山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路(国蝶・オオムラサキ)

2016年08月08日 | 山野歩
2016年7月3日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]8:10→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:45[ピトンの小屋]8:55→(さえずりの路)→(つつじの小路)→9:21[展望台]9:25→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →10:05[飯盛霊園・境界鞍部]→(小休止)→[飯盛霊園内]10:40→[戎バス亭]→10:58[ビオトープ田原の里山・車止め]→11:18[堂尾池(大休止)]11:54→12:15[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→13:03[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→13:27[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→13:38[龍王神・祠]13:43→14:13[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→14:22[くさか園地バイオトイレ]14:28→14:45[辻子谷ハイキングコース北出合]→14:56[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→15:15[ぬかた園地北分岐]→15:26[ぬかた園地南分岐]→15:40[摂河泉展望ハイキングコース分岐]15:50→16:24[双子塚]→16:42[中展望]→17:03[近鉄・額田駅]
<国蝶・オオムラサキ>
今年に入って9回目の「生駒山系縦走路」であった。高安山まで行こうと私市駅をスタートしたのだが、今まででもっとも辛いそれであったと言っても過言ではない。
[堂尾池]で昼食にするとき、それまでに掛かった時間を考えると、高安山まで行くことは無理だろう、[鳴川休憩所]までが限界だろうと考えた。しかし結果的にはそれも無理で、[摂河泉展望ハイキングコース]を下ることになった。[双子塚]におられた高年の男性に「枚岡と額田ではどちらの駅の方が近いですか?」と尋ねると、「下りばっかりで額田の方が」と仰った。額田駅に到着したとき、僕は疲労困憊の態にあった。今日のような有様では、山の会例会の今月の[雪彦]、9月の[富士山]には、皆に迷惑を掛けてしまうのが落ちで、やはり参加すべきではないよなと思いながら、西陽が照りつける駅舎で電車を待った。
双子塚下方を下るとき、補虫網を持った男性が蝶らしきものを捕獲した瞬間を目撃した。「何が入ったんですか?」と尋ねると、その20歳代の男性は満面笑みで、「オオムラサキ」と応じた。優美なオオムラサキを見せてもらった僕は思わず「雄のオオムラサキですね、おめでとうございます」と発したのだ。50年余り前に、男兄弟3人で蝶採集に2年間程夢中になったことがある。しかし、「オオムラサキ」には無縁であったのだ。7~8年くらい前、生駒山系を走っているときに、生きた「オオムラサキ」に出合ったことがある。一度は[むろいけ園地]内の「森の工作館」で、二度目は、「生駒山系縦走路」から大阪府側へと下山する途中、小路上で交尾する2羽のオオムラサキと遭遇したのだ。この二回のみだ。ところで、今の僕には殺生はできない。その他、今日出合った昆虫は、シオカラトンボにコシアキトンボ、そしてイトトンボとコミスジぐらいだったろうか。
コメント
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