山野颯想

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僕のご飯作り(もう10年間作り続ける必要がありそうだ)

2020年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム
2020年12月22日(火)
『僕のご飯作り』
<もう10年間作り続ける必要がありそうだ>
僕は、日々パソコンで日記を付けているのだが、一年前の日記が即座に見ることが出来るように仕組んでいる。
先日、その一年前の日記に次のような記載があった。
「色彩が無い上さんの眼ではどのように見えているのかは僕には判らないのだが、夕飯時に上さんが『栄養満点!』と呟いた。
今晩のご飯献立は、“豚肉のチーズ巻き”“大根&玉葱&豆腐の味噌汁”“椎茸&わかめ&胡瓜の酢の物”
“大豆水煮で簡単煮豆(蓮根.人参.昆布)”“夏野菜の揚げびたし(南瓜. 茄子. ピーマン. ミニトマト. 土生姜)”の五品で、
使った食材は、味噌汁の味噌まで含めると19種類だ。
僕が普段夕飯の為に作る料理のなかでも、今日は特段、食材が多かったのだろうが、
15時過ぎより作り始め、調理が終わったのが19時前頃ゆえ4時間近く掛かっている。
一向に上達しない包丁捌きや、レシピを見つつ作るゆえ、時間が掛かってしまうのは仕方がないのかも知れない。
そのレシピとは、パソコンからとり出したものが殆どなのだが、今日作った“豚肉のチーズ巻き”は、上さんに教えてもらったものだ」と。
眼前に霧がかかり、色彩が無く、視力が極めて弱くて、照明などで明る過ぎると眼に負担がかかるゆえ、屋外に出るときにはサングラスを掛けている上さんの眼。
普段より眼鏡を幾つも準備していて、再三眼鏡を換えている上さんに代わって、僕が台所仕事を担い、ほぼ6年が経過した。
「料理をしているのは僕ではなく、レシピが作っている」と僕はいつも上さんに表現している。
また、僕が台所仕事を担い始めたのは、近くに住む娘夫婦が商いを始めたことも大きな理由だ。
それまでは、娘が仕事先から帰るのが遅くなるときのみ、上さんが作って、預かっている孫共々、住いまで運んでいたのだが、
二人が商いを始めてから、台所を担う筈の娘があまりにも仕事が忙しく、仕事から解放されるのが、22時や23時、ときには24時が廻るときもあるゆえ、
また、上さんの眼では、7人分のご飯を作るのは無理だろうとの判断に至った。僕のご飯作りは、娘家族、孫も含めて5人の為に作っていると言っても過言ではない。
二人目の孫のK子がご飯作りの手伝いことが出来るようになるには、後、10年近くが必要だろうと思われるゆえ、僕は後10年ほど作り続ける必要がありそうだ。
ところで、この料理の写真は、今日のお昼に作った“茄子と豚肉のしぎ焼き”だ。
この料理は、NHK みんなの料理にて、2011年6月29日に放送されたもので、2017年10月12日にパソコンより取り出し印刷したレシピを見ながら作ったものだ。
さて、後10日余りで2021年を迎えるのだが、来年もご飯作りを頑張らねばならない。
コメント
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