青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

首都圏撮り鉄事情

2017年09月11日 23時00分00秒 | 東京急行

(斜光を浴びて…@多摩川駅)

多摩川駅に進入する青ガエル編成。緩やかな斜光を浴びて。ちなみにこのポイントは東横線随一の撮影ポイントと言う事でけっこうなガキ鉄お子さまの鉄道ファンが構えておられたのだが、基本的な事なんだけど来る直前になって他人の前に走り込むのは止めて欲しい…(笑)。東横線と言う身近な存在の中で格好の「ネタ」と言う事で、中高生撮り鉄のオッカケの対象になるのも分からなくもないし、同じ被写体を追っかけているだけでこちらも同じ穴のなんとやら、なんだけどこういう雰囲気はオトナのお鉄がゲバ立ててひしめいているのとはまた違うストレスがあったりします。ちなみに15時前に下って来た青ガエルは直前割り込みのオコチャマの突き出した肘が入って大失敗(笑)。気を取り直して16時台の下りにチャレンジしたのだが、既に光線が低くなって影落ちのまだらになってしまった。

ああ、やっぱりカネ使ってでもDC野沢撮りに行けば良かったか!被写体に罪はなくとも、ファインダーを覗きながら恨み節を呟いてしまうプレ東急の日。それでも夕方の斜光線を浴びて走る姿はカッコ良かったですけどね。
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9←10の日

2017年09月10日 22時28分07秒 | 東京急行

(お陰様での90周年@白楽駅)

10月9日が東急の日だとしたら、本日9月10日は逆さにすれば9←10と言う事でプレ東急の日。と言う訳で東横線90周年を記念して青ガエルこと先代の5000系をリスペクトし緑色に塗られた東急の新5000系であります。昨日見て来ようとしたら運用に入ってなかったんで、改めて出直して来ました。ちなみによく考えたら去年も9月10日は白楽で東急を撮っていた。年単位で鉄活がルーチンワークと化しているのだとしたら結構ヤバイのかな、俺(笑)。


ってかこの週末は天気も良かったのもあるし、もし許せばルーチンワークなんてせずに中央西線の木曽あずさとか飯山線のリバイバルDC急行野沢とか、オトナの財力でビューンと一発撮りに行きたかったよ。しょせんヨメ付きコドモ付きにそうそう自己都合での遠出は出来ないんだよ。分かってはいるけれど、TLに嬉々として乱れ咲くステキなカットがシャクに障るったらないよね(笑)。


中学生くらいとお見受けするガキ鉄撮り鉄さんが群がる白楽アウトカーブで。何だこの中途半端な光線はというツッコミは上等です(笑)。このリバイバル編成、パッと見は現行の5000系をただ緑に塗っただけ、ヘッドマークを付けただけに見えてしまうんだけど、側面のコルゲートをイメージしたラインと「T.K.K」のロゴでグッとリスペクト度合いが上がる感じがします。先代の5000系と言えばモノコック構造の下膨れの顔と、車体強度を出すための側面のコルゲートが特徴でもありました。


「T.K.K」とはかつて使われていた名称である「東京急行株式会社」の略。現在は「東急電鉄」なんて柔らかい社名になってしまったけど、何となく「東京急行」という社名の方がプライド高そうで良かった。子会社は「伊豆急行」で変わらないのにね。ちなみにこのアルファベット三文字での略称を最近まで使用していたのは東急の他に「KHK(京浜急行株式会社)」「OER(小田急電鉄)」「K.T.R(京王帝都電鉄)」の三社で、かつては戦時統制によって「大東急」として一つの会社であった事の名残なんじゃないかと思っているのだが。


乗り入れ先の練馬駅にて。リバイバルカラーと言えどもアルミ車のラッピングシートによるグルグル巻きなので、なかなか色味を出すのが難しいです。停車中にじっくりと見てみましたが、左側の尾灯部分に「形式クハ5000 自重26.0瓲 定員144人」なーんて形式表記がしっかり書いてあるのも芸が細かい。個人的には先代の5000系は東急時代よりも長電や上田交通、岳南鉄道、熊本電鉄その他もろもろの地方鉄道の体質改善に寄与した功績の方が印象深いですね。今でも熊本電鉄に行った車両は動態保存で残してあるらしいし。

と言うか新5000系は緑に塗ると妙にガメラ感が出るような気がしてイカツくなりますなあ(笑)。
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Oh!ニーナ

2017年09月09日 22時43分34秒 | JR(貨物)

(みんな大好きEF66-27号機@小田栄駅)

先日石橋の俯瞰で通称「ゼロロク」ことEF66の0番台(30号機)を撮影しましたが、今度はゼロロク残機2のうちの1機である27号機が吹田から東上して来ました。東海道本線を走って羽沢から鶴見~八丁畷~東タのルートは戸塚以南ならともかく横浜近辺ではあまり撮る場所がない。今日は午前中に横浜に用事があったので、根府川辺りまでお迎えに行っても良かったんだけど交通費が勿体ないので小田栄へ。ちなみに横浜で用事を済ませた後は本当は東横線に現れたと噂の「青ガエル」ラッピングでも撮って白楽のラーメン屋で家系ラーメンでも啜る予定だったのに。今日は運用に入ってないとか東横の運用担当もずいぶんイケズな事をなさる。

EF66-27号機は、ロクロクの現役最古参機としてファンの多いカマですね。「ニーナ」なんて言われてますが自分はこの機関車のナンバーを愛称で呼ぶのがなんか気恥ずかしい。ニーナなんて沢田研二の歌じゃないんだから。カメラ持ち一人待つニーナって感じか。ちなみに「追憶(ニーナ)」は安井かずみ作詞曲らしい情感籠る名曲ですね。Ohニーナ忘れられない 許して尽くして側にいて。
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巡る季節の中で

2017年09月07日 21時07分04秒 | 小田急電鉄

(やべえ、秋だ@栢山~開成間)

お盆休みが終わり、仕事に戻って慌ただしくしていたらいつの間にか秋になっていた。季節の移ろいは早く、そして今年ももう残り3ヵ月半。人間こうして歳を取って行くのだなあという感慨しかない。やりたいことはやっておいた方がいいような世相、悔いなく毎日好きな事をして、いつ頭上に災難が降りかかろうとも泰然自若とするしかない。所詮一人の人間の出来ることなどさしてないのだから。


アキアカネ舞う黄金のステージを、LSEが滑るようにやって来る。メインレンズが全検入りしてしまったので久し振りにニーニッパの手持ち。自分の膝を三脚代わりにして、腕をプルプルしながら切り取るのでありました。
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気付けば残機2

2017年09月06日 22時34分09秒 | JR(貨物)

(残機僅かなゼロロク@石橋俯瞰)

特にあてもなく根府川辺りまでクルマを流して、米神やら石橋あたりのみかん山をウロウロしていたら、妙にいつもより構えている人間が多い。全く撮る気はなかったのだけど、興味本位で同業者の狙いを待っていたらJRでは残り2機(27号機・30号機)となったEF66の0番台・通称ゼロロクの貨物が通過して行った。この日は30号機だったみたいですが、個人的にはゼロロクと言うのはブルトレ機の人気はあっても貨物機は一枚落ちみたいな扱いされてた印象があるんだけどね。下関に集中配置されてた富士ぶさ用ゼロロクが消えたのもついこないだだと思ってたんだけど、東海道山陽筋の直流電機はほぼ桃太郎に制圧されたという現状の中で、一番割を食った形式かもしれません。
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