19900円の値段に飛びついた4泊5日の旅は、上海から蘇州・無錫(むしゃく)へのバスの旅。
セントレアから上海≒2時間(飛行機) 上海から無錫≒3時間(バス)
電車なら2時間のところを、バスだと3時間の長旅になる。
3時間のバス移動中、上海美人ガイドから現代中国事情・歴史等の話を聞く。
海外へ出るといつも思うのだが、現地ガイドさんの博識ぶりには舌を巻く。
自国のことも日本のことも良く知っている。(普通の日本人以上に詳しかったりする)
ツアーには個人的な自由は無いが、ガイドのおかげで現地事情には明るくなることが出来る。
ツアー代金が半端じゃないから、何があっても不思議ではない。
大抵のことには驚かないし、腹もたたないだろう。と、腹をくくるのだが・・
考えていた以上の食事内容、考えていた以上の上等なホテル。
ただ、私たちにとっては1日1回のお土産屋さん巡りが落とし穴と言えば、そう言える。
お土産屋さんで上手に買い物さえ出来れば快適な旅なのだ。
例1、中国特産品を日本国内で買うよりお値打ちに購入する。
例2、言い値の半分から交渉し、納得行かなければキッパリ断る。
無錫は、時の政府の高官たちが退職後、好んで住んだ風光明媚な街なので、立派な家がたくさん建つ。
上海美人のガイドさんも、幼少の頃はバカンスで無錫へ出かけるのが楽しみの一つだったと云う。
今は、日本と韓国の企業が進出してきて、無錫の空はスモックがかかっている。
錫(すず)が産出されていた頃は有錫(ゆうしゃく)と、云う名前の街。
錫が採れなくなり、街の名前は無錫(むしゃく)と、改名された。
2日目
★大湖のほとり散策★
太湖の一部を埋め立てて造られた長広溪湿地公園を散策。
無錫で一番長い廊橋を渡る。
橋の名前を忘れました。↑ 読めません・・・
↑ 橋の入り口
↑ 橋の屋根を見上げた
橋のたもとには立派な東屋?的な建物。その二重屋根の下にはベンチが設えてある。
今日は生憎の雨模様だけど、天候が良ければ人民たちのくつろぎの場所でもあるようだ。
と、同時に小学生たちの湿原植物・動物の勉強場所でもある。
散歩道には、小石が埋め込まれている。素足で歩くと足裏を刺激されて気持ち良いだろう。
さすが、中国4千年!!
↑ 公園の看板文字
標識等、一般的に使われている文字は略字。教育を受ける事が出来なかった高齢者向けだと思われる。
でも、日本人にとっては難しい略字なのだ。
☆三国城見学☆
レッドクリフ(三国志・赤壁の戦い)の撮影基地。
撮影終了後、三国城と名づけてテーマパークとして再活用。日本で言うところの、京都・東映映画村みたいな感じかな?
映画は見ていないが、、、実は、某国営放送の人形劇と横山光輝さんの漫画本を何度も見ている。
うむぅ。。。無敵なミーハーぶりがバレバレかも・・・
建物の中では中国4大美人と記念撮影が出来る(5元)。
私もチャレンジしたのだが舞台化粧の彼女たちの敵ではなかった、〓■●〓 バタッ!
それにしても、ロケ地とは思えないほどの広さ・・・ 流石!広大な土地を誇る中国!!
☆呉水軍基地
↑ 水軍基地と諸葛孔明専用船
気分は、いざ!出陣ー!!ってな感じで乗船し、基地の周り(太湖の一部)をクルージング。
天候不良で太湖の水平線はぼんやりとしか見えないが、ロケ地の建物はハッキリと目視できた。
← 三国城の地図のサムネイル表示
★千灯古鎮見学★
2000年以上の歴史ある水郷の街を散策。
あまりにも観光地化され、千塔石板路を歩いても当時の面影を偲ぶのは至難の業だ。
散策中、遠目に中国美人姉さんを発見する。
近づいてみると、、 なんと!! 変身美人さんたちだった。。。
(わが国の京都の変身舞妓さんと似ているが、数が凄い!)
変身写真屋さんの庭や街の路上では、たくさんの変身美女が寒さにも負けずポーズをとっている。
↑ 街の道路上にはたくさんの露天が並ぶ。
貧富の差はあるものの、食糧事情は豊かで食べることには困らないと云う。
★無錫、3ケ所の見学、淡水真珠店でのショッピングを済ませて蘇州へバス移動
★平江路散策(蘇州市内)★
小さな街だが、世界遺産の千塔古鎮より静かで雰囲気が良好。
私の知る限りの郡上八幡や近江の町に似た水郷の町、京都の雰囲気をも合わせ持っている。
惜しいかな、夕刻と曇天の二重苦で写真の発色は不良。
★おまけの写真★
水郷地帯の無錫のお料理は、魚・肉類・野菜が、たっぷりとテーブルに並ぶ。
近江(滋賀県)でも知られている麩。 同じ水郷地帯のせいか?無錫の麩料理も美味しい。
↑ 特に美味しいスペアリブ、ビールに良く合う。
↑ 30元の青島(ちんたお)ビール。
↑ 朝食は、ホテルレストランでのバイキング。
昼・夕食ともに、こってり気味な中華料理三昧。ダイエットの為にも朝はサッパリ物を選びます。
でも、帰国後の体重は1.6Kgの増加。
(つづく)