『外反母趾』
<進行する可能性?>
側面が柔らかい運動靴なら大丈夫なのだが、雪山靴やトレッキング靴を履くと親指付け根辺りが痛み始め、長時間履いているとその付け根部分に水膨れが生じ、挙句の果てに水膨れが破れてしまうという事態に陥る。いつの日にかテレビのある番組で「僕の足の形状は外反母趾だ」ということを知り、「外反母趾は治らない」ということを悟り、「僕の足に登山靴を合わせる以外に方法がない」と理解した。それを知った山友達が、僕が使用している雪山靴を購入した山用品店に交渉してくれ、無償で足親指つけ根辺りを拡げる補修を2度して戴いた。しかしまだ、最終的な履き試しはしていない。
ところで、何ゆえ外反母趾が生じたのかと考えるとき、滑落事故以前には外反母趾を意識した記憶が無いゆえ、事故以前にもし外反母趾らしき兆候があったとしても然程酷くはなかったのではないか。今のような状態に陥ったのは滑落事故以降であるのは間違いがない。僕の足に外反母趾になる素質があったのかも知れないが、事故が原因で、一年半ほどの間歩くことが殆ど無かったことが、足の老化を早めたのだろう。
また、現在のように週に一度しか運動をしない生活を続けると、更に外反母趾が進行する可能性があるのではないかと危惧する。そうなることを避けるには、以前のように山野走や街中走を週に2~3回くらいは行なう必要があるのだろうが、その時間と精神力が今の僕には存在しない。