2023年05月28日(日)
『山野歩』
<妙見山>
<初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 8:50 → (初谷渓谷) → 12:18 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → 12:43 [妙見大菩薩・鳥居] → 12:47 [妙見山・霊場裏入口)] → 12:56 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・霊場裏入口)]13:30 → [妙見山・山上駐車場] 13:45 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:35 [妙見口駅] → 16:19 [キバとタマゴ(緊急通報ポイント7)] → 17:06 [妙見口駅]
◆所要時間:8時間16分
<“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにする>
初谷渓谷を歩くとき、久し振りに見る、黄花の“ジャケツイバラ”をカメラに収めていると、
後から来られた中年女性に、「何という花ですか?」と声が掛かかり、一言二言言葉を交わす。
そして次に、上杉尾根より下山するときに、尾根に入って暫く経った頃、
後ろから来られた中年女性と言葉を交わす機会があり、
お互いに、初谷渓谷で出会い一言二言言葉を交わした人であることに直ぐに気付き、
妙見口駅まで花にかかわる話をしながら一緒に歩くこととなった。
その中で、僕の知らない一つの植物を教えてもらうこととなる。
それは“ヒトツボクロ”というラン科の植物で、地面に接する処に、光沢のある緑色の1枚の葉っぱがあり、
その傍より、茎が10㌢余り立ち上がり、数個の花らしくない花を付けていて、葉っぱの裏側は褐色であった。
もし彼女(オオタキさん)に出会わなければ、僕にとって、その[ヒトツボクロ]は一生知り得ぬ植物だっただろうと思われた。
また、彼女の住まいは大阪市で、植物にかかわる集まりで活動されている様子であり、もう少し話をしたかったのだが、
今朝“キバとタマゴ”の上部で見掛けた、まだ花弁が開き切っていなかった1輪の“ヤマシャクヤク”が、
もしかしたらこの時刻なら、もう少し花弁が開いているのではないかという思いもあって、
妙見口駅に着いたときに僕は、彼女とは簡単な挨拶のみで別れ、
暗くなる前にもう一度、“ヤマシャクヤク”を観たいという思いで初谷渓谷へと歩みを進めた。
また、地元の方との語らいもあった。
上杉尾根より下山し、人里を妙見口駅へと歩くとき、ちょっとした広場にて、
吉川自治会と書かれた上着を羽織った10名くらいの男女が、何か作業をしておられる。
何をしているのだろうと金網越に見ていると、独りの男性から声がかかり暫く言葉を交わすこととなった。
男性によると、この広場で“フジバカマ”を育てるのだと言う。
その目的は、いつの日にか花が咲く頃になると、何十頭にも上る“アサキマダラ”がフジバカマに寄って来て乱舞するようになるのだと言う。
僕は、初谷川沿いの吉川自治会による立札に記してある、植物の写真や絵、そして解説文に魅せられて、
妙見山に、なかでも初谷峡谷にやって来るのは、今年になって今日で5回目ですよと伝えると、初谷渓谷におけるバーベキューの話があった。
それは、コロナウイルス感染が始まった頃より、車でやって来て、初谷川の川原でバーベキューを行う人が凄く増え、
道路は駐車する車で溢れ、川原にはゴミが散乱するという事態に陥ったのだという。
車でやって来るバーベキュー客は、町内には何ら利益をもたらさないゆえ、規制することにしたという。
今日も、そして前回も、妙見口駅より暫く歩いて、初谷渓谷へ向かう道にやって来ると、
メモ等を持ち椅子に坐っておられる方が2ヶ所に亘りおられたのだが、何でそこにおられるのかが分からなかった。
しかし今日は、この男性の話を聴くことにより納得することとなった。
今日の山行の目的はただ一つ、“ヤマシャクヤク”を観たいということにあった。
先日、妙見口駅前の観光案内所に電話をして、“クマガイソウ”が咲く処に“ヤマシャクヤク”も咲いているそうですよという情報を頂戴していたので、
前回の如く山中を彷徨う必要がなく、一目散に“キバとタマゴ”へとやって来たのだ。
そして、期待の“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにすることとなった。
しかし残念ながら、花弁はまだ硬く、十分に開いていなかった。
『山野歩』
<妙見山>
<初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 8:50 → (初谷渓谷) → 12:18 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → 12:43 [妙見大菩薩・鳥居] → 12:47 [妙見山・霊場裏入口)] → 12:56 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・霊場裏入口)]13:30 → [妙見山・山上駐車場] 13:45 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:35 [妙見口駅] → 16:19 [キバとタマゴ(緊急通報ポイント7)] → 17:06 [妙見口駅]
◆所要時間:8時間16分
<“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにする>
初谷渓谷を歩くとき、久し振りに見る、黄花の“ジャケツイバラ”をカメラに収めていると、
後から来られた中年女性に、「何という花ですか?」と声が掛かかり、一言二言言葉を交わす。
そして次に、上杉尾根より下山するときに、尾根に入って暫く経った頃、
後ろから来られた中年女性と言葉を交わす機会があり、
お互いに、初谷渓谷で出会い一言二言言葉を交わした人であることに直ぐに気付き、
妙見口駅まで花にかかわる話をしながら一緒に歩くこととなった。
その中で、僕の知らない一つの植物を教えてもらうこととなる。
それは“ヒトツボクロ”というラン科の植物で、地面に接する処に、光沢のある緑色の1枚の葉っぱがあり、
その傍より、茎が10㌢余り立ち上がり、数個の花らしくない花を付けていて、葉っぱの裏側は褐色であった。
もし彼女(オオタキさん)に出会わなければ、僕にとって、その[ヒトツボクロ]は一生知り得ぬ植物だっただろうと思われた。
また、彼女の住まいは大阪市で、植物にかかわる集まりで活動されている様子であり、もう少し話をしたかったのだが、
今朝“キバとタマゴ”の上部で見掛けた、まだ花弁が開き切っていなかった1輪の“ヤマシャクヤク”が、
もしかしたらこの時刻なら、もう少し花弁が開いているのではないかという思いもあって、
妙見口駅に着いたときに僕は、彼女とは簡単な挨拶のみで別れ、
暗くなる前にもう一度、“ヤマシャクヤク”を観たいという思いで初谷渓谷へと歩みを進めた。
また、地元の方との語らいもあった。
上杉尾根より下山し、人里を妙見口駅へと歩くとき、ちょっとした広場にて、
吉川自治会と書かれた上着を羽織った10名くらいの男女が、何か作業をしておられる。
何をしているのだろうと金網越に見ていると、独りの男性から声がかかり暫く言葉を交わすこととなった。
男性によると、この広場で“フジバカマ”を育てるのだと言う。
その目的は、いつの日にか花が咲く頃になると、何十頭にも上る“アサキマダラ”がフジバカマに寄って来て乱舞するようになるのだと言う。
僕は、初谷川沿いの吉川自治会による立札に記してある、植物の写真や絵、そして解説文に魅せられて、
妙見山に、なかでも初谷峡谷にやって来るのは、今年になって今日で5回目ですよと伝えると、初谷渓谷におけるバーベキューの話があった。
それは、コロナウイルス感染が始まった頃より、車でやって来て、初谷川の川原でバーベキューを行う人が凄く増え、
道路は駐車する車で溢れ、川原にはゴミが散乱するという事態に陥ったのだという。
車でやって来るバーベキュー客は、町内には何ら利益をもたらさないゆえ、規制することにしたという。
今日も、そして前回も、妙見口駅より暫く歩いて、初谷渓谷へ向かう道にやって来ると、
メモ等を持ち椅子に坐っておられる方が2ヶ所に亘りおられたのだが、何でそこにおられるのかが分からなかった。
しかし今日は、この男性の話を聴くことにより納得することとなった。
今日の山行の目的はただ一つ、“ヤマシャクヤク”を観たいということにあった。
先日、妙見口駅前の観光案内所に電話をして、“クマガイソウ”が咲く処に“ヤマシャクヤク”も咲いているそうですよという情報を頂戴していたので、
前回の如く山中を彷徨う必要がなく、一目散に“キバとタマゴ”へとやって来たのだ。
そして、期待の“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにすることとなった。
しかし残念ながら、花弁はまだ硬く、十分に開いていなかった。