絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

4月から年中になる男子です。「蝶結び」を教えたのですが、いくら教えても出来るようになりません。どうしたら良いでしょうか?(No.1101)

2022年03月15日 20時22分07秒 | 受験・学校

 昭和の子供達なら、運動靴はひも靴でしたから、必要に迫られて「蝶結び」を憶えました。しかし、今の時代はひも靴が減り、マジックテープ全盛時代となっているのでなおさら「蝶結び」が憶えられないようです。

 何度も御母様から教わったのに、未だに蝶結びができない自分が嫌で嫌でたまらなく、きっとお子様は蝶結びから逃げたいと思っています。そんなときに強制しても無駄です。

   お子様の心が落ち着いて(Calm down)からじっくり教えましょう。また、蝶結びを楽しんで憶えられるようにいろいろと目先を変えることも大切です。

 そこで、目先を変える一推しが「生活はじめて挑戦 できるかな?じぶんのこと・おてつだい」です。2013年2月初版ですのでご存じの方も多いとは思いますが、このドラエモンのプレ学習シリーズは私立小学校受験準備にとっても役立ちます。読み聞かせしながら親子で話すと、お子様も喜んで実行しますよ。

   

      

        

          

    私立小学校受験をするお子さまはこの本に書いてあることは4~6歳までには出来るようにしましょう。「蝶結び」や「洗濯物をたたむ」、「テーブルを拭く」、「ふきんをしぼる」など多くが私立小学校入試(巧緻性、生活常識)で出題されるからです。

 他方、受験をせずに公立小学校に進学される方は入学式までには一人で出来るようにしましょう。

 お子様が「ひとりでできるもん!」と嬉しそうに言ってきたら、めっちゃ褒めてあげて下さいね。御父母様に褒めてもらいたくてますます努力しますよ。子育てのコツは「お子様が何でも向上心をもって努力したら、すぐ褒めることです。」

日常生活で、子どもたちに最低限知っておいてほしいこと、できてほしいことをわかりやすく説明している本です。

 昭和生まれの子供達は人を頼らず、「自分のことは自分でせよ!」と両親から教わっていると思います。だから、本書に書いてあることなど、疾っくの昔に実行させているご家庭もあるかと思います。いずれにしろ「しつけ指導」や「生活指導」の「親学」として、とっても参考になるので強くお薦め致します。

  

  


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