野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

岩隈、本領発揮の6勝目!(2日・セーフコ・フィールド)

2012-09-04 20:47:07 | Seattle Mairners
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 岩隈久志(シアトル・マリナーズ)が“ようやく”6勝目(3敗)。【7回表】までロサンゼルス・エンジェルス打線を3安打に抑えて、【8回表】1-OUTから連打を喰らったところで降板(球数101)……
(その時点で)得点は「2対0」。2番手投手(ジョシュ・キニー)が打たれて同点あるいは逆転されないかな? と(日本時間の午前7時過ぎ)「不安」になりながら見ていたが、何とかピンチを凌いでくれて(最終的には)「2対1」で勝利したシアトル。

 今日(3日)の段階で6670敗。借金「4」まで盛り返してきたシアトル。岩隈が開幕から先発ローテーションで回っていれば、ひょっとしたら今頃(アメリカン・リーグ)<ワイルドカード>争いに加わっていたかもしれない。
 岩隈の先発ローテ入りを拒み続けてきたエリック・ウェッジ監督。監督の判断ミスもあるが、しかし岩隈も開幕までに「ベスト」な状態に持っていけなかったのも「事実」。岩隈の代わりに起用されたヘクター・ノエシが2勝11敗(防御率5.77)、あるいはケビン・ミルウッドが4勝12敗(防御率4.38)。この二人が作り出した「23」の敗戦がシアトルを「重く」している。

 それにしても、岩隈(防御率3.14)。球が低めに集まり、球速も(開幕当初に比べたら)格段に速くなっている。東北楽天ゴールデンイーグルス時代(2005年~2011年)や大阪近鉄バファローズ時代(2000年~2004年)のピッチングはよく知らないが、3年前の2009年の第2回『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)で見た岩隈の快投! あの≪MVP≫級のピッチングが現在(いま)メジャーリーグで再現されている(!)。
 2010年のオフに岩隈をポスティング・システム(入札制度)で獲得しようとしたオークランド・アスレティックスのビリー・ヴィーンGM(ゼネラル・マネージャー)の眼は「正しかった」ことが(その入札金額と契約条件は兎も角)証明されたことになる(?)。こんなところでも“あの”名物GMの≪株≫が(密かに)上がっているかもしれない。

岩隈にノーヒッター右腕が脱帽「物凄い投球だった」 (スポニチ Sponichi Annex)

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