ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ギャンブル依存症の実態

2014-11-18 14:09:09 | エッセイ
17日昨夜クローズアップ現代「ギャンブル依存症」明らかになる病の実態、22年目を迎えますますブラウン大学卒業英語堪能国谷裕子キャスターのいつもの明快な司会で始まった。北海道立精神保健福祉センター田辺等所長の解説を交えて。

どうしておれおれ詐欺やなりすまし詐欺に騙されるのかとその心が不思議であり、私もギャンブルを続けるためにウソをつき借金を重ねても止められない依存症は意志薄弱と思っていた。わが身内にもパチンコがなかなか辞められない者がいる。昨夜もテレビを見ていて、我が家にパチンコ台持ち込めばとも思ったが・・・。

本当は「止められない」心の病・精神疾患だという認識が広まっているという。今年8月厚労省研究班はギャンブル依存症の疑いのある人の推計は536万人と発表した。映像から明らかに、健常者と依存症の3方向からの脳の写真にはその違いがはっきりしていた。抑制のきかない脳になっている。

福岡県の精神科医・作家帚木逢生さんは患者100人に行った実態調査で、投じた金額の平均1293万円にのぼり、また15%の配偶者がうつなどの精神疾患で精神科にかかったことが分かった。

家族や周囲の人々に深刻な打撃のギャンブル依存症Aさんに無心され鬼になった母親は家を売り払いマンション生活に、Aさんはせびる相手がいなくなり、同じ仲間との接触や話から、迷惑をかけていたことに気づき、働く意欲が出て更生の道へ進む映像であった。

野村進著「千年企業の大逆転」本のツボ

2014-11-18 09:05:58 | エッセイ
11/16日曜著者に聞きたい本のツボと軽快な野口アナの声、1956年東京生まれ、拓殖大英語科中退、アジアへ「フィリピン人民軍従軍記」で作家デビュー、「コリアン世界の旅」大宅ノンフィクション賞を受賞、拓殖大国際学部教授で、30年アジアを取材してきて老舗が大変少なく日本には578年創業とか、100年以上続く老舗が2万6,7千あり、世界でダントツここから何か発信出来ないかと・・・・。

→大宮ロープK.Kは2003年440億円の売り上げが2013年には16倍の7000億円にした。新撰組の縄を製造販売していたが、林業衰退でロープが売れず鹿の食害、イノシシ防御のネット、ビリビリイノシンというネーミングで売り出したところ成功、ロープからネットに転じ、卸売から物つくりに転じたのが効を制した。

→1804年創業八島工業、アスベスト除去で売り上げを伸ばした。時代に即応した仕事でも創業以来壊さない改修専門の企業である。
壊して建て替えるのでなく、減築の精神で長持ちさせる。資材の少ない国では壊して作り変える時代は終わり、求人広告に「正義の味方を望む」と出したという。

→新田ゼラチンK.Kはフイルムなどの原料ゼラチンは牛の骨から作っていたが、問題の牛でタラなどからコラーゲンなど美容に参入、愛と正義のモラルで効果発揮、インドでは38年も正義で勤め上げているという。

→1912年創業プラスチックキャップの三笠工業K.Kで、現状否定新たな物つくりへと、ブルーオープンキャップを開発した。

老舗に見られる一族での弊害、一般の人より以上に働かせるという。老舗の共通点は企業は公のもの柔軟な対応、倒産寸前でも乗り越えてきた継続の姿勢を見習うべきで、老舗企業が長続きしてきた変化変容を学ぶべきと。