2023年12月13日(水)
『ヤツデ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヤツデ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「分別」でありました。また、次のような解説もありました。
「常緑の低木で2~3㍍になり、常に緑の肉厚の大きな葉っぱが目立っている」
「海岸近くの林の日陰にも自生して、太陽が無くても丈夫に育つので、庭に植えられたりしている」
「葉っぱは、天狗の団扇のような形をしていて、天狗の団扇という別名が付いている」
「八つに分裂しているからヤツデかなと思ったのだが、実は八つではなくて、七つとか九つの奇数に別れて、団扇のような形になっている」
「花は丁度今頃、やや地味なんだが、ちょっと黄色みがかかった白い小さな花が、ぼんぼりのように玉のように集まって咲く」
「お花が少ない今の季節、白っぽい花がたくさん咲くのでとても目立つ魅力的な花」
「薬草でもあって、葉っぱを煎じて、何でもその生薬として、ハッカクキンバンというそうなのだが、
葉っぱを煎じて呑むと、民間薬として、痰を取る薬として有効だと言われている」
「ただ、サポニンが含まれているので、呑み過ぎるのはよくないそう」
「葉っぱを乾燥して、お風呂に入れて薬草風呂にすると、リュウマチとか痔に利くとも言われている」
「天狗の団扇で災いを追い払うというようなことも言われているが、これは迷信とも言い切れずに、
例えば、葉っぱが肉厚で常緑樹で水分を多く含むために、火を防ぐといいますか、
耐火力が大きいということで、大火事になってもヤツデが生き残ったりするので、
家を守るということで、災いを避ける天狗の団扇、災いを追い払う天狗の団扇というふうな言い方もされている」
「福島よりも南方、寒い所は苦手な植物なのだが、結構彼方此方の庭で植えられ、斑入りの葉っぱの園芸品種も出ている」
「吞み過ぎると駄目だけど、薬効成分があるということで、分別なのかなという気もする」などと。
この見出し画像の[ヤツデ]は、先月の19日に、山の会例会にほぼ1年振りに参加して歩いた六甲山中で出合い、カメラに収めたものです。
この日に我が目に留まった植物は、この“ヤツデ”と“ツワブキ”、そして“ヨメナ”のみでした。
僕がヤツデという植物の存在を初めて知ったのは、2018年11年19日のことで、
その場所は、“ほしだ園地のピトンの小屋”より管理道を少し上ったところより左手の小橋を渡り、
“さえずりの路”へと入った直ぐのところです。
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