山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

白山山行(別当出合より南竜山荘へ)

2023年01月16日 | 山野歩
2022年07月25日(月)
『白山山行』
<二日目>
<別当出合より南竜山荘へ>
[コースタイム]
[別当出合駐車場] 3:48 → [別当出合休憩舎] → 5:13 [中飯場] 5:31 → (砂防新道) → 7:58 [甚之助避難小屋] 8:20 → [南竜山荘への分岐] → (南竜道) → 9:14 [エコーライン分岐] → 10:44 [南龍ヶ馬場セントラルロッジ]
◆所要時間:6時間56分
<痛む脚腰の為、計画変更>
昨晩、リクラインシートを後ろへと倒し、運転席で眠ったのが、そもそもの間違いであったように思う。
昨日まで何ともなかった腰が痛み、時を経るに従い、足腰のバランスが悪くなり上手く歩けなくなるが、
歩いている間に改善するに違いないと、トレッキングポールに頼って前進し続けた。
今回の山行目的が、花見山行ゆえ、花が眼に留まる度に撮影するのだが、腰を屈めることが、次第に上手く出来なくなる。
昭文社の地図や冊子にある標準所要時間の1.5倍で作成した、今回の山行登山計画書の時刻よりも、
[別当出合駐車場]を1時間余りも早くスタートしたのだが、
[南竜ビジターセンター]に到着したのが、10時44分で、計画よりも44分も遅い時刻であった。
計画では、これより展望歩道を歩き、景観を楽しみ、[白山室堂]まで上り、
休憩後、トンビ岩コースを下り、15時半には[南竜山荘]に到着しているという計画であったのですが、
我が足腰の現状を踏まえ、展望歩道歩きを諦め、この儘、南竜山荘に入ることにする。
別当出合駐車場をスタートして、今日、初めてカメラに収めた植物はセリ科の白花でした。その時刻は5時04分。
それ以降も、セリ科と思われる白花を6度も撮影しているのですが、すべて何という花なのかが判らない儘です。
10時44分に“南龍ヶ馬場セントラルロッジ”に到着するまでに、
結果として、セリ科の白花の次に撮影した“ヤマブキショウマ”を始めとして、
44種の植物をカメラに収めたのですが、撮影時に、僕の足腰にかかる負荷は大変なものでした。
南竜山荘の夕飯の時刻までに時間がたっぷりあるゆえ、山荘の方に、近隣で草花が多い場所を教えて頂き散策に出掛けることにする。
教えてくださった場所は、天場となっている南竜ヶ馬場野営場であり、
1時間くらいの間に更に、更に17種の植物をカメラに収めることとなりました。
一番目に撮影したのは“ハクサンコザクラ”で、最後は“イワアカバナ”でした。その間も、本当にゆっくりとした歩みで進みました。
南竜山荘へ戻り、受付を済ませ、部屋で休んでいると、15時から自然観察会という催しがあるとのアナウンスがあり、
その所要時間は40分とのこと、40分なら僕の足腰でも耐えられるかもと思い、
また17時の夕飯までにはまだまだ時間があるゆえ、参加することにする。
カメラとトレキングポール、メモ帳を持って集合場所に行くと、参加者は僕を含めて5名で、講師先生は中年の男性でした。
道端に咲く花を指差し、花の名前は勿論のこと、その特徴などを、かなり詳しく説明してくださるのだが、
写真を撮るのと、トレキングポールで支えてなければ、歩くこと自体が危うい我が足腰では、付いて行くのに苦労する始末でありましたが、
この自然観察会では更に新しく、10種の植物をカメラに収めることになりました。
最初に撮影したのは“ツガザクラ”、そして最後は“シナノオトギリ”だろうと勝手に思っているのだが、実のところは判然としません。
また、夕飯後の18時からだったと思うのですが、別棟で15時からの自然観察会と同じ先生の解説で、
ビデオテープによる鑑賞会にも出席させて頂き、楽しいひと時を過ごしました。
山荘の部屋中では至極苦労することになりました。一人に一区画の割り当てだったのですが、
天井が低いので、終始しゃがんだ儘の姿勢で動かねばならないのは、足腰に負荷がかかり至極辛いもので、
20時の消灯を待つことなく、布団上に持参したシーツを敷いて、横になったのであります。




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白山山行([我が家] 8:30 → 16:47 [別当出合駐車場])

2023年01月11日 | 山野歩
2022年07月24日(日)
『白山山行』
<初日>
[我が家] 8:30 → 16:47 [別当出合駐車場]
◆所要時間:8時間17分
到着後、カメラを持って、下見がてら[別当出合休憩舎]を往復する。
歩き始めて間もなく眼に留まった植物は“ウバユリ”で、直ぐに“セリ科”の白花が現れた。
ここで寝られそうだなと思いつつ、[休憩舎]の腰掛に坐っていると、
一頭の“キマダラヒカゲ”が僕の腰横に舞い降りた。それは瞬時のことであった。
シュラフもシュラフカバーも無いが、カッパを着用すれば、この腰掛で寝られるかもと思ったが、計画通り車に戻る。
ところで“ウバユリ”だと思った花は、
明くる日に南竜山荘で開催された自然観察会で、
“ウバユリ”ではなく“オオウバユリ”であることを教えて頂く。


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鈴鹿山系(御池岳から鈴北岳へ)

2022年11月21日 | 山野歩
2022年06月12日(日)
『山野歩』
<鈴鹿山系>
<御池岳から鈴北岳へ>
[コースタイム]
[駐車スペース] 8:22 → 8:32 [コグルミ登山口] → 10:55 [真ノ谷] → 11:58 [御池岳(休憩]12:30 → 12:52 [日本庭園付近・分岐道標] → [真の池] → 13:20 [鈴北岳] → 14:38 [鞍掛峠] → 15:10 [鞍掛トンネル] → 15:38 [駐車スペース]
◆所要時間:7時16分
<リスの姿が眼に留まる>
下山したのが鞍掛トンネルの三重県側で、そこにはちゃんとした駐車スペースがあった。
僕が車を止めたのはそれよりも下方で、そこまでまだ20分余り、歩道が無いカーブの多い車道を歩かねばならなかった。
この鞍掛トンネル間際の駐車スペースに止めた方が賢明だったよなと思いつつ歩きましたが、
あんな良い所に駐車スパースがあるなんて知らなかったから、仕方がないよなとも思った。
車を止めた処より、数多のウツギが咲く車道を10分程歩くと、
“御池岳登山道・コグルミ谷登山口”という道標が現れ、登山口が分からなかったので安堵し入山する。
独り山行ゆえ、自分のペースでゆっくり歩く。
蹴躓かないように、足を踏み外さないようにと、足下ばかりを見て歩いていると、数分後に“ギンリョウソウ”が現れる。
ギンリョウソウを見るのはほんとうに久し振りゆえ嬉しくなり、これからの景観も含めて、
花を始めとして如何なる生き物に出合うことが出来るのだろうかと、期待感が高まる。
それより30分程進むと“サワギク”が眼に留まり、
その頃より、先月に訪れた藤原岳でも繁茂していた大振りの葉っぱを有する植物が現れたのだが、残念ながら名前が分かりません。
次に現れたのは“フタリシズカ”で、8合目の道標を通り過ぎた辺りでリスの姿が眼に留まったのだが、
僕の小さなカメラでは、撮影するのに苦労することとなった。
それより10分余り歩くと、“ツルマンネングサ”が眼に留まり、その並びにまた、“フタリシズカ”が咲いていました。
それより20分程後に、先日の藤原岳山行でも見掛けた“イブキハタザオ”が現れました。
そしてもう其処が御池岳という道沿いの草むら中に、ムロウテンナンショウが1本立ち上がり、僕を迎えてくれました。
そのちょっと手前のことでした、葉っぱの上に居た昆虫に気付きカメラに収めたのですが、
帰宅してGoogleで検索すると“ジョウカイボン”だと教えてくれました。それは、初めて知る昆虫でした。
御池岳でお昼にする。風が強かったので、ちょっと下がった風が当たらない処でしっかりと休憩し、また、ゆっくりと歩き始める。
それより暫く歩くと、起伏の無い歩き良い道が続く。
そんな時、足下のシダ類に止まりじっとして動かない“ウスバシロチョウ”に気付きカメラに収める。
“ウスバシロチョウ”に出合うのはほんとうに久し振りのことでありました。
それより数分の処では、小さな白花を数多付ける“ガマズミ”が現れる。
それよりホンの少し進むと、昭文社の地図に記載されている日本庭園や真の池だろうか、左手に一つの池が現れる。
それより、歩き良い清閑な景観中を15分ばかり、ゆったりとした気分で歩くと鈴北岳到着であった。
それ以降も鞍掛峠まで歩き良い道が続き、
その間、タニウツギ始め、サンザシ、ハイノキ、ガマズミ等の樹木に咲く花を愛でながら歩くと、1時間余りで鞍掛峠到着でした。

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生駒山縦走路(私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~IR四条畷駅)

2022年10月19日 | 山野歩
2022年05月29日(日)
『山野歩』
<生駒山縦走路>
<私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~IR四条畷駅>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 7:04 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 7:55 [ピトンの小屋]8:30 → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 8:57 [展望デッキ] 9:32 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → 10:29 [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内] 11:45 → 12:07 [ビオトープ田原の里山・車止め] → [薬尾寺池&堂尾池・分岐] → 12:32 [堂尾池] 13:25 → 14:18 [むろいけ園地・森の工作館] 14:55 → [湿生花園] → 15:45 [かるがも橋] → (権現川ハイキングコース) → [四条畷神社] → 17:15 [JR四条畷駅]
◆所要時間:10時間11分
山歩き時、僕はスマホの電源を切り、ザック中に仕舞い込むのが常で、歩数を確認したことはありません。
ところが今日は、一緒に山歩きを楽しんだMさんのスマホが動いていて、
そこには、今日の歩数は“29,598歩”と表示されていました。
僕には意外と少ないなという感慨でしたが、
よく考えると、所要時間は10時間が超えたのですが、
彼女と僕の年齢を考え、其処彼処で休憩時間をたっぷりと取ったゆえ、
そんなもんかも知れないと思いました。
先ずは“ピトンの小屋”で35分、
次は“展望デッキ”でまた35分。
次は“飯盛霊園”内事務所前の休憩所で1時間近く、
次は“堂尾池”で53分。
最後は、“むろいけ園地”の森の工作館で37分、
ほんとうに休み過ぎという感がありました。
我々ののんびりとした歩きと違って、今日も走っている人がいました。
出会ったトレイルランナーの中で、
言葉を交わした“ピトンの小屋”で見掛けた1組目のグループの目的地は高安山。
堂尾池辺りだったと記憶する2組目のグループは、
スタートが高井田で、ゴールが津田とのことでした。
近年は本当にトレイルランナーが多くなりました。
植物や蝶にも出合いました。蝶は、コミスジから始まって、
テングチョウ、ヒョウモンチョウ、イシガケチョウ、ヒオドシチョウ等です。
カメラに収めた花は、
ほしだ園地のさえずりの路を歩くときに見かけたタツナミソウから始まって、
最後のカンパニュラ・ラティフォリアまでの13種でした。
中でも、ひと際印象に残っているのは、“イシガケチョウ”と“ヒツジグサ”でしょうか。
イシガケチョウを最後に見掛けたのは、もう何年も前の蟹ヶ坂ハイキングコースだったように思います。
ヒツジグサは、飯盛霊園内の日本庭園中で見かけたのですが、僕がヒツジグサの存在を知ったのはもう何年も前のことです。
流砂の為に埋もれてしまい今は既に無い小さな池に、数多咲いていました。
今朝、NHKラジオ深夜便で[セッコク]が今日の誕生日の花として紹介され、
花言葉は「あなたは、私を元気づける」とのことであったのですが、
僕にとっては未知の花ゆえ、植物図鑑でその姿を確認し、
今日の山歩きの道沿いの何処かで、出合えるかも知れないと期待していたのですが、
残念ながらその姿を望むことは叶いませんでした。


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我が街中歩(今朝の花は、“カシワバアジサイ”)

2022年10月03日 | 山野歩
2022年05月23日(月)
『我が街中歩』
<今朝の花は、“カシワバアジサイ”>
5時07分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「18度」と表示。
成田山不動尊の奥の院(開)にお参りし、続いてお滝、そして本堂にもお参りして、いつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地に東方より入ろうとしたところで、久し振りにMさんと出会う。
彼女は、帰宅の予定ではあったが僕に合わせてくれて、外周路のみを一緒に一周歩く。
東方より緑地を離れ、その儘府道沿いの道を進み、途中で別れる。
僕は、寝屋川を渡り、寝屋川右岸より寝屋川霊園に入り、
予定外の墓参を済ませ、寝屋川霊園を北へと抜けて、成田南町の街中を通って帰路に就く。
途中の民家の庭先に咲く白花が眼に留まりカメラに収める。
帰宅してGoogleで検索すると、この白花は“カシワバアジサイ”とのことであったが、我が植物図鑑には記載がなかった。

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藤原岳(聖宝寺道よりも大貝戸道の方が人気)

2022年08月25日 | 山野歩
2022年05月08日(日)
『山野歩』
<藤原岳>
[コースタイム]
3時起床 4時20分発
[鳴谷神社下・駐車場] 7:54 → [鳴谷神社] → [釣り堀] → [聖寶寺] → (聖宝寺道) → 10:54 [5合目] → 9:58 [6合目] → 10:33 [8合目・833㍍] 10:40 → 11:07 [9合目] → 11:42 [藤原山荘] 12:17 → 12:58 [天狗岩] → 13:48 [藤原山荘] 14:00 → 14:39 [9合目] → 14:58 [8合目] → (大貝戸道) → 16:35 [神武神社下・休憩所] → [鳴谷神社下・駐車場]
◆所要時間:8時間41分
<聖宝寺道よりも大貝戸道の方が人気>
昭文社の小冊子に記されている「夏の花は伊吹、春の花は藤原」という言葉に誘われ、「来年の春には訪れてみたい」と思考し、
下見山行の意味合いで初めて訪れた、昨年8月最後の日曜日の藤原岳山行時に、
何度も襲った脚の酷いこむら返りが忘れられず、今日も、脚に負担がかからないように、終始ゆっくりと歩き続けた。
また、10月下旬にやって来た、2度目の藤原岳下山後、
駐車場におられた管理人(男性)から頂戴した情報の中に、
春花の美しい時期は3月上旬ということであったのだが、その頃はまだ所々で残雪があり、アイゼンが必要とのことゆえ、
外反母趾で登山靴が履けない僕には厳しいだろうとの判断で、訪れるのは3月下旬にしようと思っていたのだが、
4月に入っても我が家を離れられる環境を見出せず、ゴールデンウィーク明けの今日になってしまった。
やって来るのが春ではなく初夏になってしまったからだろうか、期待していたほどに花は無かった。
それでも眼に留まりカメラに収めた花は17種、その内、木本は3種でありました。
そして、見出し画像として利用している葉っぱのみの植物が1種でした。
それらの中で、Googleでも名前が判然としなかったのが、2種あり、来年こそは、3月中にもう一度やって来ようと念じました。
中でも眼が釘付けとなったのは、藤原山荘より天狗岩へと向かうときに、
草原を通り過ぎ、灌木帯に入ったおり、林下に繁茂していた、見出し画像の植物です。
この植物をGoogleはバイケイソウと判定してくれたのですが、花の姿がないゆえ、
植物図鑑を参照するのですが、バイケイソウで当たっているのか否かが分かりません。
しかし何れにせよ、この群生する植物が花咲く景観は、壮観だろうと思わずにおられませんでした。
ところで、朝8時前に鳴谷神社より入山し、聖宝寺道で出会った人は数人だったのですが、
大貝戸道と合流した8合目以降は、目立って登山者が増え、
聖宝寺道よりも大貝戸道の方が人気があるよなという印象でした。

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生駒山縦走路(私市駅より、ほしだ園地・むろいけ園地を経て、四条畷駅へ)

2022年08月08日 | 山野歩
2022年05月04日(水)
『山野歩』
<生駒山縦走路>
[コースタイム]
[京阪電鉄・私市駅] 7:32 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 8:30 [ピトンの小屋] 8:40 → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 9:19 [展望デッキ] 9:33 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → 10:23 [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内(大休止20分)] 11:19 → 11:43 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 12:00 [薬尾寺池&堂尾池・分岐] → 12:25 [薬尾寺池(大休止] 12:47 → 13:26 [薬尾山] → 13:50 [四条畷野外活動センター(上方)] → [さくら広場(大休止)] 15:18 → [むろいけ園地] → 15:48 [湿生花園] → [かるがも橋] →[権現の滝] → (権現川ハイキングコース) → [四条畷神社] → 17:50 [JR四条畷駅]
◆所要時間:10時間18分
<私市駅より、ほしだ園地・むろいけ園地を経て、四条畷駅へ>
大休止を三度も取り、その内の二度は、出会った人との会話を愉しむという山行となりました。
中でも地元の方との語らいは、有益な情報や様々な情報を得ることが出来るように思います。
今日の、その内の一人目との出会いは、この正月に初めて訪れた薬尾寺池の辺でありました。
別れるときにお名前をお聞きしたのですが、この方とは、過去に2~3度、むろいけ園地の湿生花園で出会い言葉を交わしていました。
18年生まれのTさんというその方が、
「戻らなくても、あそこを入って行けば尾根を通って、堂尾池を通ることなく、野外活動センターに出るよ」
「こっちからでも行けるけど」と説明してくださったのです。
椅子に腰掛けお昼にしておられるという様子であったその方は、
暫くすると、その椅子を茂みの中へと持ち運び、「あそこに置いておくんや」と言い残して、
ザックを担いで、池の向う側の茂み中へと入って行かれました。
僕は教えて頂いたように、西方の樹林中へと入って行きました。
樹林中の道をホンの少し上ると、上から高齢の男女一組の方が下って来られました。
すれ違いざまに一言二言言葉を交わしただけだったのですが、
なんと1時間程後に“さくら広場”で、そのご夫婦と再び出会い、1時間余り言葉を交わすことになったのです。
お二人はここで、お昼にする予定であったようで、僕が坐っているベンチより5㍍ほど離れたベンチに腰掛けお弁当を広げられたのでした。
ご夫婦の言葉中にお医者さんの話がでたのですが、
10年ほど前に僕の親爺が脳内出血で救急搬送され、3か月間お世話になった畷生会病院も話題に上りました。
奥様は83歳とのこと、しかしご主人様は、けっして80歳代とは思えない風貌でありました。
今日の山行で嬉しいことがありました。
それは、掌に収まるくらいの僕の小さなカメラであっても、イトトンボやコミスジ、コウラナミジャノメ、
そしてアオスジアゲハが、綺麗に撮れたことでありました。
それらは、「撮ってくださいな」と言わんばかりに静止してくれたのでありました。
しかし、キタキチョウは飛翔し続け、クロコノマチョウは現れるや否や瞬時に、樹林中にへと消えてしまったのは残念でした。
一度、道を間違えてしました。
それは、薬尾池よりホンの少し上り尾根道に出た処で、意識することなく右手へと進んだことにありました。
歩き良い尾根道だと聴いていたのですが、どんどん下り続けるので、おかしいと思い上り返したのであります。
また、道を間違うとまではいきませんでしたが、むろいけ園地より権現川ハイキングコースへの道でした。
もしかすれば、歩いたことがあるのかもしれませんが、地図を持っていないので、水辺自然園という立て看板の地図頼りで、
かるがも橋を渡ったのですが、丁度前から来られた方に、「権現の滝に行きたいのですが、この道でよろしいでしょうか?」と尋ねたのでした。
今日は独り山行ゆえ、いつものようにゆっくり歩きました。
私市駅をスタートするときにバランスターWZを、飯盛霊園と薬尾池で休むときに芍薬甘草湯を服用したお陰かもしれませんが、
こむら返りに陥ることはなく、山歩きを思う存分愉しめたように思います。

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我が街中歩(街中の花は、僕を愉楽の中へと誘う)

2022年08月04日 | 山野歩
2022年04月29日(金)
『我が街中歩』
<街中の花は、僕を愉楽の中へと誘う>
5時06分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「18度」と表示。
成田山不動尊の奥の院(閉)にお参りし、続いてお滝、そして本堂にもお参りして、いつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。
今朝は内周のみを歩いて、東方より治水緑地を離れる。
ハリエンジュの道、十月桜の道、寝屋川左岸の道(寒緋桜の道)へと進み、上観音橋を渡る。
寝屋川右岸の道より国松町の昔道を通り帰路に就く。
その結果、今朝の街中歩の歩数は「12,213歩」でありました。
また、気温が上がってきたので、今朝もルナサンダルを履いて歩きましたが、
小林製薬㈱の“かかとちゃん”は、手放せない状態が続いています。
我が街中歩を始めた2019年7月頃より、最近までの30ヶ月ほどの間は、
「名前が分からないであろう、園芸品種が多い街中の花はカメラに収めたらあかん」と思い、
街中の花を撮影しないようにしてきましたが、スマホを購入し、最近になってGoogleというアプリを知ってから、
その考えは捨てて、眼に留まった花や、今までに気になっていた花を撮影しようと思うようになりました。
そして今日は、18種の開花している草本や木本をカメラに収めたのですが、
僕が既に知っている植物は4種のみで、Googleで検索することにより、花名が判明したものが10種、
Googleであっても判明しなかったものが4種なのですが、
晩春であってもまだまだ咲いている街中の花は、僕を愉楽の中へと誘ってくれました。
中でも、見出し画像として載せさせて頂いた木本は、打上川治水緑地の北側の土手斜面に生えている、
2年前頃より気になっていたそれなのですが、今回もGoogleであっても、残念ながら花名は分かりませんでした。


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背割堤より天王山へ

2022年06月06日 | 山野歩
2022年04月02日(土) 
『山の会』
<背割堤より天王山へ>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、東さん、ゆうさん
[コースタイム]
[石清水八幡宮駅]9:35 → [背割堤]→ 12:20 [天王山登り口] → 12:30 [宝積寺] → 12:50 [青木葉谷広場(昼食)] 14:00 → 14:27 [十七烈士の墓] → 14:38 [酒解神社] → 14:50 [天王山・山頂(270.4㍍] → 15:10 [サントリー山(295㍍)] → 15:58 [小倉神社] → [JR山崎駅]
<歴史の町・大山崎町>
今日の山の会の例会は、安部ちゃんのリハビリの一環として、
梅安さんがネットで探し出した、お花見を兼ねた山歩きでありました。
お花見は、八幡の“淀川河川公園・背割堤”、山歩きは “天王山”であったのですが、
帰宅して山日記を書く時に、今日はメモをまったく取っていなかったので、
タイムは、写真を撮った時のデジタルカメラによるそれになりました。
また、梅安さんが用意してくれた、“京・大山崎町 まちあるきマップ”と、
ネットより取り出したJR山崎駅を中心とした地図を参考にして山日記を記することになりました。
“石清水八幡宮駅”より、八幡宮に詣でるものと思いきや、人の波に乗っかり直ぐに“背割堤”へと向かう。
それは予想だにしなかった人の波でありました。
その人の波は延々と、背割堤(せわりてい)の花見が終わるまで続きました。
神宮駅より、15分足らずでやって来た、背割堤に入るところで頂戴した案内紙によると、
今年の“さくらまつり”は、3月26日より4月5日まで行われているようで、
我々は丁度良い時にやって来たようで、最後の1本を除いてソメイヨシノが開花する桜並木が2㎞近く続いていました。
背割堤を離れたのが11時過ぎ、そして“天王山登り口”にやって来たのが12時20分頃だったのですが、
その1時間20分程を、何処を如何歩いたのかが分かりません。
車道横の歩道をただ只管、梅安さんと聖子さん、そして東さんの背中を追いかけるのみでありました。
やっとのことで辿り着いた“天王山登り口”。
それより30分ほどでやって来た“青木葉谷広場”で、安部ちゃんと梅安さんが持って来てくれた、
水とガスコンロでコーヒーを頂戴しつつ、ゆったりとした気分でお昼にさせてもらう。
その後、歩みを進めて行くと、“秀吉の道”として天下分け目の天王山(明智光秀の誤算)などと記された案内版が、
次から次へと掲げられていて、それら読みつつ梅安さんが説明してくれるのだが、
その時代の歴史に疎い僕には、分かり辛いものでありました。
また、奈良時代から江戸時代末期に至る、大山崎町が見てきた歴史の一端を知ることが出来る案内もありました。
“小倉神社”を最後に街中へ降りて来て、山崎駅へと歩くときに、立派なシダレザクラと、
ささやかではありましたが、暫く前に、NHKラジオ深夜便で今日の誕生日の花として紹介されたジンチョウゲにも出合いました。


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コブシ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉)

2022年05月02日 | 山野歩
2022年03月08日(火)
『コブシ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[コブシ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「友情」「歓迎」でありました。
この見出し画像の[コブシ]は、2021年03月14日に“我が街中歩”を愉しむ時で、
撮影場所は、“打上川治水緑地”の内周リの南側です。
この日の日記に僕は次のように記しています。
「西方より打上川治水緑地に入り、先ずは外周路を進み、緑地の南側へやって来ると、
車道に沿って繁茂している“ユキヤナギ”が眼に留まる。
それより少し進むと左土手下には“コブシ”の白花が僅かに見られる」と。
そして次に、「“もずはし”を渡ろうとしたときに、右手池中に“アオサギ” がいるのに気付く。
佇み微動たりともしない様子ゆえ、近づきカメラに収める。
それより橋を渡り、ホンの少し西方へと進むと[コブシ]の木が数多の白花を付けている」と書いているゆえ、
“打上川治水緑地”には“コブシ”の木は2本あるようです。
またいつしか、拳の如き[コブシ]の実をカメラに収めたこともあるのですが、
その写真は残念ながら見つかりません。



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