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熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

「変化に適応しなければ生き残れない。」(No.950)

2020年06月29日 10時06分49秒 | 社会

「変化に適応しなければ生き残れない。」

  こんなことはダーウインの進化論を引用するまでもなく当たり前のことでしょう。言いたいことは進化論ではなく「適応の必要性」です。

 あのIBMも創業当時はタイプライターやパンチカード関連機器を製作販売していました。それが電子計算機の発明など技術革新にあわせて業態を絶えず変化させてきたから110年後の今も大企業として存在しているのです。

 あのGEもそうです。エジソンが創業した当時は電球と蓄音機を製作販売する会社でしたが、この130年間で常に変化に対応し続けたので航空宇宙産業まで擁する世界的大企業となったのです。

 では、国家はどうでしょうか?国も同じでしょう。いうまでもなく今の時代は一国だけではやっていけません。世界中の国々と交流し、貿易をしてはじめて存続できます。もはや「一国平和主義」など通用しない時代です。そして、周辺国家が覇権国家(軍事大国)として大きく変貌しているのに我が国だけが変化に対応しなければ生き残っていけません。変化に対応するために法律も常識も生活様式も変えていくべきものです。

 よく世間で言われてきた「軍備増強すると戦争が起きる。」―これはまるで逆です。「軍備が弱くすぐに占領できるとみれば覇権国家が侵略戦争をしかけてきます。」

 この新型コロナウイルスが世界中に感染拡大し、手薄になったとみるやいなや南シナ海で実効支配を固め、尖閣でも実効支配をしようと挑戦してきたのをみればわかります。新型コロナウイルス感染拡大でそれぞれの国の本音がわかりましたね。

 よく言われる「平和憲法があるから戦争が起きなかった。」のではなく、優秀な自衛隊が国土を防衛し、加えて世界一強力な米軍が駐留しているのでその抑止力のおかげで日本を侵略しようとしなかっただけです。

 将来軍事力のバランスが崩れ、容易に侵略できると判断すれば覇権国家は侵略してきます。だから、簡単には侵略できないと思わせるのに十分な軍備が必要です。それが抑止力です。

 なのに、なんで今どき「戦争反対、だから軍備を増強するな!」ですか?

 前半の戦争反対は昔からの万民共通の願いですから誰も反対しないでしょう。しかし、後半はまるでさかさまですよ。軍備を整えなければ「隙あれば侵略しようとしている国」を利するだけです。

どう考えても「戦争反対、だから防衛力を強化して抑止力を高めよう!」ですよ。

 ちなみに、「F35を安倍がトランプのいいなりになって爆買いした。」ともっともらしく批判する方がいますが、印象操作ですね。老朽化した機体をステルス性能のある最新型に買い換えて、国土防衛を万全とするために購入したのであり、トランプ大統領のために無駄な出費をしたわけではありません。

「あのとき新型に切り替えておけば・・・・」という後悔は会社経営なら最悪会社が倒産するだけですが、国の場合は失敗が許されません。国防の失敗=国の消滅ですから。

 「私たち普通の国民」ももっと賢くなって、こういうことを草の根から主張していきましょう。

  


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