我が家のテラスの横の壁に、茶色っぽいノメイガの仲間の小さな蛾がとまっていました。とりあえず写真を撮りましたが、家庭菜園の害虫の可能性が大きいので、かわいそうですが処分しました。
後で『ポケット図鑑日本の昆虫1400①』で調べると、クロモンキノメイガのようです。
クロモンキノメイガは、多くの種類の農作物の害虫で、幼虫は、タデ科(イヌタデ)、ナデシコ科(カーネーション)、アブラナ科(ダイコン、ハクサイ、キャベツ、カリフラワー、カブ)、マメ科(ダイズ、シカクマメ、インゲンマメ、アズキ、ササゲ)、スミレ科(アオイスミレ、アリアケスミレ)、セリ科(セロリ、パセリ、ミツバ)、サクラソウ科(クリンザクラ)、ヒルガオ科(サツマイモ、アサガオ)、シソ科(ダンギク、ハッカ)、オオバコ科(キンギョソウ)、キク科(キク,マーガレット、ダリア、ヤグルマギク、レタス、マリーゴールド)など極めて多くの農作物などの葉を食べるそうです。(ウェブサイト『虫ナビ/クロモンキノメイガ』参照)
このクロモンキノメイガのとまっていた壁の下には、イタリアンパセリやスープセロリ(ともにセリ科)を植えたプランターが置いてあったので、ここで発生したのかも知れません。
《テラスの横の壁にとまっていたクロキンノメイガ 2020/11/17》
《テラスの横の壁にとまっていたクロキンノメイガ 2020/11/17》