以前東京藝術大学の受験と入学後の生活をリアルに描いた漫画(ブルーピリオド)を紹介しました。
このように自分が現実に生活している世界とは全く別の世界(いわば異世界)を漫画で体験し、理解を深めるというのが今はやりつつあるとのことです。
今回は異世界理解の一つとして「賢者の学舎 防衛医科大学校物語」をお薦め致します。
「防衛医科大学校がここ埼玉県にあり、自衛隊の医官を養成するところ。」ぐらいの知識でしたが読んでみたら、目から鱗でした。無論漫画ですからその学生生活が面白くおかしく表現されてはいますが、「医学生であり、自衛隊員でもある彼らの思い」が作品から伝わってきて、感動しました。
いい歳して漫画を読んでいるなんて話すと、「社会人失格」なんて思われるかもしれませんね。大丈夫ですよ。仕事に疲れたときに1日30分ぐらい気分転換で読むだけですから。
それに、昔と違って今は日本の「漫画」は世界的にその価値が認められています。漫画のレベルが高いことから、日本でヒットした面白いドラマや映画はその原作のほとんどが漫画という時代です。小説のかわりに漫画で人生や世間や異世界を知るというのもありだと思います。