新型コロナウイルスについて医学部大学院教授の先生から教わってきました。
ここにきて研究がだいぶ進んできて、いろいろわかってきたとのこと。
つい最近まで新型コロナウイルスは免疫機能を暴走させて、健全な細胞まで傷つけてしまうというサイトカイン・ストーム（正式にはサイトカイン放出症候群）を起こして重症化し、死亡する、言われていました。
実は、重症化の原因はウイルスが血管内に入り込み、悪さをすることだろうとの論文が発表されました。だから、さまざまな疾患により動脈硬化がすすんだり、高齢で血管が弱っている人がウイルスに感染すると急激に重症化するとのことです。
したがって、血管が弱っていない幼児や妊婦は重症化しにくいし、４０代～５０代でも生活習慣により動脈硬化がすすんでいる方は重症化しやすい。白人はアジア人よりもともと血管が弱く、食習慣の違いもあって以前から心筋梗塞で亡くなる方が多かった。そこにきて欧米でこのウイルスが感染拡大したため、重症化する割合が高く、結果死亡率も高くなっている。
ところで、重症化する兆しですが、体温が上がるよりも先にサチュレーションが９５％以下になるとのこと。（正常値は健康な人で９６～１００％）だから、入院できずに自宅で待機されている方が重症化する兆しを知るためにはサチュレーションを計る機器があると良いのですが、品切れで今は購入できないとのこと。
以上が教わってきたことですが、喫煙など生活習慣により血管年齢が高くなっている方や他の病気で血管が弱っている方はできるだけ外出せず、徹底的に感染する機会を無くすべきだと思いました。
自らが健康であってはじめて社会に貢献できるのだから、私自身もいっそう気をつけて生活するよう決意しました。今からでもパーフェクトと言えるような生活習慣に改めていく所存です。
○○先生、いつもさまざまご教示いただき有り難うございました。心より感謝しております。
