野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

プホルス3打席連続HR!(31日・ポートセントルーシー)

2006-04-02 19:58:40 | Colorado Rockies
 1日(31日)のオープン戦(スプリング・トレーニング)セントルイス・カーディナルスvs.ニューヨーク・メッツ戦をTV(CS)で見たが、カーディナルスの「主砲」アルバート・プホルスが3打席連続ホームランを放って、度肝を抜かされた。
『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)は、日本代表が優勝して≪世界一≫になったが、あくまでも「総合力」の勝利であって、選手個々の力はやはり、メジャーリーガーはズバ抜けているな、と思った。

 それにしても、今シーズンこそ≪優勝≫ポストシーズン進出を目指すメッツは、初回に5連打で、カーディナルスのスターター(先発)左腕マーク・マルダーを攻め込んだが、僅か2点しか取れず、【3回表】に調整遅れのエース、ペドロ・マルティネスが、プホルスに同点2ランを食らって、あっさり追いつかれ、逆転負け(9対6)。先が思いやられる、と思った。

昨季MVPプホルスが3打席連発! 本領発揮(MAJOR.jp)

メッツの入来、マイナー落ち!(31日・ポートセントルーシー)

2006-04-01 21:50:17 | Colorado Rockies
 心配していたが、入来祐作(ニューヨーク・メッツ)のマイナーリーグ降格が決定した。オープン戦(スプリング・トレーニング)の防御率が「5.93」。これではメジャーリーグには呼ばれない。
 これで藪恵壹(コロラド・ロッキーズ)、斎藤隆(ロサンジェルス・ドジャース)、野茂英雄(シカゴ・ホワイトソックス)に続いて、日本人投手は総崩れ。唯一、頑張っているのは“叩き上げ”の大家友和(ワシントン・ナショナルズ)一人か……日本のプロ野球で「1勝」の大家なのだが。

 3Aノーフォークに降下して、メジャー昇格のチャンスを待つが、メッツは優勝争いを厳命されているチームだけに、条件は厳しくなるだろう。そこを掻い潜って、上=桧舞台に上がって来れるか? メジャーリーグの公式球にも慣れ、持ち球のカーヴが威力を発揮するようになれば……≪春≫は巡ってくるだろう。

入来がマイナー行き メッツ通告、開幕は3A(MAJOR.jp)

王者ホワイトソックスに死角あり!(29日・トゥーソン)

2006-03-31 19:13:26 | Colorado Rockies
 クローザーのボビー・ジェンクス(シカゴ・ホワイトソックス)の調子が一向に上がらないようだ。30日(トゥーソン)のコロラド・ロッキーズ戦でも1点リードの【9回表】から登板して、ヒット2本を許して、「3対3」同点にされてしまったらしい。
 ジェンクスのピッチングはTV(CS)で18日のテキサス・レンジャーズ戦で見たが、そこでも打ち込まれていた。スプリングトレーニング(オープン戦)は、10イニングスを投げて、ヒット11本を打たれて、8失点、防御率7.20。身体つきを見ると、すっかり太ってしまって、身体が絞れていない。2年目のジンクスに嵌っているようだ。

 ホワイトソックスは、スターター(先発)に(アリゾナ・ダイヤモンドバックスから)ハヴィアー・ヴァスケスを揃え、5人が安定。打線も(フィラデルフィア・フィリーズから)「大砲」ジム・トーミを加え、もはや“死角”なし、と思われたが、クローザーに大いに「不安」が生じてきた。
 再び「2番」に戻され、バッティング改造も取り止めた井口資仁の2年目にも大いに不安が募る。……ということは、ホワイトソックス連覇の鍵は、この二人が握っている、と言っていいだろう。昨シーズンの新戦力、この二人が今シーズンも働ければ、連覇も見えてくる。

Wソックスの若き守護神、連投テストで同点打許す(MAJOR.jp)

城島が打ち、大塚が投げる!(27日・サプライズ・スタジアム)

2006-03-28 21:20:37 | Colorado Rockies
 せっかくのシアトル・マリナーズ対テキサス・レンジャーズのオープン戦(スプリングトレーニング)の中継(CS)なのに、イチローは休養日。ガッカリしたが、7番に「我等が」城島健司が名を連ね、8番には「何と」ロベルト・ペタジーニ。
 早速、初回1アウト2,3塁で城島がレフト前タイムリーヒット! 続くペタジーニも初球を振り抜いて、左中間を破るダブル(ツーベース)!! シアトルは初回に6点を先制した。

 城島の打球は詰まった当たりだったが、レフト前に落ちて、2者生還。TVの解説者は「ラッキーだった」と言っていたが、思い切り良く振り抜いたから、あそこまで飛んだ。
 ペタジーニのスウィングは日本時代によく見た見事な流し打ち。開幕メジャーには当落線上にいるが、このバッティングは棄て難いだろう。代打要員として、入れておくべきだ。マイク・ハーグローヴ監督はどういう判断を下すか? 注目だ。

 シアトルのスターター(先発)は、ギル・メッシュ。4月6日のオークランド・アスレティックス戦の先発が予定されているが、【1回裏】ウォーク(四球)3つで2アウト満塁にして、6番ランス・ニクスにグランドスラムを浴びて、「6対4」。
 キャッチャー城島は左バッターのアウトサイド、一番遠い地点に構えていたが、球はど真ん中に来た。メッシュはこの細かなコントロール(ロケーション)に課題がある。城島のサインにも再三、首を振り、呼吸が合っていないところも露呈した。

【5回表】1アウトから“世界一のクローザー”大塚晶則、登板。『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)で同僚だった杉内俊哉(福岡ソフトバンク・ホークス)に教わった「力感の無い」新ピッチングフォームで、5番カール・エヴェレットを3球三振! 
 6番マット・ロートンも「0-2」に追い込んだところで、ハーグローヴ監督、登場。大塚のピッチング動作に難癖を付け出した。同じ西地区のライヴァルとして、早速プレッシャーを掛けてきた、のだろうが、この監督、大丈夫なのだろうか? とも思う。
 大塚は気にすることなく、故あって開幕から10日間出場できないロートンを「宝刀」スライダーで空振り三振に仕留め、この日の仕事を終えた。次は7番・城島だったが、対戦は叶わず。日本人対決は公式戦に持ち越された。

 大塚の抜群の安定感。テキサスには、フランシスコ・コロデロ、というイチローの“天敵”=優秀なクローザーがいるから、念願のクローザー奪取は容易ではないが、テキサスが優勝戦線から早々に脱落すれば、他チームが大塚の獲得を狙ってくるだろう。何しろ≪世界一≫なのだから……≪世界一≫ワールドチャンピオンになりたければ、≪世界一≫のクローザーが欲しくなるだろう。

元巨人ペタジーニが2安打3打点 好走塁も披露(MAJOR.jp)

野茂、開幕メジャー絶望…(26日・トゥーソン)

2006-03-27 23:54:52 | Colorado Rockies
 野茂英雄(シカゴ・ホワイトソックス)の開幕メジャーが絶望的になったようだ。26日のカンサスシティー・ロイヤルズ戦で3回3失点。ホームラン2本も浴びて、球威不足が原因か? やはり(再度の)メジャー挑戦は無謀だったか? 日本に帰って来て、オリックス・バファローズ辺りで「話題」を提供した方が「身の為」だったかもしれない。

 先日の『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)を観ながら、あのマウンドに野茂が立っている姿を見たかった。本来なら、日の丸を背負って、野茂が日本の「エース」に君臨し、キューバやアメリカに立ち向かう姿を見たかった。全盛期と『WBC』の時期がフィットしなかったのが、残念だ。
 野茂自身は、あの『WBC』の盛り上がりをどう見ていただろう? 日本人メジャーリーガーの<パイオニア>はそろそろ役割を終えて、日本に帰って来る時期を迎えているのだと思う。野茂の「思い残したこと」は、きっと誰かが後を継いで活躍してくれるだろう。きっと誰かが……先日の『WBC』は、その壮大な「序曲」(Prelude)だった、と信じたい。

野茂、2被弾3失点 井口は2安打1打点 (MAJOR.jp)

ロッキーズの藪、マイナー降格!(21日・トゥーソン)

2006-03-23 19:41:40 | Colorado Rockies
 日本中が『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)で湧き返っている最中、ひっそりと伝えられたニュース、藪恵壹(コロラド・ロッキーズ)のマイナー降格。37歳で開幕をマイナーリーグで迎えるのは厳しい、だろう。
 同じく37歳でマイナー通告を受けた(元読売ジャイアンツ)タフィ・ローズ(シンシナティ・レッズ)外野手は「引退」を決意したらしい。藪にも「決断」が迫られるだろう。スプリングトレーニング(オープン戦)の成績は、5試合に登板して、1勝2敗、防御率12.38。これでは……

 一方、メジャーリーグ初挑戦の森慎二(タンパベイ・デヴィルレイズ)も20日、マイナーリーグのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発した初回、3球投げただけで、右肩「脱臼」で降板。右肩の「関節唇損傷」と診断され、今シーズン絶望。
 ポスティング・システム(入札制度)で高い金(75万ドル=約8600万円+2年140万ドル=約1億6000万円)を払ったタンパベイは頭を抱えていることだろう。ファンやメディアから攻撃されることは目に見えている。

『WBC』初代王者となった日本野球。しかし、メジャーリーグに行く選手が必ずしも、トップレヴェルではないことを証明している両者の残照。次は、入来祐作(ニューヨーク・メッツ)か? 入来は生き残れるのか? “ポンコツ”(中古品)ばかりが海を渡る、とメジャーのGM達は歯噛みしているかもしれない。

藪、マイナー降格 ロッキーズが通告(MAJOR.jp)

ガララーガの引退

2005-04-28 12:51:15 | Colorado Rockies
 ニューヨーク・メッツのアンドレス・ガララーガが現役引退。何故か、【サンスポ】でしか報道されていないのが不思議なのだが、メッツの公式サイトにもリリースされていた。通算399本塁打。「400」まで後1本に迫っていた。「400」を達成する為に、今シーズン、メッツにやって来たはずなのだが、この時期の引退。体の具合でも悪いのだろうか? 
 ファースト(1塁手)は左のダグ・ミントケイビッチで、右のガララーガは併用で起用される可能性も高かったのに、残念だ。松井稼頭央と石井一久のプレーを見つつ、ひそかに最後のガララーガの勇姿を目に焼き付けるチャンスだと、心待ちにしていたのだが……。

クリアウォーターの惨劇

2005-03-31 12:55:18 | Colorado Rockies
 タンパベイ・デヴィルレイズの野茂英雄、スプリング・トレーニング(オープン戦)ラスト登板(29日)で4回(3/1)を「11安打4失点」でKO。5回途中で降板して、ベンチに下がり、ルー・ピネラ監督から肩を抱かれて迎えられたときには、さすがの野茂も「マイナー降格」を覚悟しただろう。しかし、その後「開幕ローテ」入りが決定。ピネラ監督は日本人に理解がある。この辺はロスアンジェルス・ドジャースの監督とは相反する。何よりも、野茂の現時点での調子よりも「実績」「経験」を買ったのだろう。

マリナーズvsジャイアンツ(16日・ピオリア)

2005-03-30 12:40:42 | Colorado Rockies
 3月17日のスカパー!「シアトル・マリナーズvsサンフランシスコ・ジャイアンツ」を見ていたら、コメンテーターのAki猪瀬氏が遅刻。番組冒頭、約40分、パートナーの高瀬有紀子嬢が一人で喋っていた。TVに顔出しもいいけど、遅刻はマズい。まっ早朝4時からの放送だから、無理もないけど。
 この日もイチローは2安打、新戦力エイドリアン・ベルトレーやリッチー・セクソンにもタイムリーが出て、今シーズンのシアトルは「いけそう」だ。ただ心配は投手陣。「開幕」を予定されていたジョエル・ピニェイロの離脱は痛すぎる……。

ホワイトソックスvs.アスレティックス(28日・トゥーソン)

2005-03-30 11:28:44 | Colorado Rockies
 3月29日、「シカゴ・ホワイトソックスvsオークランド・アスレティックス」を見た。井口資仁がタイムリー2本を放って、3安打2打点。守備でも堅実なプレーを見せて、問題なし。問題があるとすれば、現地の放送が「ナイスプレーbyタグーチー!」と名前を間違えていた。それを指摘した【スカパー!】の高瀬有紀子女史も最初にハッキリと「田口」と間違えていた。日米ともになじみの薄い元パシフィック・リーグ選手、井口。これから、だ。
 一方、クローザー高津臣吾も9回に登板し、いきなり初球をホームランされたが、1失点。この日は意識的にストレートで押しまくっていた。 テストだったのだろう。1年前を考えれば、余裕の調整。果たして、2年目も働けるか?