ブログ仙岩

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大貫妙子サタデーエッセー

2014-11-19 12:54:09 | エッセイ
11/15(土)朝のラジオサタディーエッセィー大貫妙子さんのトークを聞いて、最後に言ったことばが印象に残った。

秋の空気の澄んだ朝、庭に出て空手の形をやると気が引き締まり、「猫のしっぽかえりの手」?番組のような生活したいが自分にはこんな時間がなかなかできない。

庭の草引きなどしていると、蝉の抜け殻が目に留まり、こんな小さな体で大きな音が出るものと不思議であった。アメリカで蝉の鳴き声がうるさいと言うが日本人にはいない。上野公園でドイツ人が蝉の声を聴いて、あの鳴く木を下さいと言ったとか、ファーブル昆虫記が大好きであった。

人は生まれて何も分からないのに、いつから興味を持つのかと、また、生物は逆境に生き死を残していく。皮膚感覚で流されて生きるのでなく、主観的に生きることである。

弱い音、強い音、低い音、高い音でハーモニーを創るように、どうかすると平等な人間社会になるが、それぞれ違う人がいて幸せになっていくものと思う。私も60を超すと死の足音が聞こえる。最後に好きな言葉に、インデオが言い残した言葉、「あなたが生まれた時周りの人は笑いあなたは泣いた。あなたが死ぬときあなたは笑って周りが人が泣く。」