昨日2/22は久々の完全休日でした。午前中散髪に行き、午後から某フィットネスクラブで2時間半ほど汗を流しました。帰宅途中塾により、休日出勤して教材作成にあたってくれていた職員達に感謝の気持ちを伝え、帰宅後は買いだめしていた本を一気読みしました。
その中の一冊「歴史を人生の武器にする」をおすすめします。
歴史を人生の武器にする | |
井沢元彦 | |
悟空出版 |
私は渡部昇一先生のファンクラブ「昇一塾」の会員ですから、渡部先生の一般向け御著書はおそらく全部読んでいます。しかし、井沢元彦氏の本はなぜかあまり読んではいませんでした。今回「歴史を人生の武器にする」という書名に惹かれて購入した次第です。思想的に合わないわけではありませんし、ペンネームが「井沢」でも親戚ではありませんが、いつのまにか後回しにしてしまったのかもしれません。(^o^)
井沢元彦氏の本と言えば「逆説の日本史」がつとに有名です。本書は井沢元彦氏の会員制メールマガジン『井沢元彦の書かずにはいられない』のここ3年余りの配信分の抜粋の加筆修正したものです。だから、ここ最近の時事問題についても井沢元彦氏ならでは視点・切り口から書かれていて大変勉強になります。「歴史は歴史学者だけに任せておけない。マスコミ大会社の報道も『国民にこれこれこう思わせたいという意図』が隠されていたり、常に正しいとは限らない。政治も官僚や政治家だけに任せていては国を誤る。」ということを私達のような「普通の国民」が気づくきっかけとなる本です。
言われてみれば、まったく井沢元彦氏のおっしゃるとおりで、私達国民一人ひとりが歴史を上流から中流、下流という流れで学び、過去と同じような失敗を繰り返してはいけません。私達普通の国民一人ひとりももっと賢くならなければいけません。
-そんな啓蒙活動も必要だと思いました。