野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ハイルマンは守護神に非ず(10日)

2008-12-20 11:50:57 | Seattle Mairners
 守護神(クローザー)J.J.プッツをニューヨーク・メッツに放出したシアトル・マリナーズ。代わりに獲得したのが、中継ぎ(セットアッパー)の(下手投げ=アンダーハンド)アーロン・ハイルマン。(横手投げ=サイドハンド)のショーン・グリーンもメッツに放出しているから、このトレード(一見)意味が解からない。

 ただし「三角トレード」という形で、クリーヴランド・インディアンスからフランクリン・グティエレス外野手を獲得しているから、「本命」は彼だったのだろう。プッツ放出の真の目的は、このグティエレス獲得だった(?)。
 FA(フリーエージェント)でフィラデルフィア・フィリーズに去った「主砲」ラウル・イバニェス(外野手)の「穴」埋めとして(恐らく)レフトで起用されることになるのだろう。同じくメッツから獲得したエンディー・チャヴェス外野手と二人(ツープラトン)併用されることになるのだろう。ライトには若手を競争させるのだろう(?)から、これで来シーズンのシアトルの外野陣の構想が(ほぼ)固まった。

 それにしても、ハイルマン(3勝8敗3S)。メッツ時代はずっと先発(スターター)を希望しながら、ブルペンに置いておかれて、ずっと不満を溜め込んでいたらしい。しかし、シアトルでもグリーンの放出で中継ぎが手薄になったから、同タイプのハイルマンは中継ぎ起用が有力だろう。
 グリーンがそこそこ数字(4勝5敗1S)を残しただけに、ハイルマンも否応無く較べられることになる。グリーンと同じスキルを発揮できるか、それ以上のスキルを発揮できるか、それとも……? 

マリナーズ守護神めぐり、計12人の大型トレード合意 (MAJOR.jp)

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