絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー(No.806)

2019年02月23日 17時35分01秒 | 本と雑誌


  
特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー: ノーベル文学賞受賞記念講演
Kazuo Ishiguro,土屋 政雄
早川書房



カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したときの受賞講演を収めた(英語日本語対訳本)もので、日系英国人である著者がアイデンテティを率直に語っています。
イシグロ作品を読んだり、ドラマを見た方にとって、その創作背景が理解できとても興味深いと思います。また、格調高い英国英語のスピーチですので英語スピーチのお手本にもなると思います。私達もこういう格調高い英語でスピーチが出来たら最高ですね。いろいろな意味で親学の1冊としてお薦めです。

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歴史上の人物の評価は時代によって180度かわるものです。(No.747)

2018年07月30日 14時32分24秒 | 本と雑誌
歴史上の人物の評価は時代によって180度かわるものです。

つい10年くらい前までは「豊臣秀吉は自分を百姓から大名にまで取り立ててくれた主君織田信長の敵を討った殊勲者である。」と思っていた一般の人が多かったです。ところが、今ではいろいろな研究、文献から、「豊臣秀吉こそが明智光秀に織田信長を討たせた張本人である。」という評価が固まりつつあります。大殊勲者から悪の権化。評価がまるで正反対です。無論「諸説あり。」で、決めつけてはいけないのですが、一般の方々の約8割方の見解がその時代の人々の評価ということになります。

 
同じようなことが「楠木正成」ついて過去何度もありました。
この楠木正成について産経新聞が連載記事を掲載していたので、産経新聞愛読者の私はずっと読んでいましたが、このたび単行本となって発売されました。
 尚、記述に何度も重複がありますが、連載特集記事を集めた本なのでそれは当然で、逆に一気に読まず少しずつ読んでも内容がわかりやすいのでそれはそれで良い思います。
親学としてお薦めです。

   
教科書が教えない楠木正成
産経新聞取材班
産経新聞出版

     

 
ちなみに、7/29(日)産経新聞の書評欄であの「逆説の日本史」の作者井沢元彦氏がこの本を推薦していました。

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外国人による「日本論」、売れていますね。(No.733)

2018年06月15日 12時35分56秒 | 本と雑誌

 この頃、外国人が新たな視点から日本の文化や日本の歴史を語るという本が売れています。日本人が当たり前に思い疑問に思わないことや、ほとんどの日本人が忘れ去っていることを外国人ならでは着眼点から「日本論」を説いています。そうは言っても単に外国人ならではの切り口が新鮮なだけでは売れたりしません。その指摘や主張が的を得ていて説得力があるからこそ広く支持されているのだと思います。古くはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)による多くの著作があり、ここ最近もケント-ギルバート氏の著作がベストセラーとなっています。

 そんな中、「元イスラエル大使が語る神国日本」が発売されました。著者のエリ・コーヘン氏は居合5段とのこと。私は学生時代から居合道をやっているので著者と一脈相通ずるところがあります。

 イスラエル文化と日本文化、一見共通点がなさそうなのに・・実は類似点が多くあるとのこと。そういえばよさこい節の歌詞「やーれん、そーらん、そーらん」もヘブライ語として聞くと「一人で喜び歌う」という意味であるというのは以前にも聞いたことがありますね。

   

元イスラエル大使が語る神国日本 NIPPON DO
藤田 裕行
ハート出版

  

 親学として、お薦めです。


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中・高生の子どもに生き方(人生)を考える指針となる文章を読ませたいのですが?(No.709)

2018年03月12日 07時46分29秒 | 本と雑誌

中・高校生の子どもに生き方(人生)を考える指針となる文章を読ませたいのですが、お薦めはありますか?

 

たくさんあり過ぎて・・・・・困っちゃいますね。

今後幅広く読書をしていくための入門書的なものとしてあげるなら、

致知出版社の月刊誌「致知」の特集記事を主に集めた「生き方入門」が参考になると思います。

     

生き方入門
藤尾秀昭
致知出版社

 

 各界の一芸?に秀でた有名人が対談やインタビューで語っているので読みやすいです。それに「生き方」を学ぶということは尊敬するたった一人の偉人の考え方に盲従するのでは×だと思います。やはりいろいろな人の考え方を学び、その中で自分の生き方を模索し、徐々に方向性を決めていくのが良いと思います。

 


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渡部昇一先生が亡くなってからはや11ヶ月が過ぎようとしています。(No.708)

2018年03月08日 07時11分45秒 | 本と雑誌

渡部昇一先生が亡くなってからはや11ヶ月が過ぎようとしています。

 

この1年の間に自分は何を成し遂げてきたのか?

 

仕事を通じて社会貢献をしているのだと自分に言い聞かせつつ、実はただ仕事に追われ、心の余裕のない日々を過ごしただけではないか?

 

目の前の生徒・御父母様のために本当にいい仕事ができたのか?

 

こんな私に相談をしてくれた方々に対して本当に良いアドバイスができたのか?

 

この1年間 家族を本当に幸せにできたのか?

 

自分なりに「自己実現」はできたのか?

 

渡部先生の「昇一塾」での生前の教えに恥じない自分であったのか?

 

自宅の数十冊もの渡部先生の御著書の前で自問したら、両目から涙が溢れてきました。

 

ただ1歳年をとるだけの人生ではなく、天界(高天原)の渡部昇一先生に褒めてもらえるような人生とすべく新年度も全身全霊をあげて取り組む所存であります。

 

皆様、今後ともご教示のほどよろしくお願い申し上げます。

 


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英語表現力を育成する方法(No.684)

2017年12月15日 10時02分51秒 | 本と雑誌

  英語表現力を育成する方法にはいろいろありますが、英文法、英作文(和文英訳)、英文解釈(英文和訳)等の勉強をひととおり済ませた後で英語力が落ちてきた人にお薦めなのが「格調高い昔ながらの英文」の「暗唱」です。実際に暗唱してみるとわかりますが、暗唱した英文表現がその場面、場面で自然と口から出てくるようになります。すると英語での会話もスムーズになりますし、格調高い英語表現でいろいろなことが説明できるようになります。もちろん和文英訳も得意になります。

  英文の意味が不確かなままでは暗唱しにくいので、対訳本を購入し、対訳で意味を確認しながら5~6行ずつ英文を暗唱するといいです。 

  暗唱の方法ですが、自宅では英文の意味を確認しながら読み上げて暗唱しましょう。出先や電車の中では、予めi-phone(ボイスメモ)に自分の声で5~6行ずつ録音したものを繰り返し聞きましょう。するとリスニング力もアップしますし、五官をフルに使ってやると憶え易くなります。

  私は以前米国で受験した「米国人試験官による英問英答の口述試験」の対策でこのi-phone作戦をやりました。今思うと、その口述試験であまりうまく話せませんでしたが、一応合格したので効果ありです。 

 暗唱するべき本ですが、ご自分の好きな分野の対訳本で良いと思います。ただし、その英文は「格調高い英語」であるべきです。ブロークン英語は外国に行けば自然に憶えますから、どうせ暗唱するなら「基本に忠実な質の高い英文」です。

 格調高い英語表現で対訳本が手に入りやすいものに以前このブログでも紹介した「武士道」(対訳版)があります。これは新渡戸稲造博士が明治時代に英語で書いたものを現代の日本語に訳し、対訳本として売っているものです。

        

ビジュアル版 対訳 武士道 (単行本)
新渡戸稲造博士と武士道に学ぶ会,奈良本 辰也
三笠書房

 

 ですが、「武士道ですかぁ~、あんまり興味ないですぅ~」とお思いの方にはLafcadio Hearn(小泉八雲)の暗唱用の対訳本をお薦め致します。こちらは中高生でも理解できる基本に忠実な昔ながらの英語表現です。 

 

改訂新・小泉八雲暗唱読本 (英語・日本語対訳版) 八雲会 頒価1,500円

こちらはamazonでは購入出来ませんが、下記から購入できます。

ホームページ:http://www.yakumokai.org/

 社会人になってから英語力の衰えを感じている方も英文暗唱という昔ながらの英語習得法を試してみるのも逆に新鮮で良いと思います。

 やれば、その効果が実感できます!お試しあれ!

 


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旅行が趣味とのことですが、旅行ガイド等は何を買っていますか?(No.681)

2017年12月04日 11時02分03秒 | 本と雑誌

 私は断然「まっぷる」ですね。以前は「るるぶ」と迷ったりしましたが、国内版、国外版ともに迷わずまっぷるですね。

 まっぷる、るるぶなどA4変形サイズの旅行ガイドって行く前に見所などを検討するには大変見やすくて良いのですが、旅行当日旅先でそれを持ち歩くのは荷物になるので不便です。そうは言ってもいちいちメモを作ったりするのは面倒です。

 そう思っていたところ、旅行ガイド購入するとその電子書籍を無料でダウンロード出来るというサービスを、まっぷる(昭文社)が数年前から始めました。これがなかなかの優れもので紙のまっぷる全ページ(本文、付録、地図)が電子書籍化されていて、スマホにダウンロードできます。そして、電子書籍上で付箋も貼れ、見たいページがすぐに開けます。だから、旅行前に紙のまっぷるで行きたい所をチェックし、電子書籍上でも付箋を貼っておけば、旅先ではスマホですぐにそのページを見ることが出来ます。

 さらに、まっぷるで見つけた行きたい所を電子書籍の地図上で目的地にセットすると現在位置から目的地までナビしてくれます。この機能は海外例えばローマ市内の名所旧跡を徒歩でまわるとき安心です。

 ちなみに、この「まっぷるを購入すると無料で電子書籍が付いてくる」というのがすごーく得した気分になるのでイイのです。もし電子書籍が有料であったら評価しませんね。

  たとえば、

 イタリアに行く前に自宅でガイドブックをチェック、現地にはスマホの電子書籍だけ、というのがスマートです。 

まっぷる イタリア '18 (まっぷるマガジン)
昭文社 旅行ガイドブック 編集部
昭文社

 国内でも車で旅行するなら荷物が多くても平気ですが、四国のように車ではちょっと大変なところに飛行機や新幹線をつかって行くときは、極力荷物を減らしたいです。 

まっぷる 高知 四万十 足摺・室戸 (まっぷるマガジン)
昭文社 旅行ガイドブック 編集部

昭文社

 


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本屋さんへ行こう!(No.643)

2017年07月24日 08時29分13秒 | 本と雑誌

 アマゾンをはじめとして本のネット販売が当たり前になってきました。

  私自身もHONTO、紀伊國屋書店ネット、yahooショッピング内の書店、amazon等を併用して、月額平均5万円くらい購入しています。旅先に持参したり、電車の中で読む本は荷物にならない電子bookで購入して、i-phoneやi-padで読んでいます。購入したい本が決まっているときはネット書店で検索、即購入します。そのほうが手っ取り早いですから 

  ネット販売でほとんどの本を購入している私ですが、実は私の最大の楽しみの一つが「大きな本屋さん」へ行くことです。

  というのは、購入したい本が1冊に絞りきれていないときは同種の本の中味を見比べた上で気に入った本を購入したいからです。それに、雑誌類はその特集記事などが気に入ったときだけ購入しています。気に入るかどうかは見出しだけでは決められません。見出しをあてにして購入し、期待外れだとすごく損した気分になりますから。(その代金をもっと有意義な本に使えたのに・・・・。)

  そして、時間があるときは「大きな本屋さん」の端から端まで興味のある分野の書棚を「何か面白い本はないかなぁ~」と見て歩きます。そういうときに時々「掘り出し物の本」=「その書店に行くまではその本の存在すら知らなかったのに、書店をぶらぶらしているうちに気にいった本」を発見します。中味を少し読み、購入に値する本なら即購入決定です。そうして「大きな本屋さん」全体を歩いていると、気がついたら、1~2時間も経っていて、購入したい本が1~2万円となっていることもあります。

 

  皆さん、「大きな本屋さん」に行って、人間力をつけるのに良い本を見つけましょう。無責任な情報がネット上に氾濫している今だからこそ、きちんとした出版社と責任ある著者が創り上げた本が重要なのです。

 ちなみに、私がよく行く「大きな本屋さん」は与野駅近の「書楽」と埼玉新都心駅東口前コクーン1Fの「紀伊國屋書店」です。どちらもお薦めです。(*^_^*)


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私の人生の高い目標の一つが尊敬する渡部昇一先生です。(No.616)

2017年04月18日 11時28分15秒 | 本と雑誌

昨日4/17午後、渡部昇一先生が逝去されました。86歳でした。

  数日前昇一塾(渡部先生の公式ファンクラブ)より治療に専念するためメールマガジンを休刊するとの連絡がありましたので陰ながら御快復を祈念しておりましたが・・・・本当に残念です。

  渡部昇一先生のようにいくつになっても、世のため人のために働き続け、社会貢献をしたいと思っておりました。人々に勇気と希望を与え、日本と日本人のあるべき姿を提言し続けてきたその姿は正に私の理想です。無論私など渡部先生の足下にも及びませんが、私の人生の高い目標の一つが尊敬する渡部昇一先生です。  

  数年前に「昇一塾」講演会に出席したとき、講演終了後に渡部昇一先生と名刺交換をさせて頂きました。そのとき「さいたま市で幼児教室をやっています。」と自己紹介したところ私のような者にまで「これからも未来を担う子供達に良き影響を与えてください。」と優しく励まして頂きました。本当に有り難き幸せでした。 

  渡部昇一先生のご冥福を心からお祈りするとともに多くのファンの一人として、渡部昇一先生の御遺志を継承したいと思います。

                                                                     合掌

 

 

 


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読んでみたら・・・なるほどです。(No.569)

2016年11月21日 10時01分05秒 | 本と雑誌

々におすすめ本シリーズです。

  

【文庫】 「バカの人」相手に感情的にならない本 (文芸社文庫 わ 2-1)
和田 秀樹
文芸社

 学校や塾では「バカ」は禁句ですし、「人をバカ呼ばわりするその人がバカである」という言い回しが普及しています。そういう中で書名として『「バカの人」相手に感情的にならない本』と堂々と出版しているので思わず注文してしまいました。

 読んでみたら・・・なるほどです。

 「バカの人」を8つに分類した上で定義づけをし、その対策までを精神科医として立場から記述しており、人間力育成並びに親学の参考になる本です。

 周囲の人々について、その本質、傾向性を知り、いろいろわかった上で、柔軟に対応することが「バカの人」の対局にある真に「頭のイイ人」だと思います。

  私自身もこの本でいう「バカの人」にならず、真に「頭のイイ人」になれるよう日々精進する所存です。

 


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「感情的になる人が幼稚に見える。」(No.519)

2016年06月03日 09時44分02秒 | 本と雑誌

親学の助けになるのでここで推薦した和田秀樹氏の本に

「感情的になる人が幼稚に見える。」とありましたが、本当にその通りですね。

  公共の場所で、いい歳して、相手の言い分を一切聞かずに一方的に大声で失礼なことを叫んでいる人を見てそう思いました。初対面?の人に対して、よくあのように感情的になって非礼なことを言えるものだなぁと驚きました。

  そういえば、お店の店員が些細なミスをしたとき、大げさに言いがかりをつけて苦情を言い、土下座をさせて、その姿をツイッターに得意げに載せた人や鉄道が遅延したとき鉄道職員をどなりつけて暴力まで振るって逮捕された人もいましたね。

  そういうことをしている人々は自分が抱えているストレスやコンプレックスなど心の闇をこれ幸いと他人にぶつけて解消しているのかもしれません。世の中そういう八つ当たり的なことをする人が以前より増えているような気がします。「自身に大義名分がある?から相手に何を言っても、何をしても良い。」と勘違いしているようです。自分は相手に対して正しいことを言っているから、どんな非礼な態度も、どんな言い方をしても良いわけではありません。そこには自ずから「人としての良識」をわきまえるという制約があるのです。

  世の中にはいろいろな人がいるものですね。気をつけなければ・・・・。頭ではわかっていたのですが、自分がそういう人に遭遇して、しみじみと実感した次第です。


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ヘンリー・S・ストークスさんの著書こそ推薦して欲しいとのご要望を頂きました。(No.421)

2015年06月29日 10時15分42秒 | 本と雑誌

 先日のブ6月6日付のブログ(No.414)でケント・ギルバートさんの著書を紹介したところ、ヘンリー・S・ストークスさんの著書こそ推薦して欲しいとのご要望を頂きました。

 

 ヘビーな読書家を自称する私でしたが、恥ずかしながらまだ読んでいませんでした。

さっそく読みました。

 ヘンリー・S・ストークさんはオックスフォード大学院出身の英国人で、フィナンシャル・タイムズ初代東京支局長、タイムズ東京支局長、ニューヨーク・タイムズ東京支局長を歴任し、半世紀にわたり日本に滞在、日本外国特派員協会で最古参とのこと。

 

「なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか」

「連合国戦勝史観の徹底批判! 戦後70年の病根を検証する」など数々の著書があります。

その中で

「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」を推薦します。 

歴史の真実を知って、日本が誇りある国になる一助となると思います。

 

 

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(祥伝社新書)
ヘンリー・S・ストークス
祥伝社

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「悪口を言う人は、なぜ、悪口を言うのか?」という題名に惹かれて購入しました。(No.406)

2015年05月08日 10時09分04秒 | 本と雑誌

 この連休で買いためていた本を一気読みしました。そして、久々に和田秀樹氏の本を読んでみました。

 

「悪口を言う人は、なぜ、悪口を言うのか?」という題名に惹かれて購入しました。

    

悪口を言う人は、なぜ、悪口を言うのか (WAC BUNKO 216)
和田秀樹
ワック

 

  なかなか面白かったです。ところどころで「そう、そう、そ~なんですよね~。」とおもわずつっこみをいれていました。楽しめますし、精神科のドクターの本ですから勉強になります。(今人気のドラマ「ドクター倫太郎」も和田秀樹氏が監修しています。)

  ちなみに、私の娘が高校在学中、その運動会に父兄の一人として参加されていたので同じ中高一貫の女子校に娘を預けた親として以前から親近感は感じていました。

 

  ところで、悪口・陰口と言えば、まともな欧米人はそこにいない人の悪口(陰口)をまず言いませんね。もしうっかり言えば、それは「アンフェア」だと言われ、友人達の尊敬を失ってしまうからです。「言いたいことがあれば直接本人に言うべきだ。」ということがまともな欧米人の常識(common sense)ですから。私はもとより日本大好きですが、こういう気質は欧米のほうが素晴らしいかもしれません。


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私達普通の国民一人ひとりももっと賢くならなければいけません。(No.384)

2015年02月23日 10時10分01秒 | 本と雑誌

 昨日2/22は久々の完全休日でした。午前中散髪に行き、午後から某フィットネスクラブで2時間半ほど汗を流しました。帰宅途中塾により、休日出勤して教材作成にあたってくれていた職員達に感謝の気持ちを伝え、帰宅後は買いだめしていた本を一気読みしました。

その中の一冊「歴史を人生の武器にする」をおすすめします。

   

歴史を人生の武器にする
井沢元彦
悟空出版

  

 私は渡部昇一先生のファンクラブ「昇一塾」の会員ですから、渡部先生の一般向け御著書はおそらく全部読んでいます。しかし、井沢元彦氏の本はなぜかあまり読んではいませんでした。今回「歴史を人生の武器にする」という書名に惹かれて購入した次第です。思想的に合わないわけではありませんし、ペンネームが「井沢」でも親戚ではありませんが、いつのまにか後回しにしてしまったのかもしれません。(^o^)

 井沢元彦氏の本と言えば「逆説の日本史」がつとに有名です。本書は井沢元彦氏の会員制メールマガジン『井沢元彦の書かずにはいられない』のここ3年余りの配信分の抜粋の加筆修正したものです。だから、ここ最近の時事問題についても井沢元彦氏ならでは視点・切り口から書かれていて大変勉強になります。「歴史は歴史学者だけに任せておけない。マスコミ大会社の報道も『国民にこれこれこう思わせたいという意図』が隠されていたり、常に正しいとは限らない。政治も官僚や政治家だけに任せていては国を誤る。」ということを私達のような「普通の国民」が気づくきっかけとなる本です。

 

 言われてみれば、まったく井沢元彦氏のおっしゃるとおりで、私達国民一人ひとりが歴史を上流から中流、下流という流れで学び、過去と同じような失敗を繰り返してはいけません。私達普通の国民一人ひとりももっと賢くならなければいけません。

-そんな啓蒙活動も必要だと思いました。


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古来「普通の人々」がつくってきた日本の素晴らしさ(No.376)

2015年01月26日 10時04分46秒 | 本と雑誌

 

日本という国は素晴らしい。

世界で信頼され、愛され、憧れられている国の一つだから。

なぜ?経済大国だから?ODAをしているから?科学技術が発達しているから?

 

  古来日本では普通の人々-有名人でも何でもない普通の人々が人間として誠実にやるべきことをしっかりとやり、日々暮らしてきている。そういう普通の人々の誠実な行為の積み重ねが今の日本の素晴らしさを創り上げてきている。日本の未来を担う子供達に対して、名もない普通の人々(先人)の素晴らしさを教え、「正々堂々と誠実に生きることが信頼・尊敬に繋がる。」と教えましょう。

 

  我が子に対して、日本の「普通の人々」の素晴らしさを話すとき参考にしたり、我が子が小学生になったら読ませたいおすすめ本があります。

  

[親子で読めるジュニア版]日本はこうして世界から信頼される国となった
佐藤芳直
プレジデント社

 

大人用はこちらです。

日本はこうして世界から信頼される国となった~わが子へ伝えたい11の歴史
佐藤 芳直

プレジデント社


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