なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

サワフジバカマ(キク科)多年草

2012-09-25 14:01:15 | 園芸花
 昨年、突然の病に倒れた友人は、好きだった花づくりがもう出来なくなり、借りていた畑をもとの持ち主に返すことに
なりました。畑が更地にされてしまう前に、この花の株を分けて貰いました。
どんな花が咲くのかと、開花を楽しみにしていましたところ、最近になって、フジバカマに似た薄紅紫色の花が開いて
きました。園芸種ではフジバカマとして売られていますが、正しくは、サワフジバカマであると、花の掲示板で教えて
もらいました。サワフジバカマは、フジバカマとサワヒヨドリの交配雑種です。
茎がやや赤みを帯びていること、短いですが、葉柄のあることなどが、見分けのポイントのようです。
頭花は、5個の筒状花からなる集合花で、それがいくつも集まってつきます。
筒状花から、白くて長い花柱が2本飛び出してきます。
















ヒシ(ヒシ科)一年草の水草

2012-09-24 15:10:26 | 草花
 曽根沼には、たくさんのヒシが浮かんでいます。・・といっても、水底から茎を伸ばして、葉を水面に広げているのですが。
 岸辺から、やや離れていて、はっきりとカメラで捉えることは出来ませんでしたが・・・。
ヒシの花弁は4枚です。花後は水中に沈んで、果実を形成します。2本の鋭い棘をもつ3~5cmのヒシの実は、ゆがいて
食べると、おいしいそうです。また、若い実はそのままでも食べられるそうです。













スズメウリ(ウリ科)つる性一年草

2012-09-23 15:04:17 | 草花
 曽根沼べりの葦にスズメウリが登りついていました。小さな7mmぐらいの白い花とまんまるな1cmぐらいの若草色の
実がついていました。
スズメウリは、他のウリ科の植物と同じように、まきひげを出して、絡み付いて登っていきます。
花には、雄花と雌花があり、雄花には雄しべ3本、雌花には雌しべ1本があります。
若草色の実は、熟すと灰白色になり、雀の卵と似ていることから、この名がついたといわれています。
水辺など、湿地を好む植物だということです。






















オギノツメ(キツネノマゴ科・オギノツメ属)多年草

2012-09-22 14:36:35 | 草花
 曽根沼の水際にオギノツメがたくさん生えていました。草丈は30cm~60cm、節ごとに数個の花が、茎をとり囲んで、
輪状についています。茎は、四角張っていて、鈍い稜があります。
花は薄紫の唇形花で、キツネノマゴとよく似ています。湿地の水辺を好み、根茎が地中を這い、節から芽を出して、
増えていきます。ガクの基部には、ガクと同じ長さの三角状楕円の苞葉がついています。果実は細長い唐辛子状の
朔果が出来ます。名前のいわれは、不明とのことです。
















イシミカワ(タデ科・イヌタデ属)つる性一年草

2012-09-21 14:08:01 | 草花
 日当たりのよい山裾に、木や草を覆い尽くすように這い登っているつる草がありました。葉がみな小さい三角形の
形をしていて、葉柄や茎に鋭い棘があります。この棘でひっかけて登りついていくようです。
近頃は薄緑色のミゾソバのような花がついていました。
或る方のブログで、これがイシミカワというつる草であることを知りました。
花穂は短く、枝先に丸い皿状の托葉に乗る形でつきます。タデ科ですので、花弁はなく、ガクに包まれた花は、3mm程
です。果実は房になってつき、熟してくると、ガクが藍色の肉質になって、果実をつつみます。