
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
ナショナル・リーグの新人王(最優秀新人)は、開幕前からジェーソン・ヘイワード外野手(アトランタ・ブレーヴス)が「本命」視されていたが、ヘイワードの成績(バッティング)が意外に伸び悩んで……(打率.277、18本塁打、72打点)。
開幕はマイナーリーグ(AAA)からスタートして、シーズン途中に昇格して、レギュラーの座を奪取した、バスター・ポージー捕手(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が受賞。ワールドシリーズ(ポストシーズン)の成績(プレー)は反映されなかったのだろうが、ポージーがいなければ、サンフランシスコのワールドシリーズ制覇はなかっただろう。……それにしても“バスター”って名前(ファースト・ネーム)は凄いなっ。

アメリカン・リーグ(新人王)は、ネフタリ・フェリス投手(テキサス・レンジャーズ)。奇しくもワールドシリーズを戦った両チームから選出されることになった。70試合に登板して、4勝3敗40セーヴ。日本人としては、佐々木主浩(当時シアトル・マリナーズ)が持つ新人最多セーヴ「37」(2000年)の記録を更新されたのは「悔しい」が……
そういえば、日本人への得票はなかったらしいが、左腕・高橋尚成(ニューヨーク・メッツ)は10勝(6敗、防御率3.61)をマークしたのに……。これも(日本人としては)「悔しい」こと。もう日本人は新人と見なされることがないのかもしれない。永遠(半永久的)に(メジャーリーグで)新人王は獲れないのか? その防壁に誰かに挑んで欲しい気持ちはある。
米大リーグ新人王、ポージーとフェリス (SANSPO.COM)

著者:佐々木 主浩
祥伝社(2003-03)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る