野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

石井、メッツに移籍

2005-03-28 12:49:22 | Colorado Rockies
 石井一久、やっぱりニューヨークへ。ニューヨーク・メッツは、スターター(先発)のスティーヴ・トラクセルが(椎間板ヘルニアで)前半戦絶望になり、代わりに韓国人の徐在応でも上げるのか、と思ったら、メッツは「本気」だった。絶対「優勝」に向け、すかさず補強に着手し、ロスアンジェルス・ドジャースで監督(ジム・トレーシー)に徹底的に嫌われていた石井獲得に動いた。石井はロスに豪邸を建てたのに、安住の地には出来なかった。

 ドジャースも昨年、ポール・ロデューカを(フロリダ・マーリンズに)放出し、「正捕手」不在が続き、メッツでマイク・ピアッツアのキャッチャー復帰で、これも宙に浮いていたジェイソン・フィリップスを獲得。フィリップスはファースト(1塁)も守れるから、中村紀洋にも波及する。思わぬところから、ライヴァル出現か? 

 これでメッツに「KAZ」が二人。松井稼頭央も元々はドジャース志望だったのに、メッツへ。石井はドジャースと相思相愛で入団しながら、4年契約の最終年で追われる形で、ニューヨークへ。しかし、メッツには、いいピッチングコーチ(リック・ピーターソン)がいるから、石井にとっては「いい」環境の変化だと思う。「優勝」が至上命題のチームで、どこまで貢献できるか? 

デニーと木田、マイナー落ち

2005-03-25 12:45:00 | Colorado Rockies
 デニー友利と木田優夫、揃って(18日)マイナー落ち。デニーは何しろ「世界一」のチーム(ボストン)レッドソックス。間違いだらけの球団選び……もう少し投手陣(ブルペン)の手薄な(トロント)ブルージェイズ辺りに決めれば良かったのだが……しかし防御率「10.13」。これでは仕方がない。
 木田もフォーム改造をしたらしいが、映像で見る限り、若干の変化にも気付かなかった。「大改造」が必要なのかもしれない。木田の防御率「17.18」……日本の速球派投手のメジャーへの挑戦の道は険しい。向こうでは「速球派」にカウントされないのだろう。この厳しい現実……。

中村、初Hに「ほっとした」

2005-03-06 19:48:19 | Colorado Rockies
 中村、初Hに「ほっとした」、というタイトルに惹かれた。ビザ取得の関係でスプリング・トレーニング参加が遅れていた中村紀洋(ロサンジェルス・ドジャース)が、エキシビションゲームの初打席で初ヒット! やはり「大物」は違う。日本人に冷たい(?)ジム・トレーシー監督も見直すことだろう。しかも打った相手が“因縁”のニューヨーク・メッツ、昨シーズン12勝の右のエース、スティーヴ・トラックセル。しかも彼の「代名詞」得意のカーヴを打ったのだから、自慢していい。

 一方、対照的にデニー(ボストン・レッドソックス)が1回(3/1)3失点。前回(3日)も2失点を喫しているから、これは厳しくなった。メジャー契約を勝ち取れるか、微妙になってきた。当落線上より下へ移動しつつあるか……やはり「世界一」のチームは厳しい。もっと身の丈に合った球団を選ぶべきだと思っていたのだが……サイドハンドでありながら、真っ直ぐで「強気に」押すタイプのデニー。しかし、その真っ直ぐがメジャーでは打ち頃になるところが、メジャーの怖いところ。一進一退が続きそうだ。