ブログ仙岩

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福島弁で詩の朗読する油井さんと鈴木尚広選手

2014-11-28 09:05:26 | エッセイ
11/27福島テレビ午後6時からFTVスーパーニュースを見ていると、福島弁で詩の朗読が始まった。

3.11から外さ出らんにゃくさせたのはだんじゃい 福島の果物を食わなくなったのはだんじゃい 

りんごをみな畑さぶちなげたのはだんじゃい 百姓の魂をうばったのはだんじゃい 

天災はあきらめもつくげんちょ 人災は勘弁しらんにぞい

大地に根を張ったりんごの木だから諦めねいぞい  福島を がんばっぞい30年間は

りんごの木の叫びの朗読は福島リンゴ農家油井憲一(78)さんで、原稿用紙一杯に福島弁で書かれた詩、原発事故直後の悔しさと怒りの叫びであった。映像は色づきの良い今年のリンゴ収穫から、事故後妻と二人の作業で売り上げは半減、食べてもらえない悔しさ、わが子が痛めつけられた感じで、リンゴを置いて避難した人、諦めた人、百姓はもうだめだという人・・・ノーモア福島と。

少し早い伊達市川柳教室の忘年会の席で、詩の朗読をリクエストされ終わって、仲間は方言だから本心に迫ると、とつとつとして飾らないからあの言葉涙が出ると語っていた。

ニュースウォッチ9後のスポーツで相馬出身巨人鈴木尚広(36)選手の延長戦でフアスト強襲転がるすきに一気にセカンドからホームを突き間一髪でセーフさよならと、セカンド走塁は少し沈みながら走るコツなど特集していた。一番早く球場入り、イチロー同様一定のリズムでトレーニングをこなし並々ならぬ努力が盗塁の成功につながりこれからも続けていきたいと。