山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

生駒山縦走路(京阪・私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山山中~近鉄・石切駅)

2023年02月23日 | 山野歩
2022年10月30日(日)
『山野歩』
<生駒山縦走路>
<京阪・私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山山中~近鉄・石切駅>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 7:12 →[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→ 8:16 [ピトンの
小屋] 8:30 →(さえずりの路)→(つつじの小路)→ 9:00 [展望デッキ] 9:15 → [やまびこ広場]→(せせらぎ路)→ 10:06 [飯盛霊園・境界鞍部]→ [飯盛霊園内] 10:35 → 10:53 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 11:27 [堂尾池] 12:10 → 12:36 [むろいけ園地入口]→[湿生花園]→ [むろいけ園地出口] 13:16 → 13:51 [阪奈道路]→ (産業廃棄物処理場&農地) → 14:19 [農地終了地点]→(カントリークラブ横)→ 14:36 [龍王神・祠]→ 14:53 [灯篭ゲート広場]→ 15:17 [くさか園地生駒縦走歩道分岐地点] → 15:30 [くさか園地バイオトイレ] → 15:55 [辻子谷ハイキングコース北出合] → 17:11 [近鉄・石切駅]
◆所要時間:9時間59分
<アカタテハをカメラに収める>
私市駅で、スマホをザック中に仕舞い込む前に天気アプリを見ると、気温は「9度」、湿度「84%」とのことであったが、
“星の里いわふね”にやって来たとき、磐船街道入口に設置してある電光掲示板の気温表示には「8度」とあった。
しかしそれより暫くして、ヤッケを脱ぎ、次にフリースも脱いで、ザック中に仕舞い込み、
休憩時や日陰になっている処で、時折長袖シャツを羽織った以外は、石切駅に到着するまでの殆どを、Tシャツ1枚で過ごすこととなった。
ところで今日は、降雨の心配がないということであったのだが、カッパも含めて、7月下旬の白山山行時と、ほぼ同じ物をザック中に入れてやって来た。
ポカリスエット500mlも3本持って来たのだが、結果として、脚にこむら返りが生じなかったこともあり、飲んだのは僅かに300ml程のみとなった。
枚岡駅下山を目標に、ゆっくりではあったが懸命に歩き続けた。我が脚腰は、白山山行時のような状態に陥ることはなかったのだが、
生駒山中に入った頃より脚腰がきつくなり、時刻も鑑みて、目標を枚岡より石切駅へと変更する。
それは“辻子谷ハイキングコース北出合”より“石切駅”へと下山する時に如実に感じることとなり、
日々の朝歩きでは決して感じることがない、脚と腰が一体化していないのを実感しつつ下り続けた。
また、トレイルランの靴にもかかわらず、左足の外反母趾が痛むのにも閉口することとなった。
堂尾池に辿り着き、池辺を休憩場所へと進むとき、後ろから来た人が僕を追い抜く。
そして、後ろからその人の足元を見ると、靴ではなくサンダル履きゆえ、思わず声を掛けることとなった。
その方は40歳代の男性で、「昨晩、くろんど池でキャンプをして、今朝やって来た」「生駒山頂でお昼にするつもり」
「自宅が枚岡ゆえ、其処まで走る」「これはルナサンダルではなく、僕が作ったもの」「紐はパラシュートで使われているもの」
「ネットで、マイサンダルで検索すると作り方が出て来る」「ルナサンダルは高い、これは3,000円くらいで作れる」などと仰った。
僕よりも背が高くてしっかりとした体付きの、彼の背中にはかなりの荷物があった。
“ほしだ園地”の“やまびこ広場”から“まつかぜの路”へ入ろうとすると、
「スズメバチの巣 駆除中です ハンバーガーストーンまで行けますが その先は通行止めです」との看板が目に留まる。
仕方なく、“やまびこ広場”より南へとちょっと下り、“せせらぎ路”を上り“飯盛霊園”へと向かったのだが、
その看板のお蔭で、ほんとうに久し振りに“せせらぎ路”を愉しむことになった。
ところで今朝、NHKラジオ深夜便で、“ナギナタコウジュ”が今日の誕生日の花として紹介されたのだが、
生駒山中の管理道を疲れ切って歩くときに、もう其処が“辻子谷ハイキングコース北出合”だという処で、その“ナギナタコウジュ”が現れたのだ。
この生駒山縦走路を過去に何十回となく歩いているのだが、“ナギナタコウジュ”をこの縦走路で見たのは今日が初めてで、今朝のNHK深夜便との偶然に嬉しくなってしまった。
また、それ以上に嬉しかったのは、“アカタテハ”に出合い、カメラに収めたことであった。
それは“むろいけ園地”の“湿生花園”の木道上を歩く時で、キセルアザミに止まっている姿が目に留まった時には、歓喜の心根でカメラを構えたのだが、
翅をゆっくりと開閉するので、翅が開いた状態の姿を上手くカメラに収めることがなかなか叶わないゆえ、8度もシャッターを切ることとなった。
“アカタテハ”以外の目に留まった蝶は、“イシガケチョウ”と“キチョウ”の2種で、“アカタテハ”をカメラに収めたのは本当に久し振りであった。
今日も様々な植物に出合い楽しませて貰った。その中で、Googleで検索することにより名称を知り得た植物は、
“ヒメノウゼンカズラ”“ブンタンの果実”“イヌホオズキ”“ノササゲの果実”“アラカシの果実”“ノジギク”の7種で、
判然としなかったのは、生駒山縦走路で見掛けた“ヤマシロギク”と思われるキク科の白花と、堂尾池へと続く森中の道で出合った“セイヨウアザミ”だ。



コメント
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