山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

私市駅より黒添池経由で交野山へ

2022年03月13日 | 山野歩
2022年01月03日(月)
『山野歩』
<私市駅より黒添池経由で交野山へ>
[コースタイム]
[京阪電鉄・私市駅] 8:30 → [月ノ輪滝] → [すいれん池] → 9:42 [黒添池] 10:11 → [八橋] → [くろんど園地ゲート] → 12:43 [交野山] 12:53 → 13:15 [白旗池] → 13:58 [国見山] 14:08 → 15:14 [JR津田駅]
◆所要時間:6時間44分
<僕は72歳、彼女は74歳という二人ゆえ>
12月26日に、「お正月の2日か3日に、僕と山歩きを楽しみませんか。
私市駅スタートで、“くろんど園地”経由で、交野山へ行きたいと思います」と送信すると、
「お誘い有り難う御座います。足に自信がなく足手まといになるかも知れませんが、
一度そのコースを行ってみたいので、ご一緒させてください。宜しくお願いします。
3日が都合が良いですが、私市に何時に集合したら良いですか?」との返事がありました。
という具合で今日は、昨日とは違って、一人ではなく連れのある楽しい山行となりました。
今日歩いたこのコースは、僕にとっては庭みたいな処で、
あの角を曲がれば、次にどんな景色が現れるのかが分かっている愉楽の道です。
行く先がまったく分からなくて、時には道迷いに陥る山野行も違った意味で楽しいものですが、
今日のような愉楽な道もまた楽しいものです。
僕は72歳、彼女は74歳という二人ゆえ、明るいうちに下山出来ればよいという思考で、
終始ゆったりとした気持ちで自分達のペースで歩き、
ベンチなど、休憩所があれば何度かそれらを利用して歩きました。
一度目の休憩は“くろんど池”辺の机付きのベンチでした。
ここにはトイレもあり、丁度通りがかった、ラッキーという名前の犬を連れておれた、
僕と同年齢の一人の男性との談笑に、予定時間以上もの休憩となってしまいました。
次に休憩したのは、もう其処が“八橋”という処の少し手前の屋根付きのベンチでした。
“八橋”の直ぐ手前には、“カタクリ”が咲くという“かたくりの森”と名付けられたところがあるのですが、
僕はその姿を見たことがありません。
また、気根が幾つも伸びあがった落羽松が林立する“八橋”の湿地帯では、
昔、咲いている水芭蕉の姿は見たことがあります。
“くろんど園地ゲート”より出て、細い車道を左手へと100㍍余り下って行くと、畑や森中へと続く分岐があります。
道標に従い右手へと採り、樹林に包まれた狭い畑や田圃が続く細い道を進むと、
今は利用されていない“野外活動センター”横を通ります。
それより少し進むと、“旗振山”への道が左手に現れましたが、我々は真っすぐ進みました。
それより暫くコンクリート道を下るとまた、細い車道に飛び出します。
それを左へと採り100㍍ばかり下ると、左へとカーブを切る車道に別れを告げ、
真っすぐに山中へ入って行きます。
道標に従い進むと、もうひと頑張りで“交野山”という処に設置されていた休憩所で一休みし、
山頂は寒いかも知れない考え其処でお昼ご飯にしたのですが、
山頂直下にある祠にお参りしてやって来た“交野山”は、風も無く、
しっかりとした陽射しが降り注ぐ、360度近い景観が楽しめる頂(標高341㍍)でした。
“交野山”より急坂をホンの少し下り、車道を横切った処にトイレがあります。
次に現れる“白旗池”の辺の管理棟下にもトイレがあるのですが、お正月は管理棟が休みのはずゆえ、
トイレも閉まっているに違いないと思い、この余り綺麗でないトイレで用を足すことにしました。
やって来た“白旗池”の管理棟には、蝶を始めとした昆虫などの標本や、
白旗池にやって来る鳥類たちの写真などが展示されていている以外に望遠鏡もあり、
池で遊ぶ鳥達の姿を追うことも可能なのですが、残念ながら今日はやはり休館でした。
“白旗池”辺にはベンチや食卓が設置されていて、春や秋には、家族連れで賑わう処でもあります。
次に休憩したのは“国見山”山頂でした。
JR津田駅方面へと下り始める樹林帯手前の処を左へと登って行く道があり、50㍍ほどで“国見山”山頂です。
眼前には摂津の町が拡がり、正面には愛宕山、右手には京都タワーが見えるとのことでしたが、
僕には分かりませんでした。
樹林帯(杉林?)を通り抜けると第二京阪道路が現れます。
それよりJR津田駅まで道標がないので、ちょっと分かり辛いかも知れませんが、
街中の歩道を北方へと進むと間もなく“津田駅”到着です。
今日も昨日同様5枚の衣類を着込んでいましたが、一度も一枚たりとも脱ぐことはありませんでした。


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山野歩 ・私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~四条畷神社

2022年03月09日 | 山野歩
2022年01月02日(日)
『山野歩』
<私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~四条畷神社>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 7:17 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 8:07 [ピトンの小屋] → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 8:41 [展望デッキ] 8:45 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → 9:49 [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内] 10:30 → 10:48 [ビオトープ田原の里山・車止め] → [薬尾寺池&堂尾池・分岐] → 11:15 [薬尾寺池] 11:37 → 11:51 [薬尾寺池&堂尾池・分岐] → 12:07 [堂尾池] 12:37 → (きこりの森より、さくら広場へ) → 13:50 [むろいけ園地&森の宝島] 15:05 → [湿生花園] → (蟹ヶ坂ハイキングコース) → 16:00 [四条畷神社] → 16:44 [JR四条畷駅]
◆所要時間:9時間27分
<今までに訪れたことがない処を探索する>
「昨年の1月3日の如く、枚岡神社にお参りして」と、私市駅をスタートするときには考えていた。
しかし、スタートして間もなくやって来た、“ほしだ園地”へと続く“かわぞいの路”を歩くときに、
体調が芳しくないことに気づき、「今年は、枚岡神社ではなく、手前の四条畷神社にお参りして帰ろう」と決める。
今日のコースで、もっともしんどい“ほしだ園地”内の“さえずりの路”より“つつじの小路”へと続く急勾配の道を何とか上り切り、
“展望デッキ”で一息つく。その後“ほしだ園地”内で僕の最も好きな静寂な“まつかぜの路”をゆっくりと進み、
やって来た“飯盛霊園”中の事務所がある館の正面、車道を隔てた屋根付きの休憩所で、
昼食用の菓子パンの半分を食すると、少し体調が戻ったように思えた。しかしそれ以降もゆっくりと歩き続けた。
やって来た“薬尾寺池&堂尾池への分岐”。
此処で考えました、いつものように歩くと、かなり早い時刻に四条畷駅に着いてしまいます。
我が家に早く帰っても誰もいないし、夕飯を作る必要もないし、
それなら折角やって来た四条畷の山野を、ゆっくりと愉しもうではないかと思いました。
何十回と歩いているこの生駒山縦走路を、今までなら“高安山”を目差して懸命に歩いているだけでしたから、
「この分岐を右折して、“薬尾寺池”を訪れたことがないよな、如何なる池なのかを一度見てみたいよな」と思ったのです。
右折して、傾斜の緩い上り道を20分ほど進むと現れた人工池と思われる、
三方が樹林に囲まれている“薬尾寺池”は、ほんとうに小さな池で、
その傍らに「満水面積 0.1ha、貯水量 7500㎥、堤体 ビオトープ型石積み」と書かれた立札がありました。
その石積みは坐るのにちょうど良く、閑静な佇まいの池を眺めながら、暫しぼんやりと池面を眺めていました。
次にやって来た“堂尾池”では、西端の広場のベンチに坐りゆっくりとお昼にする。
その間、2組のハイカーと3組のランナーが東方よりやって来て、“むろいけ園地”方面へと消えて行きました。
さて“むろいけ園地”へ行こうと、ベンチより立ち上がり、歩き始めたときに立て看板が眼に留まりました。
其処には、「きこりの森」「もりもり広場」「こもれび広場」などと書かれていて、
その場所に僕は足を踏み入れたことがなく、その文字を見ていると、探索してみたいという心根が湧き出て来たのです。
まだ12時台ゆえ、如何なる森や広場が存在するのだろうかと思い、「きこりの森」という道標に従い急坂を登って行くと、
暫くすると歩き良い道へと変化し、南側の下方が見渡せる尾根道が続いていました。
その道で、特段記するものには出合わなかったのですが、一ヶ所だけ記憶にある処がありました。
其処は縦走路よりいつの日か足を踏み入れた処で、ケヤキが林立していて、
樹形より、これがケヤキだと僕が言い当てることが出来るようになった処でありました。
次にやって来た“緑の文化園”、この“緑の文化園”という名称を知ったのは、今日、その看板を見た瞬間でした。
看板によると、“緑の文化園”は“水辺自然園(湿生花園・森の工作館)”と“森の宝島(アスレチック)”に二分されていて、
僕は“水辺自然園”というか、其処に含まれる“むろいけ園地”しか歩いたことがありません。
そこで今日は、“森の宝島”を歩いてみようと思い立ち、右手へと進んだのですが、
今日はお正月ということもあり、全ての施設が休業状態でありました。
仕方なく、トイレ横より“湿生花園”へと向かい、木道上を歩いて、生駒山縦走路より “蟹ヶ坂ハイキングコース”を下り、
“四条畷神社”へ立ち寄り、お参りを済ませて帰路につきました。
ところで今日は、下着とヤッケも含めて、5枚重ね着をしていたのですが、
最後まで、1枚も脱ぐことはありませんでした。それは、ほんとうにゆっくりと歩いたし、度々休憩したからかも知れません。



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明ヶ田尾山&鉢伏山(箕面駅起点で高山へ)

2022年02月20日 | 山野歩
2021年12月12日(日) 
『山の会』
<明ヶ田尾山&鉢伏山>
■参加者:梅安さん、聖子さん、東さん、ゆうさん
[コースタイム]
◆[箕面駅]9:00 → 9:58 [箕面大滝] → 10:21 [百年橋] → (自然研究路2号線) → (自然研究路3号線) → 11:00 [箕面川ダム] → (市道箕面五月山線) → (自然研究路7号線) → 『みのお記念の森』 → 12:01 [芝生広場] → 12:56 [鉢伏山] → 13:55 [明ヶ田尾山] → 14:50 [高山バス停]
<箕面駅起点で高山へ>
梅安さんが用意してくれた“箕面の森ハイキングマップ”が無ければ“明ヶ田尾山”に辿り着けなかったかも知れない。
梅安さんが立ち止まり、そのマップを度々しっかりと眺めて、僕達を連れて行ってくれた。
先日、僕が購入した山と渓谷社の“大阪府の山”や、昭文社の“山と高原地図”では、
かなり分かり辛くて、これらの案内では完歩出来なかったのではないだろうか。
「この間、用事があって“モンベル”へ行ったら、“大阪府の山”という本があったから買うて来た」と梅安さんに伝えたら、
彼から、「発行は何時になっていた!」とのことで、帰宅して確認すると、
2016年4月15日初版第一刷発行とあり、5年も前の登山ガイド書であった。
今回の“明ヶ田尾山”&“鉢伏山”の頁には、高山バス停から登り始めて、
箕面駅へと下山するという案内になっているのだが、現地の高山バス停の時刻表には、
午前中に到着するバスは無いというのが現実で、“高山”から入山するのは不可能であった。
登山ガイド書と謳うのであれば、最新の物に改訂して販売してほしいと思うのだが、
さて、新刊は出ているにもかかわらず、“モンベル”に置いていなかっただけなのだろうか。
ところで今日は、歩く順番がいつもと違っていた。
安部ちゃんが欠席という条件の中、梅安さん、僕、東さん、そして最後が聖子さんという順で終始歩いた。
いつもなら僕の後を僕の見守り役の安部ちゃんが歩くというのが常なのだが、
今日は、聖子さんがその代役をやらねばならないと考えたのだろう。
地図や書籍にある“エキスポ90みのお記念の森”や“政の茶屋園地”を通らなかったと思うのだが、さっぱり分からない。
このルートを、いつの日にか独りで歩こうと思っても、歩けないかも知れない。
ところで、“高山”は “高山右近の生誕の地”であった。



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北摂・竜王山&阿武山(里山的な山野は道迷いに陥り易い)

2022年02月03日 | 山野歩
竜王山頂

2021年11月21日(日) 
『山の会』
<竜王山&阿武山>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、ゆうさん
[コースタイム]
[安威] 9:15 → [阿武古墳] → 10:17 [阿武山]→ (道迷い) → [阿武山口] → (武士自然歩道) → 13:45 [龍仙の滝] → (車道) → 15:40 [竜王山] → [忍頂寺] → (車道) → 16:29 [千堤寺口バス停]
<里山的な山野は道迷いに陥り易い>
もう何十年も前に、独りで、箕面駅より勝尾寺に詣で、東海自然歩道を歩き、竜王山経由で高槻の摂津峡へと歩いたことがあるゆえ、
竜王山&阿武山登頂は、然程しんどくないだろうと安易に考えていた。
併しだ、“こむら返り”こそ生じなかったのだが、そのしんどさはこの上なかった。
梅安さんと聖子さんが、分岐地点で、僕と安部ちゃんがやって来るのを待ってくれるという場面が度々生じた。
今日もまた、僕はいつもの如く、リーダーの梅安さんと、先行く聖子さんの背中を、懸命に只管追い掛けるだけの歩きとなった。
また今日は、道迷いに陥ったり、計画通り歩けなかったりという山行になってしまった。里山的な山野は道迷いに陥り易いように思う。
バス道より急坂を上り“武士自然歩道”へ入ると、40分ほどで“阿武古墳” 到着。
「阿武山古墳は、数少ない飛鳥時代の墓制を示す貴重な古墳として、国の史跡指定を受け、永久保存がはかられている」等と掲示版に書かれていた。
それより20分余りで、本日の登頂目的地の一つである“阿武山(281.1㍍)”に到着する。
そしてだ、それ以降道迷いに陥ったのだ。道標にあった“阿武山口バス停”という文字に惑わされたのかも知れない。
また、ピンクのテープにも惑わされたのは間違いなく、本来の道ではないそれを前進してしまうことになり、50分という無駄な時間を費やすることとなった。
ピンクのテープに導かれて、コンクリートで固めてある10㍍余りの傾斜地を、
這いつくばって下り、安威ダムの工事現場の一部に足を踏み入る。
梅安さんが我々を其処に置いて、下見に行って来ると言って、かなり下方まで下ったのだが、暫くすると、違うようだと戻って来た。
併しだ、その道迷いのお蔭で僕は、“キク科”の黄花をカメラに収めることができたのだ。
帰宅してGoogleで調べると、[ナルトサワギク]だとの回答であったのだが、
しかし僕がいつも見ている植物図鑑には、[ナルトサワギク]という植物の記載がなく、さてGoogleは言い当てているのだろうか。
季節外れの一輪のスミレが咲く“武士自然歩道”と書かれた道標まで戻り、“阿武山口”到着。
それより暫く歩いた分岐で、左へ行くのか、それとも右の道を行くのかと梅安さんが我々に訊く。
梅安さんの説明によると、左の方が楽で、右はしんどいと思うとのことであったが、右の道は“竜仙の滝”が見られるという。
その結果、「滝を見たい!」という僕の意見により、右の道、即ち“武士(もののふ)自然歩道”を進むことになったのだが、
その道は、梅安さんの言葉の通り、長い上りが続く、ほんとうにしんどい道であったが、
期待した“竜仙の滝”は、この季節ゆえ、水量こそ少なかったが、落差のある見応えのある滝であったことに安堵する。
それより直ぐに車道に飛び出し暫く歩くと車道を離れ、村中の上り道へと入る。
暫くすると左手に紅葉の山容を望み、権内水路という道標が現れ水路を見ながら右手へと進む。
更に上り道を30分ほど進むと岩屋(いわや)が現れた。其処には「四ヲ奥ノ院辡財天ヲ祭り宝塔有ル山」等と書かれた解説版が立っていた。
それより更に30分ほど頑張ると“竜王山”到着であった。
“竜王山”より忍頂寺へと進み、否、忍頂寺へだと思ったのだが、
それより“キリシタン自然歩道”を歩く予定だったのですが、道が分からず、車道を進み、
かなり歩いたときに、運よくやって来たバスで“千堤寺口バス停”より阪急茨木駅行きに乗る。
今日は、我が脚は“こむら返り”に陥ることはなかった。




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鈴鹿山系・鎌ヶ岳

2022年01月27日 | 山野歩
2021年11月14日(日)
『山野歩』
<鎌ヶ岳>
<水沢峠~鎌尾根~鎌ヶ岳~カズラ谷道>
[コースタイム]
[宮妻峡キャンプ場] 8:00 → 10:24 [水沢峠] → 11:05 [水沢岳(宮越山)] 11:15 → (鎌尾根) → 13:12 [岳峠] → 13:40 [鎌ヶ岳(1,161㍍)] 14:05 → 14:30 [岳峠] → 14:58 [カズラ谷道分岐] → 16:31 [宮妻峡キャンプ場]
◆所要時間:8時間31分
<ボランティアでルート整備>
バランスターWZを1袋呑み、好天の下、道標に導かれて水沢峠へと向かう。ゆっくりと歩く。
半時間ほど進むと“不動の滝・下り口”という道標が眼に留まる。
さて、細い下り道を僕の足腰で上手く歩けるのだろうかと思案し、
ちょっと躊躇したのだが、思い切って見学に行くことにする。
元の道に戻り、「大した滝ではなかったよな」と思いつつ、水沢峠への道をホンの少し進むと、
“水沢峠登山口”という道標が現れ、それに従い“水沢峠”へと向かう。
今日の山行も、道標とテープのお蔭で、地図を見る必要が殆どなかった。
この8月から始めた鈴鹿山系の山行は、道標とテープ、そしてロープの完備で、道迷いに陥ることはなかった。
“水沢峠登山口”からは、しんどい上り道が続き、思っていた以上の時間を要して“水沢峠”到着。
それより、“水沢岳”へもまたしんどい道が続き、疲れて“水沢岳”で1本おいて、
今日初めて飲料を飲み、芍薬甘草湯を1袋服用する。
そしてだ、それより始まった“岳峠”経由で“鎌ヶ岳”へと続く“鎌尾根”は、僕にとっては、更に厳しい道程となった。
前方に見えている“鎌ヶ岳”が、歩いても歩いても一向に近づいて来ないのだ。
“鎌ヶ岳”の頂が見えてから、到着するまでのしんどかったことと言ったらこの上ないものだった。
どの辺りだったかは記憶にないのだが、設置された鎖を伝い、右手へと下りなければならない処があったのだが、
丁度其処で休憩しておられた50歳代と思われる、独り山行の女性とホンの少し言葉を交わす。
そしてその女性は、僕よりの先に下りて行かれたのだが、
やっとのことで辿り着いた“鎌ヶ岳”の頂で、お昼休みにしているときに、
その女性が下山されるという様子で僕の前を通るときに、
「やっと着きましたね、大丈夫ですか」と、僕の身体を心配するが如く声をかけてくださったのだ。
“鎌ヶ岳”で十分に休憩をして、予定通り、“岳峠”より“カズラ谷道”を下山する。
その下山道で一ヶ所、急坂を上らねばならない処があったのだが、
其処で今日初めて、両脚に“こむら返り” が生じたのだ。
立ち止まり、慌てて芍薬甘草湯を服用して、暫く立ち竦むこととなったのだが、
幸いなことに、それ以降、“こむら返り”に陥ることはなかった。
往路、“鎌ヶ岳”へと懸命に歩むときに、樹木等に新しいテープを括りつけたりしている若い2人の男性の姿を眼にしていたのだが、
“カズラ谷道”を大分下った頃、女性1人、男性5人のグループに追いつく。
その中の一人の男性がツルハシを持っておられ、登山道の整地を始められたのだ。
その後、別の男性2人が足で砂などを道横へと蹴り出す作業を行なう。
その後も僕はそのグループと、追いつき追いこされという状態が暫時続き、何度か同じような景色を見ることとなった。
また一ヶ所、流れを渡渉しなければならない処があって、
そこで彼等は、登山者が渡渉し易いように流れの中に石を置くという、登山者の為の足の置き場所を作るという作業をしておられた。
おそらく、テープをつけておられた二人の男性も、この6人グル―プの中の人だったのだろう。
作業を行なう彼等の横を通るとき、僕は思わず「有難うございます」と言う言葉を発することとなった。
ところで、今日カメラに収めた唯一の“キク科”の花が、
ルート整備をしておられたボランティア6人組の、最後尾を歩いておられた一人の中年女性に、
僕のカメラに残っている映像を見て、[コモノギク]ではないかと教えて戴いた。



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鈴鹿山系・藤原岳最高峰(天狗岳)

2022年01月08日 | 山野歩
2021年10月24日(日)
『山野歩』
<藤原岳最高峰・天狗岳>
[コースタイム]
[鳴谷神社下・駐車場] 8:20 → [聖寶寺] → (聖宝寺道)→ 10:13 [6合目] → [8合目・833㍍] → 11:06 [9合目] → 11:50 [藤原山荘] 12:10 → 12:56 [天狗岩・1171㍍] 13:05 → 13:36 [藤原山荘] 13:50 → 14:37 [8合目・833㍍] 14:42 → (聖宝寺道) → 16:28 [鳴谷神社下・駐車場]
◆所要時間:8時間08分
<春花の美しい時期は3月上旬>
足を滑らせ仰向けになって道の傍らへと見事に転倒してしまう。其処は運よく、それ以上下方へと落ちる心配のない坂道であった。
“ガレ場”“危険”という札が設置され、トラロープが張られている危険個所が数ヶ所ある聖宝寺道を下山するときであった。
それ以降、下山が完了するまで、時折立ち止まりながら足下を見つめつつ、至極ゆっくりと歩いた。
転倒したとき、我が脳裏には二十歳の時に逝った亡き希世子の姿があった。
「一緒に山を歩きたかったよな」「希世子が描いた花のデッサン画、日本画をもっと見たかったよな」
「ナギナタコウジュ始めイナベアザミ、トキワハゼなど、そしてマツカゼソウもまだ咲いていたよ」などと話しかけているときでした。
山中で幾つかの花に出合う。なかでも“キク科”の花は、いつものことなのだが名前がなかなか分からない。
先ずは、9合目から藤原山荘へと向かう道で、次は、藤原山荘より天狗岩へと向かう処で、三度目は天狗岩で出合いました。
その都度カメラに収め、帰宅して図鑑を参照するのですが、やはり名前が分かりません。天狗岩では、始まったばかりの紅葉の景観を暫し愉しみました。
その他、カメラに収めたのですが名前が分からない花が幾つかあります。
その一つ目は、9合目から藤原山荘へと向かう道の足下に、ホンの少しでではありましたが、
紅紫色の小さない真ん丸い蕾のような花を数多付けている“イヌタデ”に似た植物です。
葉っぱの形も“イヌタデ”のそれと似ているのですが、葉っぱも紅紫色を呈していました。
その二つ目は、天狗岩の先端岩の傍らより顔を覗かせていた、淡紅色5弁花のほんとうに小さな花です。細い茎も淡紅色を呈していました。
その三つ目は、花ではないのですが、花期が終了したと思われる、緑色の茎が真っすぐに立ち上がり、藤原山荘より天狗岩へと続く処に群生していた植物です。
ところで、昭文社の冊子に、「この山の種類の豊富さは別格だ」「夏の花の伊吹山に対して春の花の山として多くの人の人気を集めている」と記されているのですが、
これらの植物を眺めていると、来春、藤原岳を訪れるつもりゆえ、そのときには如何なる花に出合えるのだろうかと、期待して止みませんでした。
今日は、こむら返りに陥ることもなく無地下山し、帰り支度を済ませ、
駐車場料金を料金箱に入れているときに丁度、車でやって来られた駐車場を管理しておられる方と、暫くの間、言葉を交わすこととなりました。
その男性から頂戴した情報に、春花の美しい時期は3月上旬ということでありました。
ところが、その頃はまだ雪が残っていてアイゼンを必要とする処があると仰るのです。
しかし僕の足は、外反母趾で登山靴が履けないことを伝えると、それなら中旬に来られたらよいと思いますと仰った。
また、いなべ市役所 商工観光課が作成したと思われる、「鈴鹿国定公園(藤原岳・御池岳)」という地図を頂戴しました。
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オヤマリンドウ(双六小屋より鏡平山荘への道で出合う)

2021年12月31日 | 山野歩
2021年10月21日(木)
『オヤマリンドウ』
<双六小屋より鏡平山荘への道で出合う>
今朝のNHKラジオ深夜便で、[オヤマリンドウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「正義」で、和名は[オヤマリュウタン]との解説もありました。
この見出し画像の[オヤマリンドウ]の写真は、
2003年08月15日に、“三俣山荘”より“双六小屋”経由で“鏡平山荘”へと歩いたときにカメラに収めたものです。
当時の山日記に僕は次の如く書き残しています。
「双六小屋より鏡平への道は百花繚乱の道だ。峰の麓までお花畑は広がる。
花花に魅了された我が心はこの素晴らしき大自然に対し崇敬の念を抱かざるを得ない。
当薬竜胆、オオバセンキュウ、そして深山竜胆、その傍らには華やかな朱色の車百合が立ち上る。
その並びには四葉塩竃が群生し次に黒百合が現われる。その次は白山一花のお花畑だ。
雲の切れ間より青空が見られるようになる。
岩桔梗、梅鉢草、黒唐飛廉、深山鳥兜、そして夥しい数の深山穂躑躅の花弁が待ち受ける。
そしてそして深山金梅の葉に休むベニヒカゲと裏白蓼の大きな葉に休むキアゲハの2種の美しい高山蝶に出会うという嬉しい幸運にも恵まれた。
黄金菊、白山風露、岩鏡、四葉塩竃、カンチコウゾリナ、丸葉岳蕗、手形千鳥、蝦夷塩竃、御山竜胆、
赤み掛かった白玉の木、高嶺蓬、淡紅色の華やかな伊吹麝香草、深山大文字草、白山千鳥、白山一花、白山防風、高嶺矢筈母子、
そして深山金鳳花と白山一花のお花畑が辺り一面に広がる。
四葉塩竃、高嶺苦菜、信濃弟切、紅葉唐松、郡内風露、黄金菊など、
これらの花々が入れ替わり立ち替わり時には群落を形成して我が眼前に現われる」と。



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鈴鹿山系・釈迦ヶ岳(冷たい烈風吹き荒ぶ頂)

2021年12月25日 | 山野歩
2021年10月17日(日)
『山野歩』
<釈迦ヶ岳>
[コースタイム]
[明朝ヒュッテ大駐車場] 8:20 → (中尾根) → 11:15 [釈迦ヶ岳・最高点(松尾尾根の頭)] → [県境尾根道と合流地点] → 11:24 [釈迦ヶ岳(1091.9㍍)] 11:48 → 12:25 [猫岳(1058㍍)] → [羽鳥(ハト)峰] → 13:37 [ハト峰峠] → [伊勢谷小屋] → 14:57 [明朝ヒュッテ大駐車場]
◆所要時間:6時間37分
<冷たい烈風吹き荒ぶ頂>
昭文社小冊子の案内を読んでやって来た、初めての“釈迦ヶ岳”。
“中尾根”から上った筈なのだが、何処が“鳴滝コバ”だったのか、また何処が“釈迦白毫(びゃくごう)”だったのかが分からない。
また、道標に“大峰”という文字があったのだが、この“大峰”も何処なのかが分からず仕舞いだった。
併しだ、樹林中を、しかもガス中を、岩に身体を任せ、樹木の根っこを握り、時にはロープをつかんで、
殆ど視界が利かない樹林中の急登道を、懸命に上って来た所為なのかも知れないのだが、
二度ほど現れた「釈迦ヶ岳 庵座谷登山道」という看板を見て、安堵しつつ懸命に前進した。
“庵座の大滝”や“三段の滝”が眼に留まった辺りは、まだまだ余裕があった。ただ、降雨のみが心配なだけだった。
ところが、此処が“大蔭”なのかも知れないと思われるガレ場を、左手に見る道を行く10時50分頃より烈風が吹きつけるようになる。
この辺りだっただろうか、自身の年齢や体力を鑑みたとき、この儘前進してよいのだろうか、
もしかしたら撤退すべきではないだろうかと、瞬時思考したのを覚えている。
それより20分位だっただろうか、“釈迦ヶ岳・最高点”という看板が現れホッとする。
更に5分ほど進むと、ハト峰への分岐道標が現れ、また5分ほど進むと“釈迦ヶ岳山頂”到着であった。
“釈迦ヶ岳山頂”でお昼にする予定であったのだが、吹きつける烈風のため、それは不可能で、写真を撮って直ぐに来た道を戻る。
ホンの少し戻ると、烈風から免れることが可能な、ちょっとした小さな窪地を見付け、立った儘の姿勢でお昼にする。
“釈迦ヶ岳”からの下山も、昭文社小冊子の案内に倣い、“ハト峰峠”経由で“明朝ヒュッテ大駐車場”へと向かった。
ハト峰への分岐道標より“猫岳”へと向かうときには、風が治まり、
“中尾根”のような樹林中の厳しい急登道ではなく、ルンルン気分の歩き好い道が続いた。
今日、山中で出会ったのは、3組の登山者4人と1匹のワンちゃんと猿であった。
その1人目は、中尾根の樹林中の急登道を懸命に上っているときに、降りて来られた60歳代と思われる男性であった。
彼は、この天候で半ズボンという信じられない姿であった。
二人目の人は犬を連れた人で、僕が“釈迦ヶ岳”の頂を踏んで、少し戻ったところでお昼にしていた窪地の傍を、
悠然と“釈迦ヶ岳”へと向かわれた40歳代の男性であった。
次は、もう其処が“ハト峰”というところを歩いているときに、後方から来られた30歳代と思われる男女の二人連れであります。
女性は至極明るい方で色々と話してくださったのですが、忘れられない二つのことがあります。
その一つは、「引き返そうと思いませんでしたか?」という言葉でした。
「はい、引き返した方がよいのかも知れないと思ったときもありましたが、折角やって来たのだから、山頂はやっぱり踏みたいと思いました」と、
そのときの心中を吐露したのを覚えています。
二つ目は、“ハト峰”に立つときに、前方下方に見えるかなり大きな絵画の説明でした。
その女性に教えて貰わなければ、その絵画の存在に僕は気付かなかったかも知れないのですが、
“ハト峰峠”より“中峠”へと続くちょっとした広い道の上り斜面に、石を置いて描かれた絵画があったのです。
「登山者が日付を更新していくんですよ」と仰ったのですが、
その絵画には「2021年10月17日」という今日の日付が書かれていたのでした。
ところで、今回の山行で出合った唯一の花は、悪天候の中尾根を懸命に上るときに足下に咲いていた[イナベアザミ]です。



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鈴鹿山系・竜ヶ岳(忘れられない登山者の二つの言葉)

2021年12月08日 | 山野歩
2021年10月03日(日)
『山野歩』
<竜ヶ岳>
[コースタイム]
[宇賀渓キャンプ村]8:00 → [ホタガ谷出合] → [遠足尾根・入り口] 8:38 → (遠足尾根) → 12:07 [竜ヶ岳] 13:00 → (中道登山道) → 15:38 [中道登山道分岐(右に長尾滝)] → (宇賀渓本谷) → [ホタガ谷出合] → 17:12 [宇賀渓キャンプ村]
◆所要時間:9時間12分
<忘れられない登山者の二つの言葉>
今日の山行の中で忘れられない二つの登山者の言葉があります。
その一つ目は、やっとのことで樹林帯から抜け出て、柔らかな山容が眼前に拡がったときのことでした。
「ピークは何処ですか?」と、其処におられた50歳台と思われる男性に尋ねたときのその男性の言葉です。
「ピークはあそこです!」と男性は指を指され、続けて「健脚の方なら、此処から30分くらいですかね!」と仰ったのです。
なだらかで柔らかな稜線が竜ヶ岳へと続いていて、その遥か彼方に見える竜ヶ岳まで、どう見ても僕には30分では歩けそうにもないと思えたのです。
朝8時に歩き始めてから休むことなく、二時間余りを懸命に歩き続け、其処よりホンの少し進んだところで、
飲料を飲みがてら“芍薬甘草湯”を服用する目的で一休みしたのでした。
その一休みの時間も含めて、なんと其処より頂上まで1時間半近くも掛かってしまったのです。
二つ目は、もう其処が竜ヶ岳山頂だという傾斜が緩くなった処を、一生懸命に歩みを進めるときに掛かった男性からの声です。
それは、「もう30㍍くらいですよ」という言葉でした。
足下のみを見つめ、懸命に足を前へと運ぶ僕の姿を見ての、励ましの声掛けのように思えました。
僕が居た1時間ほどの間、山頂には常に40~50名くらいの人がおられましたが、家族連れや若人の集まりが中心で、僕が一番年配のように思えました。
そんな中、脚が攣ることなく登頂出来たことに安堵しながら、お昼を頂戴し、二袋目の“芍薬甘草湯”を服用し、ゆったりとした心根で過ごしているときでした。
方角を知る為に取り出したコンパスが、壊れていることに気付いたのです。
スマホにコンパス機能がある筈だと思い、スマホを取り出し老眼で懸命に眺めるのですが、どのアプリがそれなのが分かりません。
其処で、近くにおられた若い男女のカップルに尋ねると、女性の方が、僕のスマホを触って丁寧に教えてくださったのです。
結果的には「中道→」という道標がありましたので、道を間違うことは無かったのですが。
ところで、今日の山歩きでは、前回の“藤原岳”山行時のような酷い“こむら返り”に陥ることはありませんでした。
その理由を考えるとき、思い付く事が二点あります。
その一つは、先日、いつものドラッグストアでなく、我が家からホン近くの調剤薬局に行き、“こむら返り”にかかわる話をしたところ、
日本クリニック㈱の“バランスターWZ”とジェービーエス製薬㈱の“JPS漢方顆粒-20号”を勧められ購入したのですが、
今まで使用していた“クラシエ製の芍薬甘草湯”がまだ我が家に残っていたので、今日はこの漢方薬と、“バランスターWZ”を持ってやって来たのでした。
そして今朝、説明通りに、歩く始めるときに“JPS漢方顆粒-20号”を一袋服用したのです。
また従前より使用している“クラシエ製の芍薬甘草湯”を、こむら返りが生じる前に早めに二度服用しました。
二つ目は、8月29日の酷いこむら返りが生じた“藤原岳”山行以降、日々の早朝の“我が街中歩”時の歩き方を変えたことです。
その歩き方とは「歩幅は普段よりも大股で」「かかとで着地し、つま先でしっかりと蹴り出す」を念頭に置いて、脚に負荷を掛けてしっかりと速歩で歩いています。
急坂の樹林帯からもう少しで解放されそうな処で、群生する“カワチブシ” に出合いました。
次は、花は終わっていましたが、マツカゼソウの柔らかな丸い緑葉が、其処彼処に拡がっていました。
次は“アセビ”、否、“アセビ”だと思ったのですが、既に花は無いのですが、その灌木帯の中を進みました。
そして次は“リンドウ”です。“リンドウ”を見かけたのは、たった一輪の“リンドウ”だったのですが、
中道登山道を下り初めて直ぐの処でした。足下に咲いていたのです。
それより30分ほど後の道沿いでは、数多咲く“ゴマナ”が眼に留まりました。
また、樹林帯を抜け出た頃より“藤原岳”山頂にいるときにも、時折“キアゲハ”と“ヒョウモン蝶”の飛翔する姿が眼に留まり、
カメラに収めたと思いましたが、近くに停まってくれることは有りませんでした。
16時が其処に迫ろうとする頃に“五階滝”が現れました。
次は“魚止滝”です。16時半を迎えていましたが、暗くなるまでに下山出来るという確信から、
その姿を見るために、道標に誘われて、下山道より外れ、右手へと足を進め、その勇壮な姿を愉しみました。




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我が街中歩(秀麗な朝焼け)

2021年11月29日 | 山野歩
2021年09月28日(火)
『我が街中歩』
<秀麗な朝焼け>
5時05分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「21度」と表示。
成田山不動尊の奥の院(閉)にお参りし、続いてお滝、そして本堂にもお参りして、いつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。
内周を、続いて外周を一周ずつ歩き、東方より治水緑地を離れる。
ハリエンジュの道、十月桜の道、寝屋川左岸の道(寒緋桜の道)へと進み、上観音橋を渡る。
寝屋川右岸の道より国松町の昔道を通り、いつもの道で帰路につく。
打上川治水緑地の内周路を歩くとき、振り返った東の空に、秀麗な朝焼けが眼に留まりカメラに収めました。
朝焼けをカメラに収めたのを切っ掛けに、今朝は咲いている花を中心にシャッターを切りました。
先ずは[ニラ]、治水緑地の西端、メタセコイアが林立する中で白花を咲かせていました。
次は、治水緑地の外周路の南側、先日より開花し始めていた黄花が2輪、しっかりと花開していました。
その真ん丸い黄花は、[ヒマワリ]に似ているのですが、何処となく違います。
帰宅して、スマホのアプリで確認すると、[シロタエヒマワリ]との表示、さて当たっているのでしょうか。
治水緑地を離れ、府道を左下に見て、ハリエンジュの道を西方へ進み右へと曲がると、左手に十月桜が数本並んでいます。
それらの樹高3㍍ほどの木に、ちらほらと桜が咲いていました。
その内の一本の木に、[十月桜]という名札が掛かっていますので、今はその花が[十月桜]だと理解しているのですが、
朝歩きを始めた2年前に、もしもその名札が無ければ、名札を見付けられなければ、
今もその花が、何と云う桜なのか解っていないのかも知れません。
その[十月桜]を見てから、愉楽の心根で寝屋川左岸の道を進むとき、眼
に留まったのは[クズ][オシロイバナ][ミヤギノハギ]の三種の花でした。
上観音橋の手前の花壇では、風にゆらゆらと揺らぐ白花の[ガウラ]が、暫く前から咲いています。
いつしか歩くようになった国松町の昔道の中で、田圃の横を通る所が2ヶ所あり、
其処には今、お米がたわわに実り収穫の季節を迎えています。その内の一つの畔際に、[キクイモ]が数多咲いています。
今朝、最後に我が眼を捉えたのは、南前川の左岸の道で開花していた黄花です。
その黄花を見て[マツヨイグサ]だと思ったのですが、[マツヨイグサ]は夏の花だと思っている僕には、
その姿を見ていると、何か格別な思いが湧いてきました。
ところで今朝の我が街中歩の歩数は、13,720歩でありました。



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