天皇陛下と皇太子殿下もご覧になったという「モネ展」に12/12(土)午後、夫婦で行って来ました。
いやぁ~混みました。余りに多くの人々が来訪したため入場制限をしていたのか建物入口からチケットのもぎりまでなんと40分もかかりました。当日券を持っていたので、チケット購入で並ばずにすんだのでまだ良かったのかもしれません。12/13(日)終了で最後の土曜でしたので無理もありませんが、モネ人気、すごいです。日本人はモネとルノアールとピカソが大好きだとは聞いていましたが今更ながらに思い知らされました。
印象派を代表する画家クロード・モネが 86歳で亡くなるまで手元に残していたコレクションを、息子のミシェルがマルモッタン・モネ美術館に遺贈した作品が中心で、約90点が展示されていました。「素晴らしい」のひとことです。やはり、本物は違います。迫ってくるものがあります。
はじめの「睡蓮」は3重4重に人垣が出来ていてなかなか絵の前にたどり着けませんでした。一時は「ルーブル美術館のモナリザの前」状態でした。ポーラ美術館の「睡蓮」も良かったですが、こちらも素晴らしい。
モネの子ども達の幼い頃の肖像画も素晴らしいです。我が子に対する愛情溢れるまなざしがモネにこれらの絵を描かせたと感じました。
モネが年老いて白内障にかかってからの作品は視力の衰えの影響を感じました。画家にとって視力が衰えていくことはかなり辛かったはずですが、それでも絵を描き続けたモネにその使命感を感じました。
人が多すぎていつものようにじっくりとは鑑賞出来ませんでしたが、行ってよかったです。