2014年10月26日(日)
『山野歩』
<くろんど園地>
[コースタイム]
[私市駅]11:10→11:30[月ノ輪滝]→11:50[すいれん池]12:30→(くろんど池コースの道)→12:47[くろんど池]12:55→(くろんど池コースの道)→(さわわたりの路)→13:20[キャンプ場]→13:40[すいれん池]→14:21[私市駅]
◆所要時間:3時間11分(40分休憩含む)
<だいぶん疲れた様子で来られましたね>
久し振りに出席した10月5日の山の会例会の後、我が腰は悲惨な状況に陥った。椅子に腰掛ける姿勢から立ち上がろうとするとき、腰が素直に伸びてくれない状態が続いた。上半身が右前に傾いたまま暫く歩くうちに、次第に腰が伸ばせるようになるのだ。
6日、7日と様子を見てみたが、自然治癒はあり得ないと判断し、8日と9日と連日整骨院を訪問する。8日に「腰が曲がっています」と言われ、9日には「腰はまっすぐですよ」「右脚大腿の筋肉が硬くなっています」に変化した。その後、16日、23日と整骨院を訪れ今日に至るのだが、23日には「脚腰の筋肉が退化している」「先ずは歩くことから」「走ると腰に痛みが生じると思います」という説明であった。
そして今日、しっかり歩くことを目的に私市にやって来た。意識してしっかりと歩んだつもりだ。最も疲労したのは両脚足首の上部あたりで、歩き始めて間が無い内に左足首に違和感を覚え始めた。
“すいれん池”横の管理棟テラスの椅子に腰掛ける。その様子を見ていた横のテーブルに居られた方から声がかかった。「だいぶん疲れた様子で来られましたね」と。都島に住むという僕よりも少し年上と思われる男性は、今朝、石切から生駒山へと上り、“室池”“ほしだ園地”経由で、既に4時間余り歩いて来たのだという。さらにこれから“交野山”経由でJR津田駅まで行くのだとおっしゃった。その距離は延べ30㎞近くになるらしく、今の僕には到底歩くことが不可能な行程だなと思った。「私市駅から“すいれん池”まで丁度40分かかった」と伝えると、「40分ですか、けっして遅くはないですよ」と慰められた。
すいれん池畔の落羽松は仄かに黄色くなり始め、イロハカエデは深紅に染まっていた。“くろんど池”手前の草叢で一眼レフを構える高年者が居た。何を撮っておられるのかと問うと、テングチョウを撮っているのだという。因みに今日僕が出合った蝶は、忙しく舞うキチョウと、ベジシジミ、そしてヤマトシジミであった。見かけた花はシラヤマギク、キツネノマゴ、イヌタデ、キッコウハグマ、そして季節外れのスミレであったのだが、このスミレはさて何という名称のスミレなのだろうか。また、帰路僅かに民家が続くところへと差し掛かった一軒の傍らにホトトギスを見つけた。帰宅して書籍に目を通すと、庭に植栽されているのはタイワンホトトギスだと記載されていた。
くろんど池畔や“キャンプ場”はバベキューや飯盒炊爨に興じる若者や家族連れで至極賑わっていたが、“すいれん池”横の管理棟は相変わらず静かな処だ。自然にかかわる書籍数が確実に増えた様子で、管理棟で本を読みながらゆっくりと過ごすのも一考かも知れない。
『山野歩』
<くろんど園地>
[コースタイム]
[私市駅]11:10→11:30[月ノ輪滝]→11:50[すいれん池]12:30→(くろんど池コースの道)→12:47[くろんど池]12:55→(くろんど池コースの道)→(さわわたりの路)→13:20[キャンプ場]→13:40[すいれん池]→14:21[私市駅]
◆所要時間:3時間11分(40分休憩含む)
<だいぶん疲れた様子で来られましたね>
久し振りに出席した10月5日の山の会例会の後、我が腰は悲惨な状況に陥った。椅子に腰掛ける姿勢から立ち上がろうとするとき、腰が素直に伸びてくれない状態が続いた。上半身が右前に傾いたまま暫く歩くうちに、次第に腰が伸ばせるようになるのだ。
6日、7日と様子を見てみたが、自然治癒はあり得ないと判断し、8日と9日と連日整骨院を訪問する。8日に「腰が曲がっています」と言われ、9日には「腰はまっすぐですよ」「右脚大腿の筋肉が硬くなっています」に変化した。その後、16日、23日と整骨院を訪れ今日に至るのだが、23日には「脚腰の筋肉が退化している」「先ずは歩くことから」「走ると腰に痛みが生じると思います」という説明であった。
そして今日、しっかり歩くことを目的に私市にやって来た。意識してしっかりと歩んだつもりだ。最も疲労したのは両脚足首の上部あたりで、歩き始めて間が無い内に左足首に違和感を覚え始めた。
“すいれん池”横の管理棟テラスの椅子に腰掛ける。その様子を見ていた横のテーブルに居られた方から声がかかった。「だいぶん疲れた様子で来られましたね」と。都島に住むという僕よりも少し年上と思われる男性は、今朝、石切から生駒山へと上り、“室池”“ほしだ園地”経由で、既に4時間余り歩いて来たのだという。さらにこれから“交野山”経由でJR津田駅まで行くのだとおっしゃった。その距離は延べ30㎞近くになるらしく、今の僕には到底歩くことが不可能な行程だなと思った。「私市駅から“すいれん池”まで丁度40分かかった」と伝えると、「40分ですか、けっして遅くはないですよ」と慰められた。
すいれん池畔の落羽松は仄かに黄色くなり始め、イロハカエデは深紅に染まっていた。“くろんど池”手前の草叢で一眼レフを構える高年者が居た。何を撮っておられるのかと問うと、テングチョウを撮っているのだという。因みに今日僕が出合った蝶は、忙しく舞うキチョウと、ベジシジミ、そしてヤマトシジミであった。見かけた花はシラヤマギク、キツネノマゴ、イヌタデ、キッコウハグマ、そして季節外れのスミレであったのだが、このスミレはさて何という名称のスミレなのだろうか。また、帰路僅かに民家が続くところへと差し掛かった一軒の傍らにホトトギスを見つけた。帰宅して書籍に目を通すと、庭に植栽されているのはタイワンホトトギスだと記載されていた。
くろんど池畔や“キャンプ場”はバベキューや飯盒炊爨に興じる若者や家族連れで至極賑わっていたが、“すいれん池”横の管理棟は相変わらず静かな処だ。自然にかかわる書籍数が確実に増えた様子で、管理棟で本を読みながらゆっくりと過ごすのも一考かも知れない。