どう考え、どう指導されていらっしゃいますか?
マジで言っていいですか?
たかが塾教師が何を偉そうに・・・・とお思いの方もいらっしゃると思いますが、
生徒達には私塾教育を通して、こんなことを伝えられたら最高です。
自分が、自分が・・・として、自分の利だけのために行動するよりも、それぞれがその道のプロとして人々のために心をこめてベストを尽くす。そういう人は商売なら大繁盛するし、教師なら「生涯の師」となるし、医者なら「赤ひげのような医師」となるし、警察官なら人々から頼りにされ、望まれます。会社員などの組織人なら出世します。人のためによかれと思ってベストを尽くした結果、そのご褒美として、自分の生活も豊かになり、幸せな人生を送れる。つまり、いわば「利他即利自」で、周囲の人々のために良かれと思い日々努力することにより、結果として自分も幸せになるのです。
人々のために尽くせるそういう素晴らしい人になるためには、まず自分磨きが必要です。目には見えませんが、人はちょっと油断するとすぐに「情けない心」=「次元の低い心境」となりがちです。だから、自分に厳しく、油断せず、自分自身を弛まぬ努力で向上させ続けることが肝要です。向上させ続けようと努力していさえすれば、退化(退行)することはありません。
つまり、自分の心と行動をあるべき姿に律し、努力し続けていけば、人々のためにお役に立てる自分となります。
この意味で「利自即利他」なのです。
まとめると、人はまず世のため人のために役立てる自分になるためにしっかり学び、自分自身を高めることが、すなわち人々に役立つことになります。そして、そういう自分が実際に世のため人のために行動し続けます。すると、そのご褒美として自分も人々から尊重され、豊かな人生を歩め、幸せになるのです。
あまり理想的なことを言い過ぎると、「井澤先生、なにか宗教でもやっているのですか?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんね。ただ、小生がこの人生で掴みつつあることを子供達への教育を通じて今後も伝えていきたいと思っているだけです。
皆様、いくつになっても至らぬ私ですが、今後ともご教示のほどよろしくお願い申し上げます。