2024年10月01日(火)
『マツムシソウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[マツムシソウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「風情、健気」でありました。また、次のような解説もありました。
「日本各地の山の草原に生えています」「細くて長い柄の先に、薄紫の花を付けます」「たいへんに印象的な可愛らしい花です」
「花の名の由来というのは、マツムシが鳴く頃に花を咲かせるから、そしてこのマツムシというのは、この頃はスズムシのことだったんですね。
つまり、スズムシが鳴く頃に花が咲くという意味が一つ」
「そしてもう一つは、僧侶が巡礼のときに持つマツムシ鐘、このマツムシ鐘に、花が落ちた後の形が似ているからという説があります」などと。
この見出し画像の[マツムシソウ]は、2001年10月14日に、比良山系の八雲ヶ原のスキー場でカメラに収めたものです。
当時の山日記に、次の記述がありました。
「東方の斜面には僅かに草原が広がっている。その中に一歩足を踏み入れると、
そこは青紫の花をつける鐘状の「竜胆」と淡青紫色の「松虫草」の群落があった。
一歩脚を進めるごとにその足先に「竜胆」か「松虫草」が必ず顔を覗かせる。
その見事な群落に神経が昂ぶるのを感じながら、踏みつけないよう慎重に脚を前へ進める。
八雲の湿原には黄色い小さな花をつける食虫植物の「耳掻草」が観られた」などと。