感から解放する。
御山竜胆、白山防風、御前橘、鳥兜、ヤマハハコ、白玉の木、エゾシオガマ、伊吹虎の尾、深山金鳳花と
高山の花々に夢中になるうちにもう其処に燕山荘が見え始めた」などと。

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ミセバヤ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月21日 | 山野歩
2023年11月16日(木)
『ミセバヤ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ミセバヤ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「静穏・慎ましさ」でありました。また、次のような解説もありました。
「日本古来より、万葉の植物として親しまれている多年草」
「可憐で美しい花を誰に見せようか、誰か見せたいという意味の古語から、ミセバヤという名前になった」
「花の咲く時期は9月~11月」「垂れ下がった枝の先に、直径1㎝程のピンクの小さな花を房状に咲かせる」
「別名はタマノヲと言い、これは古い時代の玉を貫いた首飾りのことで、
垂れ下がった枝の先に、玉のように沢山の花を咲かせることに由来している」
「各地に野生化しているが、現在では自生地は少なくて、香川県小豆島の、
主に山地や谷合の岩場に僅かに見られるのが、唯一の自生と言われている」などと。

この見出し画像の[ミセバヤ]は、先月の22日に金剛山に行ったときにカメラに収めたものです。
それは山中ではなく、バスを降りて登山口へと向かうときに、民家の石垣上に咲いていたものです。
僕にとっては、初めて見る植物でもありました。
解説に「日本古来より、万葉の植物として親しまれている多年草」とあったので、
もしやと思って俳句歳時記を紐解くと、「ベンケイソウ科で岩の上に生える多年草」「古くから観賞用に栽培される」
「茎の長さ30㌢ほど」「強靭で少し紅色を帯びる」「葉は三枚ずつ輪生し、扇状円型で多肉質の粉白色」
「10月頃、茎の先端に淡紅色の花が球状に群がり開く」などと記されていました。
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