STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

雨空では

2017-05-15 11:59:40 | CB50カフェレーサー?
初期型エンジン試運転作業が中断しているのは、天気が不順だからである。
青空整備は 時々雨や強風では作業着手できないのだ。

そんな訳で、屋内でCB50新旧キャブの観察でお茶を濁す。

左はCB50JX-1(PC07A)キャブ  右はCB50初期型キャブ 以下の写真も左右配置は同じ。

目に付く点ではフロートチャンバーの固定方法が違っている。
左の新は一般的なネジ止め、右の旧はクリップ留め。クリップ留めにし、分解清掃やジェット交換のアクセスが良い仕様になっている。ガソリンに不純物が多かった時代のなごりだろうか?

吸気側口径とインレットパイプ側口径は両キャブ間で同寸法。

違いはインレットパイプ取り付け部のフランジ角度。
スタッドボルト並びが水平なフランジがJX-1
斜めなフランジが初期型。(斜めマウントと呼ばれている)

違いはそれだけではない、スタッドボルトの間隔が2mm位新旧で違う。
フランジ角度を無視してもインレットパイプの互換性は無い。

初期型CB50エンジンには・専用インレットパイプ・キャブが必要になり、
後期CB50JX-1エンジンのインレットパイプ・キャブとの流用互換がないことは、
両方のCBで遊ぶ小生にとって、悩ましい問題。
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