穏やかな晴れ間が広がっていたので、犬の散歩も兼ねて、総合運動公園まで(車で10分あまり)。景色を眺めながら握り飯を食べ、食後のコーヒー(私たちの間では、ここも我が家の別荘の一つ。もちろん、一般の方にも広く開放しています)。
昼過ぎなのに斜めの陽がさすイヌシデやコナラの林のそばの遊歩道を歩いていると、「何かいるよ」と妻。キタテハが1頭、おだやかな陽を浴びていました。
キタテハは、成虫で越冬。越冬は、東京では12月から始まり、越冬個体は越冬前には比較的一定した場所に棲みつき、そこへ毎日かえってくるという習性があるそうです(『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ)』参照)。
子どもの頃から身近なチョウの一つだったキタテハですが、幼虫や蛹を見たことがありません。幼虫の食草のカナムグラはどこにでも生えているので、来年は、探してみようと思います。
ちなみに、成虫で越冬するチョウは、タテハチョウ科のキタテハ、アカタテハ、ルリタテハ、ヒオドシチョウなど、シロチョウ科のキタキチョウなど、シジミチョウ科のウラギンシジミ、ムラサキツバメなどです。
《日光浴をするキタテハ 2020/11/24》
《日光浴をするキタテハ 2020/11/24》
《富山県総合運動公園の正面にそびえる立山連峰 2020/11/24》
※ 市立図書館から11月28日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。新型コロナウィルスなどの感染を避けるため、しばらくは図書館から本は借りないようにしたので、借り出す本が一気に少なくなりました(それまでに予約してあった本は別です)。
1 『世界グルメ巡礼ー美味すぎる!-』(サラーム海上著)