2022年10月16日(日)
『山野歩』
<生駒山縦走路>
<京阪・私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~JR・四條畷駅>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 9:40 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 10:51 [ピトンの小屋]11:20 → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 11:57 [展望デッキ] 12:50 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内] 14:06 → 14:25 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 12:07 [堂尾池] 14:56 → [むろいけ園地・ひょうたん池] → [湿生花園] → 4:23 (蟹ヶ坂ハイキングコース) → 17:37 [JR四条畷駅]
◆所要時間:7時間57分
<腰痛に見舞われるかも知れないという不安感を懐きながら>
白山山行以降の初めての山歩きであった。
我が街中歩と違って、幾分起伏のあるコースゆえ、脚腰に負荷が掛かり、
白山で生じたような、酷い腰痛に見舞われるかも知れないという不安感を懐きながらのスタートであったが、
最後まで腰に痛みが生じることはなく、計画通り、“ほしだ園地”と“むろいけ園地”経由で、目的地である四條畷駅に辿り着くが、
脚腰に負担が掛からないようにと終始ゆっくりと歩いたので、駅に着いたのは、日没後の時刻となった。
“さえずりの路”より“つつじの小路”へと懸命に上るとき、顔面より汗が滴り落ちる。
やっとのことで辿り着いた展望デッキで1時間近く休憩を取り、疲れを癒しつつお昼にする。
その間、展望デッキは入れ替わり立ち替わり、大勢の人々がやって来て賑わった。
スマホを見ると、交野市の気温が27度との表示であった。
今日は降雨0%ゆえ、背中の荷物を少しでも軽くしたいと思い、カッパは持って来なかったが、
こむら返りが生じたときに芍薬甘草湯を服用するときに必要とする、ポカリスエット500mを3本と、
寒ければと思い持って来たフリースがザック中にはあったのだが、
帰宅するまで着用することはなく、Tシャツ1枚で十分であった。幸いこむら返りが生じることはなかった。
ただ、左足の外反母趾が痛むのには悩まされた。
もう何年も前より登山靴を履くことはなく、トレイルランニング用の靴を履いているにもかかわらず、
今日は時間の経過の中で、漸次痛みが増すのであった。
そんななか、展望デッキでたっぷりと休んだ後は、四条畷駅までまったく休むことなく、至極ゆっくりではあったが歩き続けた。
“かわぞいの路”を行くとき、ほんの少しの間、抜きつ抜かれつとなった中高年の男女の二人連れがおられた。
男性が其処彼処で執拗に林中を覗き込まれるので、何を探しておられるのかと問うと、蔓性植物の“アケビ”とのこと。
スマホで“アケビ”の姿を確認して、それ以降、ピトンの小屋まで、僕も林中を注視しながら歩いたのだが、見付からなかった。
見知らぬ人との会話中には、中でも年配の方の言葉中には、僕にとって、時として有益な情報が含まれるときがある。
次に言葉を交わしたのは“まつかぜの路”を歩くときで、これまた男女の二人連れであったのだが、話す中でご夫婦であることが判る。
ご主人さんは僕よりも少し背が高く、大柄な人であった。
「体重は80㎏」「最近、膀胱癌の手術をした」「一時痩せたが直ぐに戻ってしまった」
「膀胱癌はタバコが原因の場合が最も多いと医者に言われた」「膝が痛い」
「住いは生駒」「飯盛霊園に車を置いている」等と話された。僕は腰痛の話をした。
飯盛霊園との境界鞍部地点にやって来たときに、看板に注意との文字が記されている右手へと入って行く道を指差し、
「ヤマップを利用して歩いている」「ここを入って行くと、ちょっと尖がった4ツのピークがあって向うの方へ降りられる」と仰り、
スマホのヤマップの地図を見せてくださり、「注意やから、入ったらあかんとは書いてない」等と話された。飯盛霊園に入った処で別れる。
その後、四条畷駅到着まで人と言葉を交わすことは無く、
中でも“ビオトープ田原の里山・車止め”を越えてからは、“むろいけ園地”の“ひょうたん池”で釣りに興じる数人の人を見るまでの1時間は、
まったく人を見掛ける事さえ無かったし、暗くなり始めた“蟹ヶ坂ハイキングコース”を下った半時間程の間もまったく人を見掛けることはなかった。
今日、もっとも記憶に残っている植物は、“ツチアケビ”の果実だ。それは、“アケビ”を探しながら“かわぞいの路”を歩いているときに、その異様な姿が眼に留まった。
名札が立っていて、それにはアケビという文字が記されているのだが、“アケビ”とはまったく違う容子をしていた。
帰宅してパソコン中を覗くと、今年の年5月4日に、“かわぞいの路”を歩くときに、蕾状態の“ツチアケビ”の姿をカメラに収めていた。
その他、“チヂミザサ”始め、18種の植物を撮影する。
その中で、Googleを利用することにより花名が判明したのが、“コウヤボウキ”“ヤマハギ”“コヨメナ”“カンナ”“ニューギニアインパチェンス”“ハナトラノオ”の6種であった。
また眼に留まった蝶は数頭の“キチョウ”と1頭の“ツマグロヒョウモン”であったが、いずれもカメラに収めることは叶わなかった。
“ピトンの広場”では、“ほしだカップ2022”と銘打った大阪府山岳連盟主催のクライミング大会が行われていて、
果敢に完登する一人の女性クライマーの姿を眼に収めてから、その場を離れる。見出し画像はその大会の写真です。
ところで、NHKラジオ深夜便で今朝、今日の誕生日の花として紹介され、花言葉が「清楚」だとの案内があった[ヒヨドリバナ]には、
一度目は“かわぞいの路”で、二度目は“むろいけ園地”の二か所で見掛けることとなった。
『山野歩』
<生駒山縦走路>
<京阪・私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~JR・四條畷駅>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 9:40 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 10:51 [ピトンの小屋]11:20 → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 11:57 [展望デッキ] 12:50 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内] 14:06 → 14:25 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 12:07 [堂尾池] 14:56 → [むろいけ園地・ひょうたん池] → [湿生花園] → 4:23 (蟹ヶ坂ハイキングコース) → 17:37 [JR四条畷駅]
◆所要時間:7時間57分
<腰痛に見舞われるかも知れないという不安感を懐きながら>
白山山行以降の初めての山歩きであった。
我が街中歩と違って、幾分起伏のあるコースゆえ、脚腰に負荷が掛かり、
白山で生じたような、酷い腰痛に見舞われるかも知れないという不安感を懐きながらのスタートであったが、
最後まで腰に痛みが生じることはなく、計画通り、“ほしだ園地”と“むろいけ園地”経由で、目的地である四條畷駅に辿り着くが、
脚腰に負担が掛からないようにと終始ゆっくりと歩いたので、駅に着いたのは、日没後の時刻となった。
“さえずりの路”より“つつじの小路”へと懸命に上るとき、顔面より汗が滴り落ちる。
やっとのことで辿り着いた展望デッキで1時間近く休憩を取り、疲れを癒しつつお昼にする。
その間、展望デッキは入れ替わり立ち替わり、大勢の人々がやって来て賑わった。
スマホを見ると、交野市の気温が27度との表示であった。
今日は降雨0%ゆえ、背中の荷物を少しでも軽くしたいと思い、カッパは持って来なかったが、
こむら返りが生じたときに芍薬甘草湯を服用するときに必要とする、ポカリスエット500mを3本と、
寒ければと思い持って来たフリースがザック中にはあったのだが、
帰宅するまで着用することはなく、Tシャツ1枚で十分であった。幸いこむら返りが生じることはなかった。
ただ、左足の外反母趾が痛むのには悩まされた。
もう何年も前より登山靴を履くことはなく、トレイルランニング用の靴を履いているにもかかわらず、
今日は時間の経過の中で、漸次痛みが増すのであった。
そんななか、展望デッキでたっぷりと休んだ後は、四条畷駅までまったく休むことなく、至極ゆっくりではあったが歩き続けた。
“かわぞいの路”を行くとき、ほんの少しの間、抜きつ抜かれつとなった中高年の男女の二人連れがおられた。
男性が其処彼処で執拗に林中を覗き込まれるので、何を探しておられるのかと問うと、蔓性植物の“アケビ”とのこと。
スマホで“アケビ”の姿を確認して、それ以降、ピトンの小屋まで、僕も林中を注視しながら歩いたのだが、見付からなかった。
見知らぬ人との会話中には、中でも年配の方の言葉中には、僕にとって、時として有益な情報が含まれるときがある。
次に言葉を交わしたのは“まつかぜの路”を歩くときで、これまた男女の二人連れであったのだが、話す中でご夫婦であることが判る。
ご主人さんは僕よりも少し背が高く、大柄な人であった。
「体重は80㎏」「最近、膀胱癌の手術をした」「一時痩せたが直ぐに戻ってしまった」
「膀胱癌はタバコが原因の場合が最も多いと医者に言われた」「膝が痛い」
「住いは生駒」「飯盛霊園に車を置いている」等と話された。僕は腰痛の話をした。
飯盛霊園との境界鞍部地点にやって来たときに、看板に注意との文字が記されている右手へと入って行く道を指差し、
「ヤマップを利用して歩いている」「ここを入って行くと、ちょっと尖がった4ツのピークがあって向うの方へ降りられる」と仰り、
スマホのヤマップの地図を見せてくださり、「注意やから、入ったらあかんとは書いてない」等と話された。飯盛霊園に入った処で別れる。
その後、四条畷駅到着まで人と言葉を交わすことは無く、
中でも“ビオトープ田原の里山・車止め”を越えてからは、“むろいけ園地”の“ひょうたん池”で釣りに興じる数人の人を見るまでの1時間は、
まったく人を見掛ける事さえ無かったし、暗くなり始めた“蟹ヶ坂ハイキングコース”を下った半時間程の間もまったく人を見掛けることはなかった。
今日、もっとも記憶に残っている植物は、“ツチアケビ”の果実だ。それは、“アケビ”を探しながら“かわぞいの路”を歩いているときに、その異様な姿が眼に留まった。
名札が立っていて、それにはアケビという文字が記されているのだが、“アケビ”とはまったく違う容子をしていた。
帰宅してパソコン中を覗くと、今年の年5月4日に、“かわぞいの路”を歩くときに、蕾状態の“ツチアケビ”の姿をカメラに収めていた。
その他、“チヂミザサ”始め、18種の植物を撮影する。
その中で、Googleを利用することにより花名が判明したのが、“コウヤボウキ”“ヤマハギ”“コヨメナ”“カンナ”“ニューギニアインパチェンス”“ハナトラノオ”の6種であった。
また眼に留まった蝶は数頭の“キチョウ”と1頭の“ツマグロヒョウモン”であったが、いずれもカメラに収めることは叶わなかった。
“ピトンの広場”では、“ほしだカップ2022”と銘打った大阪府山岳連盟主催のクライミング大会が行われていて、
果敢に完登する一人の女性クライマーの姿を眼に収めてから、その場を離れる。見出し画像はその大会の写真です。
ところで、NHKラジオ深夜便で今朝、今日の誕生日の花として紹介され、花言葉が「清楚」だとの案内があった[ヒヨドリバナ]には、
一度目は“かわぞいの路”で、二度目は“むろいけ園地”の二か所で見掛けることとなった。